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第829話 廃墟・島旅・煉瓦の聖域(サンクチュアリ)へ!佐賀県有田町編☆①『釉薬廃耐火煉瓦の塀トンバイと煉瓦の煙突群にようこそ♪』早岐駅の煉瓦給水塔&有田の煉瓦煙突群・トンバイ塀ほか [廃村さーくる2(煉瓦遺構編)]

『ヘックチッ!☆ ういいい・・・・

 わきゃ!? 私の隣で起き出した琴音っちが、くしゃみを一発ぶっ放すのですう。

 普段は男勝りな彼女の口調だけれども、

 彼女のくしゃみは昔から意外と可愛らしい。

『やべえっす・・・。なんか寒いんだけど^^;喉も少しイガイガするっす・・・』

 えええっ!? それって風邪じゃないの?Σ(゚д゚ll)

 

『いつから?』

『う~ん・・・実はっすね・・・昨日の弓張岳の帰り道からなんすよ夕実っち^^;』

 なんともまあ・・・ぜんぜんそんなそぶり感じなかったのに^^;

『今日は大事をとって留守番するですか?』と試しに聞くと

『有田焼の町に煉瓦がいっぱいってお兄ちゃんに聞かされて我慢なんてできないよー^^;』とやっぱり突っぱねる彼女だった。

 思えば広島旅行の最終日も風邪を押して出向いてたよね・・・彼女^^;

 まあでもしょうがないかも。

 旅は人との出会いだけじゃなく全てが一期一会

 自然も景観も食事もいつ再び会えるかわからないこそ休んでなんていられないって彼女のハートも分からないでもないですう。

 ましてや煉瓦が絡んでくるみたいだしねw

 ーーー結局、

 菅原先輩との協議の末『無理はしない。具合悪そうなら速攻で佐世保に帰るからな!』と言う条件付で琴音っちは外出許可を得たのですう。

 第829話。長崎県から少し越県して佐賀県編☆

 私こと石廊崎夕実視点で有田焼の町を闊歩するですよ~^^

第829話・夕実ちゃん・佐賀県有田町・トンバイ壁2.jpg

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『琴音!とりあえず薬とこれを飲め!』と、菅原先輩が琴音っちにコーンポタージュ缶を渡していました。

『う、うん。あんがとお兄ちゃん』

 普段はいがみ合うこともある菅原兄妹だけれども、やっぱりこう言う時は家族だし兄妹なんですね^^

 ちょっと羨ましいですう(割とガチで)

 

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 さて、何度目でしょうか。

 まだ佐世保三日目だというのにまたこの早岐の駅に到着ですう。

 何せこの駅は佐賀県南部・長崎方面への分岐駅でもあるので通らないことはまず無いから。

 

 で、普通に佐賀方面へと乗り換えるかと思いきや

『乗換えまで20分あるし、この早岐駅の目の前に煉瓦の遺構があるから一旦下車しようぜ^^』という先輩の御達しで、

 私たちはこの早岐駅で下車することになったのですう。

 

 え?駅名はなんて読むかってですか?

 早岐と書いて『はいき』ですう(*´д`*)

 

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『オウ!降りたら本当に目の前に煉瓦デースw』

 リンダが向うを指差すそこには随分と異質な物体がドーン!と佇んでいたのです。

 近年、綺麗になった(再開発)早岐駅東口広場で実に浮いた存在にも見えるそれに私たちは近づくことにしたのですう。

 

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『なんか凄いのあるw 何コレお兄ちゃんw』

『元々この早岐の駅は明治から続く長崎北部の路線の重要な要衝だったんだ^^

 車両基地(機関区)としての重要な役割もあったし、そして今現在も長崎の路線の要でもある。

 これは明治30年(1897年)開業時から残る機関区の給水塔なんだ^^』

 

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 見上げたそれはとても大きいですう。

 

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 特に遮るものもないので早速みんなで中を見物することに^^

 

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 中にあるのは隣の事務所の自転車たちと、さび付いた鉄製の給水栓のハンドル?でしょうか^^

 先輩曰く『今はポッカリ空が見えるけれど、昔はこの上に何かしらの建物(スペース)があったんじゃないかな^^』とのこと。

 

 ---さて

 そこまで見るものも無いこの煉瓦の建物だけれども、

 やっぱり琴音っちは違うよう。

 どうやら煉瓦刻印探しが始まったようです(いつもの^^;)

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 壁面や

 

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 三重巻きの煉瓦の入り口部位

 

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 上部の窓らしき部位なんかも探してましたよ(風邪を忘れて^^;)

 

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 でも結局、刻印は見受けられなかったようですう。

 

 先輩曰く『刻印が見れそうな部位は全く無い完璧な存在だなw

 でももし刻印が見れたなら長崎の煉瓦の歴史を紐解ける存在なんだけどなあ~』だそう。

 なんでもここ早岐という地方は、かつて煉瓦の産地でもあったとのこと。

 ここで造られた煉瓦は教会群の一部や長崎市内の煉瓦構造物にも使われていた可能性が非常に大きいんだって。

 でも刻印が見れるとしたら、ここが壊される時だろうとも先輩は言っていましたです。

『それなら無理に煉瓦の出所なんてわかんない方がいいよー^^』と琴音っちが呟いた。

 そうですよね。せっかく100年を越えてここまで残ってきた遺構。

 このままでいいと私も思いましたです^^

 

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 さて時間も時間なので駅のホームに戻ってきた私たち。

 真新しいホームの先には、かつての木造駅舎だったころの名残りなんかも(先輩の知識の受け売りですう)

 

 ここで二日目も東横インの朝食サービスを蹴ってまで早出してきた私達。お腹もグウ・・・ですので売店でおにぎりを買いましたよ^^

 

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 一個のおにぎりに色々おかずが詰まったサンドおむすびを購入ですう(*´д`*)

 そして飲み物も必要ですよね?

 

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 朝からお酒です(*´д`*)

 昔は『ええ・・・朝から飲むのですかあ?^^;』と躊躇していた私でしたが、もう慣れましたw

 旅の恥はかき捨てですね(*´д`*)

 

 ーーー電車に揺られること14~5分

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 有田駅に到着ですう^^

『めっちゃ近いなお兄ちゃんw』

 それ私も思ったw

『まあ~佐賀県つったって佐世保市の隣だからなあw ん?むしろ遠いほうが良かった?』

 いやいやいや。近くてオッケーですう^^;

 実は昨日の夜から遠いんだろうなと身構えていたら近すぎて拍子抜けしたくらいですう^^;

 

 さて先輩曰く『ここから隣の上有田駅まで歩こう^^ 有田の街並みを巡るにはベストだと思うからね☆』とのこと。

 ひと駅くらい歩くくらいはもう慣れてる私達。

 だからその案には誰も異を唱えることは無かったのですが・・・

 まさかひと駅はひと駅でもああなるとは・・・

 この時の私達はまだ誰も知らないのでありまする・・・。

 

 ではさっそく有田の町をぶらりお散歩開始です(*´д`*)

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 道を外れるとイキナリ煉瓦の壁が!

 当然琴音っちがスルー出来る分けも無く刻印探し開始^^;

 でもいきなりのカンフル剤でしょうか。

 風邪気味の彼女も元気出てきましたよ(結局刻印無くて風邪がぶり返してましたがw)

 

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 煉瓦の煙突がポツリ。

 これだけでも普段とは見慣れぬ風景でワクワクしたのですが、先輩曰く

『まだだ夕実ちゃん。あんなもんじゃない。有田駅の近くよりもう少し先に行ったところに・・・ああこれ以上はナイショだw』だそう。

 あーんイジワル^^;

 この先にもっとワクワクする景色があるってことだけは分かったw

 

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 佐世保線を横切りメインストリートの県道281号線を進む私達の目の前には、

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 赤煉瓦の壁や建物がチラホラと出迎えてくれましたです^^

 そしてその辺りから街並みが一変。

 

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 煉瓦の煙突群が顔を見せ始めるのでした^^

『うひょー(*´д`*) もっと近くで見たいっすハアハア・・・(*´д`*)』と言うハアハアしてる琴音っちのおねだりにより、県道から逸れて近くまで行くことに。

 

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『うは!なんだかよくわからにゃい煉瓦積みっすw でも萌え(*´д`*)』と、悦な琴音先生w

 見れば煉瓦の短い部位と長い部位の段々の積み上げ。

 一見、フランドル積み(フランス積み)にも見えるけれど煉瓦の大きさが不揃いすぎてハチャメチャでしたですうw(私も最近なんとなくは煉瓦の積み方が分かってきたのですエッヘン!)

 

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 その煙突群の直ぐ傍には岩谷川内第一橋梁という煉瓦積みの橋梁もありましたです^^

 街並みだけなら佐世保市よりも煉瓦煉瓦な町かもしれませんね有田町^^

 

 そして忘れてはならないのが有田といえば焼き物です^^

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 川の中には捨てられた陶磁器がワンサカでびっくりですう^^;

(今は分かりませんが、昔は焼き損じた焼き物を川に捨てていたこともあったようです^^)

 

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 さあ~その後もいつのまにか先頭を行く琴音っちに付いて行きつつ町を闊歩しますです。

 

 そしてお店の軒先で琴音っちが、ハタっと立ち止まった。

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『どうした琴音?犬のウンチでもあったか?』と、随分と残念な声を掛ける先輩に・・・

『ウンチじゃねーし!ここに煉瓦刻印ありゅう(*´д`*)』と琴音っちが下を指差すのです。

 見ればアララ

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 軒先に並べられた煉瓦の1つに煉瓦の刻印が!

『これって・・・赤煉瓦じゃないですよね先輩(自慢げに)』

『お!夕実ちゃんもだいぶ煉瓦に詳しくなってきたね^^ そう。これは赤煉瓦じゃなく耐火煉瓦(白煉瓦)だね^^

 薄っすらとここにSK34って言う耐火度を表す刻印が刻まれているし^^』

 えへへほめられちゃった(*´д`*)

(ちなみにSK34は1300℃ちょっとまで耐えられますよ~って値です^^ 中にはSK40・1600℃以上まで耐えうる煉瓦も存在します)

 

『これで一日一煉瓦刻印連続達成っす(*´д`*)』と喜ぶ琴音っち。

『でも耐火煉瓦刻印ってそこまで珍しくないしノーカンじゃないか?』と先輩につっこまれて

『刻印は刻印じゃ!』とレバーブローを先輩のわき腹にすかさずブチかます琴音っちがいた(先輩かわいそす・・・^^;)

(耐火煉瓦は廃溶鉱炉などから産出されてイマドキのガーデニングにアンティークレンガとして結構出回ってたりもするのです。

 わりかし人気でもありますw

 だから一部を除いてそこまで珍しくは無いかなあ)

 

 そんなこんなで思わぬ発見しつつも先に行きますよ~^^

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 郵便局の近くに来た所でリンダが建物の脇を指差したんです。

『ワッツ!? なにかレンガの塀がありますデース^^』と。

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 見れば確かに煉瓦っぽい塀があったとですう。

 

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 更に見渡せば郵便局を囲むようにヘンテコな煉瓦の塀?

『わきゃ?これは一体なんでしょうかです^^;』と先輩に聞くと

『これはトンバイ塀ってやつだね^^ この有田町に江戸期からあるらしい特徴的な土塀だそうだ^^

 まあこれは近年にそれを模したやつかもだけど。

 じゃあ~そのちょっと先に行こう』

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 先輩に促がされてやってきたのは法元寺。

 そこにはかつてこのお寺が『良い焼き物が焼けますように』と祈祷することから始まったお寺さんと書かれていたです。

 それを指差しつつ先輩が改めて説明をしてくれました^^

 

『ここ有田町は言わずと知れた焼き物の郷だよね^^ 昔は窯で陶器を焼くのも一発勝負だったんだ。

 温度計なんて存在しない。熟練の腕がものを言う生粋の職工の世界だったわけだ。

 三度失敗すれば窯が潰れることをふがまと言って恐れもした。

 昔は出来が良かろうが不出来であろうが一回ごとに掻き壊していた窯。

 だからといって簡単に窯場なんて作れない。職人にとって一生を左右する大事なことだし物だったわけ。

 だからこそ神にも仏にも祈る。すがりたいのは分かるよね^^

 そこで建てられたのがこのお寺さんの発祥らしい。

 

 そして先ほどのトンバイ塀も説明しようかな^^

 アレは焼き物を焼く窯の内側に据えられた耐火煉瓦の廃材を利用した塀なんだよ^^

 艶々してたり色々な色してただろ?

 窯焼きの際に釉薬が飛びついた煉瓦を使用したから色とりどりの色彩なんだ^^

 今はほとんど当時のトンバイ塀を模したものなんだけれど(街並み保存の一貫です)

 昔は土や草や廃煉瓦で造られた土塀だったんだろうな^^』

 ほえ~この有田特有の土塀『トンバイ塀』とその焼き物の郷の歴史。面白いですね^^

 説明されなきゃ『へ~変な壁があるです』で終ってたかもw

 ここで煉瓦と言うのに大きな反応もない琴音っちに違和感。

 でも顔色を見れば『フヒヒヒヒ・・・』と何か企んでいるようなとっても悪い顔をしていたのを私は見逃さなかったのですう^^;

 それはこの後にすぐ分かるのだったーーー

 

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 ここからは沿道の建物も趣が一変。

 大正モダンチックな建物や煉瓦の組み込まれたレトロな古い建物がワンサカ居並ぶのですう。

 

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 ビックリしたのは煉瓦の煙突が外にむき出しで突っ立ってると思いきや、建物の中まで侵入している窯場も結構あることですうΣ(゚д゚;

(※ 元々明治初期の有田は山の側面を利用した段々の登り窯が主流でした。明治中期からは一軒窯と言う平地に建物を立てそこに窯を置くスタイルに変化していったのです^^ これらはそれの名残りですね^^) 

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 そしてココから沿道を外れて赤煉瓦壁のある小道に迷い込みます^^

(勿論、琴音っちがフラフラとそっちに行っちゃったからw)

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 川を隔てて向こうとコチラをトンバイ塀と赤煉瓦塀が挟むこの景観。

 別に煉瓦マニアじゃないけれども不思議な異空間に思わず見惚れてしまいましたです(*´д`*)

 菅原兄妹だけならまだしも、リンダすら『ワオ!ワオ!(*´д`*)』と吼えてましたよw

 

 そしてその先にあったのがーーー

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『トンバイ塀のある裏通り』

『まさかお兄ちゃん。これが正式名称じゃねーだろうな』

『ん?これが正式名称だけど何か?w』

 名称そのまんまなのですねw

 でも分かりやすくて好感もてるネーミングでもあるかもですw

 

 ーーーということで早速歩いて見ましょう^^

 ここで『おーし!やったるでー♪』と風邪気味でありながら雄たけびを上げる琴音っち。

 それだけで先輩は『お~なるほどな^^』と頷く。

 ・・・はて?

 この兄妹は一体何を思いついたのか。

 まったく予想できずに先を進むことになったのですーーー

 

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 やたらとトンバイ塀に注視しながらトロトロ歩く菅原兄妹に疑問を覚えつつ、少し開けた場所にやってきた私達。

 川を向こうにしたその先にもトンバイ塀がありましたです。

 でもお墓ですよね?あそこ。

 

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 そのお寺さんのトンバイ塀までやってきました^^

 

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 よくよく見ると廃耐火煉瓦以外にも陶管みたいなヤツまで塗りこまれていたりするのですね^^

 リンダが言うには『お皿の破片みたいなものもアッタデース^^』とのこと。

 そしてここで先輩と琴音っちが同時に声を大きく張り上げたのですう!

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『『やっぱりあった~耐火煉瓦刻印(*´д`*(*´д`*)』』

 見ればまあ~あらら。刻印付きの耐火煉瓦の廃材がトンバイ塀にあったのです^^

 あんたらこれをやっきになって探してたのかw

 

『耐火煉瓦の廃材が塗りこまれた壁となりゃ~そりゃ耐火煉瓦刻印もあるっしょ夕実っちい(*´д`*)』

 言われてみればそうだけど、そうならそうと最初から言ってよw

 と言うことでここからは私とリンダ含めて廃村さーくる総出でトンバイ塀の耐火煉瓦刻印探しになりましたですw

 

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 そしてーーー

 

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 またもや耐火煉瓦刻印発見!(リンダが見つけました^^)

 ・・・でも先輩曰く

『てっきりトンバイ塀って登り窯などに使われた不要となった釉薬耐火煉瓦を使用してるって聞いてたんだが・・・

 赤煉瓦や陶磁器や陶管も混在してたりするし、バラエティーにぶっ飛んだ塀だなw』

 昔のトンバイ塀がこうだったのかは分からないとのこと(今現在のは当時を模した再現風トンバイ塀)

 でももしかしたら昔の方がもっとバラエティー、玉石混合のトンバイ塀だったのかもしれませんね^^

 

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 さて、トンバイ塀の耐火煉瓦刻印探しに没頭していたら(私もいつのまにやら^^;)

 均一正しい赤煉瓦の煉瓦塀のある裏通りに迷い込んじゃいましたです。

 ここはなんでしょうか???

 ふと菅原兄妹を見れば目がギラギラ^^;

 果たしてこの建物とその先は?

 

      ----次回に続くですうー(*´д`*)

 

ちょいのり・フィーバー・サザエさん.jpgここまで読んでくれてありがとうございます^^

 有田と言ったら有田焼で有名ですよね。

 そしてここにもやっぱり煉瓦ちゃんが絡んでくるわけですよ^^

 登り窯に煉瓦煙突が使われているのは知っていたし、もしかしたらば明治以降は窯場に耐火煉瓦も使われていたんじゃないかと思って出向いてみたらまさかのトンバイ塀という面白いものを発見(*´д`*)

ちょいのり・サザエさんver1.jpg行ってみるもんですね~^^ そして煉瓦視点から見る有田の焼き物の歴史の一旦、いかがだったでしょうか。

 さて、物語の中で琴音に風邪をひいてもらいましたが、実際はボクが風邪ひいちゃったんだよねw

 でも引きこもるなんて出来ないよ。旅は全部が一期一会だかんね^^ (今はバリバリ健康体っす)

 次回は有田町の続きと佐世保市に帰ってからのちょっとしたお散歩です。

 やっぱり煉瓦絡みだけれど気になる方は是非ドウゾ(*´д`*)

 そしてその後は第4日目、長崎市内(軍艦島含む)での煉瓦刻印新発見でしょうかねフヒヒヒヒ・・・w

 


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コメント 25

ワンモア

缶チューハイはストロングの9%ですよね(^o^)
これ好きです。
給水栓のハンドルもなんかおしゃれですよね^^
今回もじっくりと拝見させていただきました〜。
by ワンモア (2016-02-03 19:52) 

orange

朝食を食べずにホテル出て、煉瓦探し!
限られた時間ですからねぇ〜
旅行に出たら早起き!実践したいです。
焼き物の町と煉瓦。風情のあるトンバイ塀ですね。
by orange (2016-02-03 21:55) 

みずき

さすが焼き物の街ですね。
駅を降りたらすぐにレンガて、感じです^^
by みずき (2016-02-03 23:10) 

さる1号

トンバイ塀、味わいがありますね
裏通りなのがまた写欲をそそります^^
本物を見てみたいな
by さる1号 (2016-02-03 23:15) 

うたぞー

佐世保からその周辺は数年前まで仕事で担当していた地域でしたから、本当に懐かしいです。
by うたぞー (2016-02-04 00:36) 

isoshijimi

風邪の中、お疲れさまでした。
朝からお酒って常識かと思っていましたが・・・世間的には違うのですね(^^;

街中煉瓦!って感じで、焼き物の街ということを忘れてしまいそうな(笑)
by isoshijimi (2016-02-04 06:15) 

YUTAじい

おはようございます。
視線の違い堪能させて戴けました・・・
凄いですね。
by YUTAじい (2016-02-04 06:41) 

まめ

完璧そっちの方の人になりつつありますね。
 <そっちの方ってなんや?
言われてみれば窯って確かに煉瓦がありますね。
なるほど。

# まめはベッドになったのは高校生からなのですよね。
# それも畳ベッドなので、お布団引く形で、、、
# 本当のベッドには憧れましたねぇ。
by まめ (2016-02-04 12:53) 

gen

有田は煉瓦、煉瓦にまた煉瓦の散歩のし甲斐がある街ですね。
by gen (2016-02-04 13:54) 

ニッキー

煉瓦の給水塔、半端ない迫力ですねぇ(^O^)
そして有田町、焼き物で有名な町とは知っていましたが、こんなに煉瓦が関係してるとは(@_@)
ゆっくり散策してみたい(^-^)
by ニッキー (2016-02-04 14:49) 

美美

トンバイ塀、味のある塀ですね。
とっても気に入ってしまいました(∩.∩)
有田焼も煉瓦に関わっているとは
またまた楽しみです♪
by 美美 (2016-02-04 16:59) 

いそいそ

観光化されてない町巡りって発見の連続なんですね〜
by いそいそ (2016-02-04 19:04) 

馬爺

煉瓦探索もここまで来ればもう専門家ですね。
佐世保は海軍の街でしたね、やはり耐久力が煉瓦が一番なんですかね。
by 馬爺 (2016-02-04 19:28) 

suzuran6

煉瓦の給水タンクはちゃんと屋根が付いていたんですよ。
蒸気機関車に煤の臭いがしそうだぁ・・・
トンバイ塀ってなんだか、お城の石垣みたい!

近江鉄道は1943年から西武グループの一員となっております。
by suzuran6 (2016-02-04 22:28) 

えーちゃん

トンバイ塀は初めて見た・・・へぇ~って感じ(^^;塀だけに
by えーちゃん (2016-02-04 23:39) 

さといも野郎

私も以前は、昼から「プシュ~」はどうよ、、、と思っていたのですが、blogで皆さん「プシュ~」しているの拝見し、「なんだよ、それってアリだったんだ」と今では昼から「プシュ~」です。
#人のせいにするなー(*_*)☆\バキ!
次は、朝から「プシュ~」に挑戦したいと思います(をいっ)
by さといも野郎 (2016-02-04 23:49) 

Hide

おはようございます。
有田焼は既に私達も存じていますが煉瓦とは!
トンバイ塀は素晴らしい芸術作品、最高です!
ご苦労様でした素晴しい物を見せて頂き感謝です。
by Hide (2016-02-05 03:10) 

みぃにゃん

焼き物の街だけにレンガとも何か関係してるのでしょうかね?いつ拝見してもディープな旅ですね。
by みぃにゃん (2016-02-05 07:50) 

ソニックマイヅル

おはようございます。旅先に食べるコーン、良い感じですね!私の庭の自販機にも入れて欲しいくらいです。朝から缶チューハイもいいですね。^^;
by ソニックマイヅル (2016-02-05 09:50) 

まこ

あっら~ ちょいさんのストライクゾーン
ど真ん中の街ですね!!
有田がこんな煉瓦たっぷりなの
知らなかったです(⌒▽⌒)
トンバイ塀可愛いですね♬
by まこ (2016-02-05 15:25) 

sakamono

有田に行ったコトはありませんが、ニョキニョキと煙突が
並ぶ景観は、面白いですね。窯に使われていた耐火煉瓦
を再利用した塀、ですか。知らなかったら、私ならふーん、って
感じで通り過ぎちゃいますね^^;。
by sakamono (2016-02-06 01:09) 

YUTAじい

おはようございます。
ブラタモ・・・今日は道後温泉来週かな?
by YUTAじい (2016-02-06 06:38) 

コンブ

風邪をひいてもチュウハイは離さない根性に感服します。
有田焼に煉瓦が絡んでいるとは考えもしませんでした。恐るべし煉瓦!
by コンブ (2016-02-06 09:27) 

JR浜松

九州はこりごりと思っておりましたが、佐賀県呼子のイカ食べにいきたいなぁ。。。
今月の佐賀県行きが伊豆になってしまいました。
営業時代を思い出します。
by JR浜松 (2016-02-06 17:59) 

DEBDYLAN

海苔弁おにぎり美味そう!!
あと、アメリカ好きな僕は、煉瓦じゃなくて、
白いサイディングの壁が気になっちゃいました^^;

by DEBDYLAN (2016-02-08 22:10) 

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