第768話 燃える石と緑の大地・西表島編☆vol⑥『船浮臨時要塞マクロス』特攻艇格納庫・発電所跡・台湾沈没船ほか [廃村さーくる(島旅)]
『わきゃ・・・虫とか居ません・・・ですかぁ?^^;』
洞窟を目の前にして躊躇する夕実っちがそこに居た。
するとお兄ちゃんがニコニコしながら優しく彼女に言うのです。
『居るよ? でも大丈夫、怖くない^^』と。
居るのかよ。そしてどう考えても怖ええーし!^^;
『もしかしたら未発見の人骨なんかもあるかもだ^^ でも怖くない。フライドチキンの骨だと思い込もうね夕実ちゃん^^』
そんな大きなフライドチキンの骨があってたまるかああああ!^^;
・・・しかも例えが英霊にちょー失礼っすよお兄ちゃあ~ん^^;
『ううう・・・怖いですう・・・』と益々萎縮する彼女(そりゃそうだ。そんだけデリカシーなく煽ってりゃ・・・^^;)
ただ、ここで帰ると言わないのが夕実っちの強くなった所なのかもっす。
慣れ・・・なのか成長・・・なのか。
お兄ちゃんに振り回されるうちに強くなっていた・・・と好意的に?解釈したいと思うっす^^;
さて、私はというと・・・
虫とか超苦手なんですけどマジでw
彼女のこと言えないよ^^;
でもまあ~お兄ちゃんに露払いを頼むとして進みますかね。
第768話、私っちこと、菅原琴音視点で南の島の冒険っす^^
琉球真珠㈱西表養殖場のオジサマとお兄さんに見送られ、私達は洞窟内へと突入したっす。
パッと見、奥のほうに向うの光が見えるしそこまで長くは無さそう。
(真珠の養殖だったんすねw)
『わ・・わきゃ。この洞窟の下を這うパイプはなんでしょうか?先輩^^;』
『なんだろね?古そうだけど遺構でも無さそうかなあ^^ ここを抜けると答えがありそうな気がするし保留だね^^』
ーーー洞窟内は風が抜けるおかげか非常に涼しいっす
春だというのに汗ばむ気候だったので嬉しい私達でした^^
---10メートルくらいでしょうか?
洞窟内の海側の面に
塞がれた横坑を見つけた。
うう~ん・・・でもよく向うが見えないっす^^;
ここで例のブツ登場っす☆
『ヘッドライトォ~♪』 (キテレツ大百科の道具登場BGMでお楽しみください)
『さすがベンゾウさんだ。用意がいいな琴音^^』
いやベンゾウさん関係ないし、むしろキテレツなりよ^^;
せっかくなので向うを照らす私。
その先はーーー
『わきゃー!まだまだ先がありそうな穴ぽこですう^^;』
うん、確かにそう見えるっす。
よく見るとドン詰まりに見える先も、なんか横に穴が延びているような気がするっすねえ。
でもおかしいなあ。
この海側の面はほんとすぐ海なのに^^;
結構このトンネル内部は壕や坑が入り組んでるのかな?
横を見るとお兄ちゃんもそれを思ったのかニンマリ顔をしている。
ま、この答えは最後に出ることになるのですーーー
4~50メートルくらいっすかね?あっさりと虫に会わずに出口へと着いた私達。
出口横の海側は藪のすぐ下が海。
片や
山際沿いには、かろうじて薄っすらと藪の中に路盤?が見えた。
『ねえねえお兄ちゃん。ここからどうすんよ?マジでさ^^;』
『今回用があるのはこの藪の向うの戦跡遺構なんだよ^^
だから突貫します☆』
ですよね^^;
私と夕実っちは溜息交じりにお兄ちゃんについていくことになったのだ・・・
大した距離でもないのだけれど・・・
なんせ背丈の高い藪が行く手を阻みます。
夏場、草木が益々色濃くなる時期だったらばと想像するとゾッとするっすね^^;
ーーー距離にして10メートルくらい進んだ頃でしょうか?
なんだか真新しい建物を見つけました。
なんでもお兄ちゃんが言うには
『多分、船浮地区の発電機か何かじゃないかなココ^^ 昔はココより先にあるらしい発電所(発電機納屋)から線を引っ張って集落の電気を賄っていたそうだ^^
昔から大きくない集落だっただろうし、小規模の施設で充分事足りたんだろうね^^』
じゃあ~さっき洞窟で見たパイプはここらへんから引っ張ってきた電線?
いやいやいやそれは怖いっしょw
ビリビリしちゃうもんねw
(※ 恐らく厚鋼電線管とかじゃないかな? ビリビリはしません☆)
---さて、その近代の建物を過ぎると少し視界が開けた。
そのすぐ山肌にはーーー
なんだかとっても自然に溶け込んでないコンクリの口がぽっかり開いていたっす。
『ここは?お兄ちゃん』
『ここは・・・えーと、えとえとアレ? おかしいなあ・・・。
情報によるとこの穴の横に立て札が存在していたはずなんだけど見当たらないね^^;
うん、ここはね特攻艇格納庫跡なんだってさ^^』
特攻艇格納庫???
『かつてここ船浮ってのは船浮臨時要塞と言う、
大日本帝国陸軍が南方戦線を見据えて急造した基地だったんだよ^^(かなり要約してます。興味のある方は調べてね☆)
だから・・・特攻艇ってのは恐らく震洋って言うベニア版製小型モーターボートかもな』
ここで夕実っちも恐る恐る話しに加わってきた
『えと・・・えとえとですよ? ベニアで出来た船で何をするです・・・か?先輩』
『簡単に言うとね夕実ちゃん。爆弾抱えて敵の船に突っ込む自爆兵器なんだよ。
ここ船浮では死者がでたのかは調べてないから分からないんだけれど、
この震洋が多くの犠牲を生んだのは事実でもあるんだ。
悲しい歴史だよね』
『ううう・・・やっぱそうですか・・・』と空を仰いで嘆く夕実っち。
日本を死守するためとは言え、ベニアかあ・・・
色々考えてしまいますよね。
『ちなみに夕実ちゃん?』
『はい・・・ですう。何ですか?』
『ボク達の実家のある伊豆稲取にもここと同じような場所があるんだよ?^^』
え!?マジっすか?
『震洋(海軍)と四式肉薄攻撃艇(別称・アマガエル。陸軍)があったんじゃないかって洞穴が存在するんだ^^』
『し、知らなかったですう・・・^^;』
『知らなくても損は無い。でも知っておくのも損は決して無い地元の歴史だとも思うよ^^』
・・・そんなの全然知らなかったっすよ。
子供の頃ふつーに遊んだ海岸線。
もし今度帰郷したのなら、その景色は今までとは違ったものに見えるんだろうなあ~と思った。
---さてさて、
『せっかくだし中も覗いてみようか^^』と言うお兄ちゃんの背中にしがみつつも私達は中へと入ってみました。
鉄パイプとか散乱してるのは戦時の名残りと言うよりも、こういう遺構のお約束的な『物置代わりやゴミ置き』に使われたんでしょうね。
どうやって岩盤掘ったんだろ?
なんて思いながら先へと進むとーーーーー
コウモリ先輩の熱い洗礼!
『ぐわあああああああああ!』
『わきゃあああああああああああ!』
『ひえええええええええええっ!』とビビリまくる私達はドラクエのザッザッザ・・・と言うBGM(SE・効果音)と共に退散したっす^^;
(※ 虫より全く危害は無いコウモリさんなんだけどさあ・・・
どうも鳥と虫の中間みたいな存在に思えて不気味でねえ・・・^^;
また、コウモリさんがバサバサと騒ぎ立てる行動が怖すぎるw だから苦手です^^;)
さあ~更に奥へと向います。
お兄ちゃん曰く『一応ここを含めて“三つ”ほど軍の壕が存在する』らしい・・・
もうすぐ傍に二個目発見^^;
先ほどの特攻艇格納庫よりも幾らか小規模かな?
ここも嫌々お兄ちゃんの後に続くのだ・・・。
『わきゃ? ・・・奥行きも狭いしここは何だったのでしょうか先輩^^;』と夕実っち。
『発電所跡らしいよ^^ 発電所と言っても重油か軽油での小規模発電だったんじゃないかな^^』
とりあえず良かったのはここにはコウモリ先輩が居なかったことっすねw
そして最後の?軍の遺構を見に行ったわけですがーーー
見るからに路盤あり^^
海側には石積み?
そして最後の穴ぽこへ到着。
『お兄ちゃんココは???』
『弾薬庫跡だそうだ。じゃあ~ココも奥まで見てこよう^^』
重要度のせいなんでしょうか?
それとも海から一番遠いから?
ここがいっちゃん小さい遺構でしたっすね^^;
ではさっそくいざ推して参ります!
意外と奥深くてビックリ。
でもコウモリ先輩達の襲来で腰を抜かして退散です(こえーよ!)
ちなみにこの先も薄っすらと路盤が感じ取れたらしいのですが(お兄ちゃん曰く、二手に?)
藪の深さに挫折です。いやむしろありがとうございます藪!
どこにでもあるカニ穴を見つつも私達は引き返すんですが、
お兄ちゃんが立ち止まって向うを指差すのです。
『なあ琴音^^』
『ん?なんすか?』
『軍の壕の前の地形って何か不自然な気がしないか?』
ええ~・・・パッと見、まったくわかんないんだけどお^^;
せいぜい、なんとな~く海のほうに窪んでるような気がするくらいかな???
『よーく見てみてよ。
よく見ると海へ向う路盤らしき道とも感じられるとこだよココは。左右も石積みが草木に隠れているしさあ^^』
ええ!?そうなの?
なんか自然に出来た地形じゃないの?ここ^^;
私と夕実っちにはさっぱり意味不でしたが・・・
ーーーさて、
先ほどの真珠の養殖場横のトンネルまで戻って来ました。
後はトンネル潜って桟橋へと帰るのみです。
時間を見やると朝10時台の船まで40分くらい残していましたっす。
ほとんど船浮集落を見て周ったし、10時台の船で帰ることで皆の意見が一致っす^^
(じゃないと、次は午後1時近くの船まで無い)
でも40分も集落でまったりもツマラナイってことになり、
トンネル横の藪から浜辺に降りてお散歩することになったっす^^
夕実っちも『お散歩くらいなら・・・』と了承。
降りた先は石がゴロゴロする浜辺。
海は綺麗だけれど、砂浜を期待していたのでちょっとガッカリw
ただ、普通の石がゴロゴロじゃ無かったんです!
いたるところに煉瓦片!
私、大歓喜☆
見れば煉瓦単体ではなくモルタルでくっついた煉瓦の塊たちがゴロゴロ。
これは煉瓦塀か煉瓦の建物があったはず。
『ねえねえお兄ちゃん!この煉瓦たちって何かな?戦争遺構かな?ワクワクが止まらないんすけどっ!^^』
『なんだろこの煉瓦。船浮はまだまだ存在したはずなのに見つかってないものも多いらしいんだ。
また資料もそれ程多くないし残ってない。
もしかしたら煉瓦の構築物なんかもあったのかもね^^』
そこに水を差す?夕実っち
『ねえねえ琴音っちい^^ この煉瓦ちゃんが漂着しただけかもよ?』と。
煉瓦が漂着?
うーん・・・その線は非常に薄い気がするんすけど^^;
そもそも煉瓦は水に浮かない。
そして仮に漂着だとしても
この煉瓦以外にゴミも漂着しててもおかしくないのにゴミなどひとつも無いのです。
(ゴミが一個も無い浜辺って考えるとやっぱここは綺麗だよね^^)
『お、おにいちゅあーーん!こ、これって刻印かな?かな?』
『刻印にしちゃおかしいな。凹に掘り込まれてるならともかく、凸に出っ張ってるのはありえないし^^;
煉瓦に見えるけど壷とか瓦の装飾じゃないのかソレ^^;』
ああ~ん・・・ちがうのか~^^;
ちょっと残念。でも、ここに人が居て人が何かを成していた証拠には違いないよね♪
うぎゃあああああああっ!
たまに裏返した煉瓦の下に海生生物のお出ましにビビる私と夕実っち^^;
海育ちっていうか磯でさんざん子供の頃遊んでいたのに、大人になるにつれ苦手になっていく気がするっすねえ・・・^^;
---ここでお兄ちゃんが大きな声をあげる。
『おい琴音!夕実ちゃん!ちょっと来て来て!』と。
何か煉瓦の刻印でも見つけてくれたのかな、うひょひょ♪と嬉しそうに近づいたら違った。
『えっと・・・レール?お兄ちゃん^^』
『うん。しかもこの浜辺に埋もれたレールの先を見てご覧よ^^』と促がされた私達は藪の方を見た。
『わきゃ? レールが藪から突き出てるですう^^』
『だよね^^ しかもこの藪の向うは先ほど見た特攻艇格納庫前の不自然なくぼみだ。
恐らくこのレールの上を滑らせて特攻艇を海まで運んだんじゃないかな^^』
えっと、それって凄い発見じゃないの?^^;
見ればすっかりボロボロ。ちょっと触っただけでも折れそうなくらい経年劣化と潮でやられたっぽい(少し折れましたゴメンなさい^^;)
『1940年に船浮臨時要塞は着工されたから・・・かれこれ70年は経ってるんだよな。
残ってることにも驚きだし自然の力にも驚きだよ^^』とお兄ちゃん。
ほんとそうだよね・・・^^;
さてこの周囲には探すと結構痕跡が残っていましたっす^^
石積みと、
多分、昔の桟橋跡が^^
さあここで一旦おさらいっす。
どうも位置関係がわからにゃいって方の為に絵を描きましたのでどぞ(メタ発言)
結構な時間を過ごしたと思いきや、実はものの十数分。
まだまだ高速艇乗り場まで猶予があるってことでこのまま探検続行ってことになりましたっす。
と言うのもーーー
結構潮が引いて向うまで歩けるようになったからっす(画面の部分は元々なので勘違いしないで下さい)
藪が海まで突き出ていて向うまで歩けなかったところが急に行ける様になったからなんです^^
偶然とは言えナイスタイミングの時に船浮に来たようですな!
開けた砂浜のヘリには鉄のカゴみたいなものが。
『何コレお兄ちゃん?^^』
『たぶん、貝やらの養殖に使われていたかごなんじゃないのかな^^
そうだとしても結構経ってるよなコレ』
チョップすると簡単に折れそうなくらい錆でボロボロ(チョップしてないよ!)
後で養殖場のオジサマに会えたなら聞いてみようっす^^
潮が満ちているとこの先には進めないのを濡れた磯が教えてくれる。
さあ滅多に来れない船浮の向こう側へレッツパーリィーっす☆
この辺りに来ると夕実っちも興奮を隠せないでいた。
『わきゃー☆ドキドキするですね!^^』
海に突き出た突端を抜けるとーーー
(※よくよくこの写真見ると壁が焼けてるなあ)
焦げた鉄塊?が散らばっていました。
『わきゃ?な、なんですかね先輩』
『なんだろなコレ^^; 錆びもあるけど焦げてもいるな。人工物には間違いないと思うけど・・・』
ここでキャンプをしたってのは不自然だしなんだろねコレ。
(ここは海に浸かります)
そして私達をもっと驚かせたのはこの先だったっす。
『せ、先輩先輩!なんかエンジンっぽいのがあるですよっ!』
見れば砂浜には似つかわしくない鉄の大きな塊が横たわってたのです。
『これも戦跡遺構かな?お兄ちゃん!』
『うーん・・・・ムムム・・・わからないよ~^^; でも相当古そうだなこれは!』
『お兄ちゃんお兄ちゃん! “kubota” って読むのかなコレ^^』
『うーん・・・クボタってあのクボタか? こんなロゴだったかなあ・・・^^;
焼玉エンジンぽいけれどどうなんだろ???』
結局エンジンの知識皆無な私たちでは結論なんて出なかった。
よし、これもオジサマに聞いてみようw
そしてそして海側を見てもっとビックリ!
見るからに何かの残骸が海に突き出ていたのであります!
『うは!なにあれお兄ちゃん!船の残骸???』
『わきゃー!もしかしたら潜水艦かもですう~♪』
その向こう側にも鉄の塊みたいなのが。
『少なくとも潜水艦じゃないな^^ さっきのエンジンがこの船っぽい残骸のモノだとしたら・・・
そこまでは大きな船じゃなさそうだね^^』
なんだーちょっとがっかりっすw
てっきり世紀の発見かと思ったのにいw
『さあ、そろそろ戻り始めないと船に間に合わなくなるから退散しよう^^
ボク的には12時50分の船にして、じっくりこの先も歩いてみたいけれど・・・潮が満ちてきたら帰れなくなっちゃうしなw』
それはさすがに嫌っすね^^;
---ということで、
私達は戻る事にしたのです^^
さあ~トンネル出口までまたもや到着。
ここでお兄ちゃんがふと気づく。
『こんだけ潮が引いてれば、船から見えた山肌の小さな洞窟のとこにも行けそうじゃね?^^』と。
そういえばそんなとこがあったね。
『いやもういいよー^^; 時間もあんまりないしさあ~』とお断わりするのだが・・・
『オレだけ行ってくるから先に桟橋まで行っててよ^^』なんて言うもんだから、仕方が無くついていくことにしましたっす^^;
位置的には丁度トンネルと平行した海沿いです。
向うには帰りの船が来ちゃってるよ!お兄ちゃん^^;
船からも見える海側の小さな洞窟の前まで到着。
さすがに中に入るのは危険だからってことで皆で入り口から中を覗くだけにしたっす^^;
中はすぐにカーブを描いて折れている。
お兄ちゃん曰く『トンネルと平行するように小さな横坑があるっぽいな^^』だそう。
かつては防空壕や坑内移動として使用されたらしい。
もうちょっとだけ奥を見てみると向うに薄明かりが見えた。
と言う事はトンネル出口方面(特攻艇がある方)にも出口がありそうだけどそんなのあったかなあ?
ここでふと夕実ちゃんがツンツンと私のお尻を突いて来る。
『どうしたの夕実っち^^;』
『あ、あ、あ、アソコ・・・』と震えながら洞窟の向うを指す夕実っちに今一度私とお兄ちゃんは振り返った。
するとそこには・・・
ぎゃああああああああああああああああああああああああ!
コウモリ先輩がいっぱいいりゅうううううううううううううううう^^;
害は無いけどやっぱりコウモリ先輩は苦手です^^;
しかもあんな狭いとこで飛び回られたらパニックで倒れちゃうよw
ちなみに~
反対側にも抜け穴がありましたが、登らないといけないしトゲトゲしてたしコウモリ先輩がうじゃってるのでやめときましたw
トンネルを潜って無事に養殖場まで帰ってくると、先ほどのオジサマとお兄様が作業されていたので聞いてみることにしたYO☆
『中々見ごたえのあるところでした^^ 潮が引いていたので散歩がてら歩いてたら船の残骸みたいなのがあったんですが、あれは何なのか分かりますか?』
『ええ!? あんなとこまで行ってきたのかい^^;結構歩かれたんだねあんたたちw
あれはかなり古い漁船だよ^^
昔、台風を避けてやってきた台湾漁船の残骸なんだよお姉さん^^』
やっぱり漁船か。しかも台湾の^^;
『あとですね、向うに煉瓦・・・』
『琴音!もう船が出ちゃうぞ!』と言うお兄ちゃんの声に遮られる。
どうやらほんとにほんとに時間が無いみたい^^;
私達は『お世話になりました^^ありがとうございます!』と言ってから桟橋へと駆け出した。
帰りは私達3人の貸切状態。
せっかくですし、デッキ席から船浮を見送ることにしたっす。
綺麗な港にのんびりとした時間の流れる集落『船浮』
戦争の痕跡があるだなんてとても思えない素敵な場所だった。
『今度は泊りがけでここに来たいな^^ 夏場にシュノーケル持って訪れれば、もっと海岸線探索できるかもしれないしな^^』
『あ、いいね~それ^^』
『わきゃ?でも宿泊するとこあるですか?船浮は^^?』
『あるよ~^^ その頃にはボクも社会人だけれど休みとれっかなw』
『『絶対取ってください☆』』
私達はいつかの再訪を誓って陸の孤島・船浮を後にした。
ここまで読んでくださりありがとうございました^^
相変わらずなげーな記事がw
だってだってしょーがないじゃん。更新頻度が低いオイラが西表島編をぶつ切りで記事書いてたら全部で20記事くらいになっちゃうよw
3~5日分をまとめて記事にしてるって思えばいいってことっすね(おもわねーよw)
さていかがだったでしょうか陸の孤島『船浮』
そこに残る『過去』が嘘だったかのように綺麗な自然に囲まれた場所ですよ^^
みんなに行ってもらいたい気もするが、そっとしておくのもいいのかなあ~とも思ってしまいますね。
結局、文中にあるように琴音ちゃんは煉瓦の欠片は何だったのか聞けなかったわけ?
時間が無くってねえ・・・それだけが本当に悔やまれるよ^^;
もしかしたらオジサマは知っていたかもしれないしな^^;
さて、次回は二分割にするかまとめて書くか悩むんだが、石垣島での物語です^^
ボクはそこで最高のオジイチャンに出会うことになる。
ではではまた今度お会いいたしましょうず^^
ばいちゃー!
記事は会社からの帰りにジックリと読ませてもらうつもりですが、取り急ぎ、馬連&3連複ゲット、おまでとうございます! 羨ましスギ
by 唐津っ子 (2015-04-15 06:33)
通勤電車の中でコメントを書いていたら、
「おまでとう」になってました(汗)
改めて、おめでとうございます!
by 唐津っ子 (2015-04-15 06:36)
おはようございます。
震洋隊・・・若者多く訓練中の事後で亡くなった方多いと聞いてます。
忙しくて大変ですね・・・。
by YUTAじい (2015-04-15 06:58)
沖縄・・・あちこちに戦跡がありますが、ここは知りませんでした。
蝙蝠・・・大丈夫、正義の味方バットマンだと思えば(^^)/
by 駅員3 (2015-04-15 07:27)
拙ブログへのコメントありがとうございます。
通勤で電車に乗ってる時間は25分でブログ訪問
してますが、ちょいのりさんの記事1本で着駅しました(笑)
by johncomeback (2015-04-15 07:29)
おはようございます。洞窟に進むのには勇気が要りますね。ドラクエのSEが頭の中で流れました。^^;
by ソニックマイヅル (2015-04-15 08:22)
一気読み*^^
気になりますねぇkubotaロゴ
それにしても...洞窟探検!気をつけてくださいね〜
by orange (2015-04-15 08:23)
うっわ~蝙蝠Σ(・ω・ノ)ノ!
ちょいさん
夢見ちゃわない?
でも、面白かったよ♬
by まこ (2015-04-15 09:58)
見所満載な場所ですね。私もおもわずわくわくしました。
by みぃにゃん (2015-04-15 11:12)
むむむ・・・ッ!まさに冒険、スリル満点、ワクワクドキドキでした。(^_^ゞ
それにしても立入り禁止じゃなく、入っていけるって凄いです。
戦後70年、まだまだ痕跡が残っているのも凄いことですね。
by 路渡カッパ (2015-04-15 11:33)
今回もびっくりする写真が満載で楽しめました^^
日本でも探せばリアルな戦争の痕跡がまだまだあるのかもしれませんね。
うーん勉強になりました。
by ワンモア (2015-04-15 11:51)
コウモリ やっぱり怖いですよね。
害はなくても匂いがありそうですし。
ケガしない方向で 探検してくださいね。
by サンダーソニア (2015-04-15 12:14)
なかなか見ごたえのある場所ですね!
確かに蝙蝠は…
まぁ、ぶつかってくることは無いハズなのですが、
やはり恐怖には負けますよね。
by まめ (2015-04-15 12:33)
カゼノコこどもの日のかしわ記念に登録中ですが、補欠だすあな。
たぶん出走可能と思われますが、マイル戦が得意とも思えず・・
因みに海外進出成功したふなっしーは今年も来るのかな?
by 太陽の玉子 (2015-04-15 13:09)
こんにちは。
西表島にこんな洞窟や戦跡があるとは知りませんでした。身を挺して撮ってきたこの写真は貴重ですね。
by sig (2015-04-15 14:36)
こんな綺麗な小さい島なのに戦跡遺構がこんなにあるなんて。。。
コウモリ、夕方川沿いをランニングしてると飛びまくってます^^
遠くで飛んでるのは平気ですが、近寄られるとやっぱり「ひぇ~」ってなっちゃいます^^;
by ニッキー (2015-04-15 15:52)
子供の頃、夕方に虫を追いかけて低空飛行をする
蝙蝠をほうきで叩き落としたことを思い増しましたよ
大阪市内です、今は蝙蝠を見かけませんね
洞窟はゾンビが出てきそうで不気味だね!!
by koh925 (2015-04-15 17:26)
お疲れ様!沢山の洞窟を見られたんですね!
西表島にも戦争遺構…考えさせられますね。
ちなみに、知りたくない情報かもしれませんが、
実はコウモリは、エボラ出血熱や狂犬病などの
恐ろしい感染症を媒介する結構危ない生物です(恐)
西表島から帰ってきて、高熱とか出ませんでしたか?
by 唐津っ子 (2015-04-15 20:28)
↑唐津っ子さんのおっしゃるとおり…コウモリで一番怖いのは病気…(((゜Д゜;)))
…あと排泄物からの悪臭…(・囚・;)
by 下総弾正くま (2015-04-15 21:40)
耳元でドラクエ音がしましたよ^^
エンジンがすっごく気になります。
by みずき (2015-04-15 23:39)
おはようございます。
何か体が・・・軽くなった気がします。
by YUTAじい (2015-04-16 06:41)
おはようございます、コメント有難うございました。
洞窟探検・・・わくわくしますね!
中学生の頃、よく防空壕探検していました
まだまだ、たくさん残っているんですね(^○^)
by tarou (2015-04-16 09:22)
すごいですね。
本当に歴史がそこにあるという感じです。
鉄道まであって・・・すごいです。
クリへのコメントをありがとうございました。
たくさん共感していただき、暖かく接していただけて本当にありがとうございます。
心の優しさが溢れてくるコメントにただ、ありがたく、うれしかったです。ありがとうございます。
by isoshijimi (2015-04-16 12:10)
よく洞窟へ入ってゆけますね、蝙蝠でなくても蛇なども怖いです。
by 馬爺 (2015-04-16 18:37)
洞窟には蝙蝠ですねぇ
昔、夕刻になると家の中に蝙蝠がよく迷い込んで来ました
最近は全く見かけないなぁ
by さる1号 (2015-04-16 22:36)
船浮にも、こんな戦争遺構があったんですね。
東郷平八郎上陸の地、というのはそういうコトでしたか。
行くのに不便なところだから、そのまま残っている
んでしょうね。
by sakamono (2015-04-17 23:52)
怖がりな僕はこんなトコ行けないっす^^;
あられちゃんが一緒なら大丈夫かもw
ばいちゃ!!
by DEBDYLAN (2015-04-18 00:47)
おはようございます。
ジャンプ・サンデー・マガジンのコンビニ発送用袋掛け・・・70代が多いので楽しくやってます。
体も慣れて・・・まあ楽?なのかな、お小遣い稼ぎ程度(笑)。
by YUTAじい (2015-04-18 05:46)
BBQで会いましょう♬(^w^)
いや~マジでブログするヒマというか
気分的余裕がないんですわ(涙)
しばらく書きなぐり記事を続けます☆
どっか近場でいいから旅に行きたい(涙)
by 獏 (2015-04-18 07:30)
やっと追い付いた(^_^;)))
ただいま復帰に向けて、訪問中でございます。
10年くらい前かなぁ~夏のよるに寝ているとなにやら大きな蛾の様なものが部屋の中を飛び回っておりまして・・・
私は蛾が大の苦手、で、虫とりあみでなんとか捕獲、電気をつけて見て見ると、なんと小さなコウモリ(@ ̄□ ̄@;)!!
でも、羽があることを除き当時飼っていたハムスターとそっくり!
目を覚ました子供が「飼おうよ!」で、翌日調べると1日に100匹以上の生きた昆虫を食料とするということ・・・諦めました。
by suzuran6 (2015-04-18 17:53)
おはようございます!
いつもありがとうございます、ちょいさんみたいに
旅に出られる事を夢見て頑張っていますが・・・
いつになる事やら・・・先ず足を鍛えないと
どこにも行けません・・・トホホ。
by Hide (2015-04-19 01:47)
洞窟だらけですね。鉄さびを発見したら戦車の残骸かと思ってしまいそう。ところで西表島にはハブはいなかったんでしたっけ。
by sig (2015-04-19 10:47)
おはようございます!
まだ何とか頑張っていますが飲み過ぎた様です!
まだ1時半では早いのですが、ちょいと横にならせて
頂きます・・・・今日もありがとうございました。
by Hide (2015-04-20 01:32)
おはようございます。
付いて行ったのか付いて来たのか・・・微妙です(笑)。
by YUTAじい (2015-04-20 08:31)
凄い洞窟ばかりですね。
でも私一人ではこういう所には行けません(^_^;)
レポしてくださってありがとうございます。
戦跡と思うとまた感慨深いものもあります。
またそのまま残っているということが大切なんですね
by 美美 (2015-04-20 18:39)
舟浮には何度か行っているのですが、あんな戦跡があたとは... 今度、探検してみます。
それにしても、ハブがいるのにガッツありますね... すごい!
by 島酔潜人 (2015-04-22 21:03)