第851話 北東北煉瓦奇譚・弘前市編①『弘前の煉瓦とリンゴの物語』ふらいんぐういっち&弘前昇天教会聖堂・吉井酒造煉瓦倉庫ほか [廃村さーくる2(煉瓦遺構編)]
『弘前市って煉瓦建築そんなにあるの?琴音ちゃん^^』
首塚先輩が新青森駅からの乗り換えの時に聞いてきた。
そこに夕実っちも参戦。
『わきゃ? 弘前ってリンゴですよねー首塚せんぱい(*´д‘*)』と。
そりゃ~私だってついこの前まではそうだったっすよ^^;
でもーーー
調べて行けば行くほど煉瓦の建物が残る街だと知ったのよ。
第851話 北東北煉瓦奇譚・弘前編!
私こと菅原琴音がリンゴを煉瓦に変えてみせるっす(*´д‘*)
新青森駅からはJR奥羽本線の特急つがるに乗り換えて弘前駅へと向かったっす^^
時間にして約30分の旅(普通列車だと45~50分)
やってきたのは絶賛放映中の弘前ご当地アニメ『ふらいんぐういっち』の舞台でもある弘前のJR弘前駅っす^^
『わたし・・・アニメとか見る余裕ないしなあ・・・^^;』と首塚先輩。
『オレも・・・知ってる作品だけど仕事で忙しくてねえ^^;』とお兄ちゃん。
まあ~それはしょうがないよね。社会人なりたてチームには、仕事でくたくたになって帰って来てから深夜アニメ見る余裕は無かとでしょう^^;
そんな先輩たちをよそに私と夕実っちは大ファンだったりする。
『ジブリっぽくてほのぼのしてて好きですう~(*´д‘*)』と夕実っちさん。
そう。実にほのぼの。戦ったり萌え萌えしてません(女性キャラの脚の描写は何故か気合いはいってたりするが)
時折出てくる街並みや弘前城址がココロくすぐられます(*´д‘*)
あと、ご当地アニメや映画やドラマっていいなあ~って思うんすよ。
『私たちの地元(伊豆稲取)を舞台にしたアニメ誰か作ってくれないですかね^^』ってぼそりと夕実っちが言った。
そうだよー、そこなんだよー!
地元の風景がアニメやテレビドラマに使われたりすると妙に嬉しくなっちゃったりしません?
『ああ~ん、あそこよく歩くとこだよ~w』とかさ^^
もしくは今は遠くに離れてしまった『元・地元の人』なんてのは『懐かしいなあ!』なんて昔住んでいた郷里に思いを馳せたりね☆
伊豆稲取いいとこだぞー。海も山も金目鯛も温泉も少しえっちなどんつく祭りもあるぞー!
題材はあると思うんす。誰かつくってー!w
・・・さて、少し取り乱しましたので戻ります^^;
弘前駅前に降り立ったところでお兄ちゃんが聞いてきた。
『なあ~琴音。弘前には煉瓦がいっぱい!ってお前は言うけれど、まずはどこから行くんだ?
オレ達の今日の目的は弘前城址の桜の観賞だぜ?
帰りの時間を考えても遠出なんてできないぞ???』と。
私はそのお兄ちゃんの質問にニヤニヤと返すのです。
『大丈夫っすよ☆ 弘前城址までの間にある煉瓦建築を見て回るだけっすから(*´д‘*)』と。
すると、
『『『ほんとにー?(^_^;(^_^;)^_^;)』』』って、
大変失礼な疑いの声をみんなから浴びせ倒しですよ(フンガー!)
どんだけ私、信用されてねーんだよw
『ええっと・・・まずは弘前駅から歩いて2分のとこにあるからみんなついてこいや!』とキレ気味に告げると、
『『『えええっ!? ほんとだったの???Σ(ll゚д゚(ll゚д゚ll)゚д゚ll)』』』と、驚かれる始末でやんす・・・^^;
やっぱり私ってば信用されてないんすね^^;とほほ・・・
ここからは私主導で弘前市街へ!
かと言って人生初めての弘前市街。
内心・・・『やべー。煉瓦の建物見つからなかったらどうしよw』って思ったけどお、
そしたらほんとに駅近に煉瓦物件あったよw
ほんとに歩いて2分くらいで怪しい物件に巡り合う(ぶっちゃけ駅からビルを挟んで真裏)
一見、白亜と言うか白塗りの古い感じの建物でしたっす^^
『蔵とかかしら?』
『そうだね首塚さん^^ でも・・・よく見ると煉瓦も使われてるな!』
お兄ちゃんが指さした建物の一部に、私と夕実っちも注視する。
『わきゃ!ほんとに煉瓦ですう^^』
見れば本当に煉瓦だったっす。しかも見た感じ古煉瓦ちゃんぽい(*´д‘*)
見上げた軒先は蛇腹の煉瓦コーニス。実にお洒落な建物っす(*´д‘*)
入り口には『吉井酒造株式会社』と書いてあったっす^^
『なあ~琴音。この吉井酒造さんってのはいつ位からある酒造さんなんだ?』
『うん。えっと、大正11年(1922年)創業の酒造屋さんだそうっす^^
ぶっちゃけるとこの建物がいつ建てられたのかてんで調べがつかなかったよお兄ちゃんw とは言え少なくとも大正から昭和初期なのは間違いが無いと思うっす^^
なんせ情報すっくないんだもんw』
『なんだそりゃW』
はあ~ん・・・だってほんとに少ないんだもん!
とは言えここが弘前に残る煉瓦建築にたいへん所縁のある人物と関わりのある酒造さんであり、建物と言うことは知っていた私。
それは次の次の物件でお話しすることにするっす^^
門の前にある白漆喰+煉瓦ちゃんの蔵を見た後に、私たちはこの酒造さんの敷地をぐるりと外側から見物することにした。
見れば煉瓦ちゃんの煙突も(*´д‘*)
明治大正期の酒造さんは結構、煉瓦煙突とか煉瓦酒蔵が残ってたりするっすよね。
でもさあ、酒造工場の煙突って何の煙突だろ?
疑問に思ってたらお兄ちゃんが教えてくれた。
『たぶん、酒米を蒸す窯場の煙突じゃないかと思うぞ^^
日本酒の行程で火を扱うのは酒米の蒸しだけだと思うしな^^』
ああ~なるほどっすねえ^^
さ~て、時間も無いので先へと行くっす。
一応は弘前城址へと向かいます。でも、まだまだ煉瓦の寄り道するっすからね(*´д‘*)
そんな道すがら。私も調べてなかった煉瓦物件を夕実っちが発見するのです。
『ねえねえ琴音っち!あそこに煉瓦っぽいの見えるですよ!』と。
『え!?マジ?(゚д゚)!』と彼女の指さす方向を見ると、
なんとワオウ!
ほんとに煉瓦がありやがりましたw
これはほんとに予定してなかった出会い。
っつーかすんごく目立ってたW
だって弘前城址に向かうメインストリートからバリバリ見えるとこだったかんねw
と言うことでさっそくそこにも行きました(*´д‘*)レンガチャーン
そこは何かの店舗の壁?
煉瓦積みの形を見ると、まるで民家のシルエットそのものなんだけれど、
この煉瓦壁のある店舗はビルと同化しててとっても不思議でした(*´д‘*)
もしかしたらば、
今は駐車場と化したこのスペースに元々建ってた建物の外壁部分が煉瓦の建物だったのかな???
お兄ちゃんとマジマジと観察してみるとーーー
『うっは!これは・・・めっちゃ珍しい煉瓦の平面積みっすねw』
『珍しいってゆーか・・・煉瓦の積み方で一番脆弱な積み方だぞコレw』
『『え?え?どういうこと???^^;^^;』』
私とお兄ちゃんの驚きについていけない夕実っちと首塚さんに、お兄ちゃんが彼女らに説明を始めるのです。
『煉瓦にはイギリス積みやフランス積み(フランドル積み)、小口積みに長手積みにアメリカ積みなどと様々な積み方があるんだけどね?
この煉瓦の一番面積の大きい平面ばかりを表側に向ける(縦積みする)積み方ってのは、
非常に安定性を欠く積み方で珍しい・・・っつか危ないんだよw
うーん、例えばだよ?
こんにゃくがここに何枚もあるとしよう。
こんにゃくを横に何枚も重ねて積み上げるのと、こんにゃくを縦に積み上げるとしたらどっちが安定してると思うかな?夕実ちゃん、首塚さん^^』
『『間違いなく横です^^; 』』
そう。つまりはそういうことっす。
しかも目地のモルタル、べったべった塗りw
でも全部が平面ってことは・・・ごくり。
思わず私は喉を鳴らしてしまった。
だってーーー刻印見つけ放題じゃんWWW
『じゃあー!いつものいくっすか!』と意気込むと、
『あら琴音ちゃん。ここに変なマークがあるわよ^^』と
首塚先輩にあっさりと先を越されたのである(最初に見つけて感動したかったのにいW)
『おい琴音!!!この刻印じっくり見てみろよ・・・もしかして・・・』
『え!? 何をそんなにワナワナしてる・・・ん・・ん!?(゚д゚)!』
『これってまさか大阪窯業の煉瓦刻印!?』
『だよな。削れてはいるけれど〇にYの大阪窯業の刻印に見えるな^^; なんでこんな北東北の地に大阪窯業の煉瓦があるんだろうな^^;』
お兄ちゃんが疑問に思うように私も同じ疑問をもった。
大阪窯業(株)ってのは明治15年から発足した日本煉瓦史の中でも屈指の煉瓦工場さんなんす^^
大阪府堺市を中心に地方にも分工場を構えていた巨大企業。
その中には東京の八王子工場もあれば、
私っちの住む埼玉県草加市にも『東京工場』がありやした。
でも本州最北の煉瓦を造っていた煉瓦工場は東京工場かな?
つまりは埼玉までだったような。
詳しい沿革はパスします(分社合併繰り返してるので説明めんどいw)
この大阪窯業の刻印は明治から昭和初期に存在したものなんすが・・・
国鉄事業などの規模の大きなプロジェクトで使用されない限り、そんなにいくつもの県を越えて大阪窯業さんの煉瓦が使われるなんて無いと思うんすよね^^;
ましてや店舗や民家の類でしょ?
今ほど物流が栄えていた訳じゃないし、ホームセンターで売ってる訳じゃない。
青森くんだりで大阪窯業さん?って思ったわけっす^^
だから一応お兄ちゃんに聞いてみた。
『ねえねえお兄ちゃん。大阪窯業さんの工場って青森にもあったの?』
『うーん・・・オレもそこまで詳しくないぞ^^; 煉瓦工場は無かったと思うんだが・・・
でも昔、国産セメント事業に注力した会社でもあり、大正期にセメント部門を設立したのは聞いてるかな^^
その時に八戸のセメント工場を合併して取り込んだって話ならあるが^^;』
セメントかー
そこでも煉瓦を造ってたとか?
でもそれは凄く薄い線だと思うなあ^^;
もしくは非常に大阪窯業さんの刻印に似た(似せた)
地元の煉瓦工場の可能性もあるかもだしね^^;
ちょっとビックリな煉瓦刻印の発見にドギマギしちゃった私とお兄ちゃん。
更に調査を続けます!
『ん?お兄ちゃん! こっちはKYKって英文字が打たれてるっす!』
『ん~・・・あんまり大阪窯業さんの刻印で見たことねーなコレ^^; 別会社も混じってるのかなここは・・・ってアレ!?
これって耐火煉瓦じゃないか?琴音』
『だよねー^^;』
刻印発見に思わず惑わされたけれども、赤煉瓦と耐火煉瓦(白煉瓦)が雑多に積まれているような感じだったんす。
『わきゃ?これはYですかね???』と夕実っちも刻印発見。
これは英文字と大阪窯業さんの刻印ぽいやつ。
たぶん・・・耐火煉瓦だと思うけど、
めっちゃ謎が残る発見でした^^;
(作者的には刻印発見うひょーでしたけどね(*´д‘*))
---さて次も寄り道です。
と言うか、この謎煉瓦物件の近所こそ煉瓦建築が多い場所でもあったんす^^
歩いて数分でやってきたのはーーー
『弘前昇天教会聖堂』っす(*´д‘*)
1920年(大正9年)建造の煉瓦の教会堂☆
この前行った、愛知県犬山市の明治村に移築された聖ヨハネ教会と同じ人が設計したんすよね~ここ☆
ここでふと、首塚先輩が『ど、どうなのかしら?琴音ちゃんが気に入ってる昔の煉瓦が使われてるのかな?^^;』と聞いてきたのです。
どうやら八戸の時に寄った聖ルカ教会さんの煉瓦が古煉瓦じゃなくてガッカリしてた私を気に病んでくれてたらしい(やさしい先輩だよね)
私は力強く彼女に返す。
『安心してください。古煉瓦ちゃんだと思いますw』と^^
『そうなんだ^^ それは良かったわ☆』とホッとした表情を浮かべる首塚先輩。
正直、そこまで確信は無いけれど、
雰囲気がここは別物。
少なくとも遠目からでもイマドキ煉瓦では無いのはオーラで分かったっす^^
っつーことで、いざ!外観見学スタートっす☆
見上げた教会鐘まわりの造りがとってもキュート(*´д‘*)
入り口も素敵だけどやっぱり鐘のある部位に惹かれてしまいます(*´д‘*)
『わきゃ?建物に使われてる石と同じものが転がってるですう^^』
敷地の片隅には煉瓦積みに被せる笠石の部分でしょうか?
修復工事などで役目を終えたのかオブジェと化してましたっす^^
『ねえ琴音ちゃん。この教会も控え壁ってのがいっぱいあるのね^^』
煉瓦教会建築では特に多い控え壁。本来なら補強の壁に過ぎないのだけれど、これがあるからこそ煉瓦教会の味がある(*´д‘*)
さて一応、煉瓦の刻印も探しやしょう。
あんまり煉瓦教会で刻印を見つけたことないから期待はしてないけど(長崎の爆心地公園にある浦上天主堂遺壁でしか見かけたことが無い^^;)
どうやら煉瓦の平面が見れそうな部位は、この教会鐘の軒下のごく一部みたい(後は笠石などで綺麗にふさがってるw)
お兄ちゃんと何度も見てみたけれど、それらしきものは無かったっす^^
むしろお兄ちゃんは『この教会の煉瓦ってどこで焼いたものなんかなあ』と気になってた様子。
『さて次の煉瓦建築に行くっすよ^^』と皆に告げると
『わきゃ!?まだあるですか^^;』
『意外とあるのね~^^;』と、驚くと言うよりもまだ寄り道するのかい!って顔をするw
『これで最後だからw しかも昇天教会堂のすぐ裏だからw』
地図上じゃ本当にご近所。
昇天教会堂を後にして裏手へと進むと大きな公園に体育館みたいなのがすぐに見えて来た。
そこに近づくにつれ、みんなの声や表情がドンドン変わっていく。
『わきゃ?まさか・・・あれが・・・ですか?』
『こ、琴音ちゃん・・・あれが丸ごと煉瓦???』
『オレはもう少し小さいのをイメージしてたんだが・・・まじかw』
えっと・・・でけえ!!!(;゚Д゚)
大きいとは聞いていたんだけど、私が見てきた煉瓦建築の中でも一棟だけなら横浜赤煉瓦倉庫の次にでっかいw
思わず見上げて笑ってしまったw
こんなに大きい煉瓦が青森にあっただなんてねえw
じゃあ~まずはこの建物が何なのかを説明しましょうね^^
私と同じく笑っちゃってるお兄ちゃんや、ポカンと口を開けて驚いてる夕実っち・首塚さんにね☆
『ここは明治40年に建築された吉井酒造煉瓦倉庫っす^^
さっき駅前で吉井さんの酒造見たっしょ?
あそこと同じなんすよ^^
元々は福島酒造さんだったんすが吉井酒造さんにそれが受け継がれた建物でもあるっす。
福島さん(福島藤助)は元々大工さんだったんだけどーーー
なんと酒造りにトラバーユします!
しかも建築用煉瓦も自分で造っちゃったすげー人(弘前市の南部にある小栗山に煉瓦工場を造ったそう)
そんなすごい人が作り上げたこの巨大な煉瓦倉庫は、
第二次世界大戦後に吉井酒造に受け継がれ、
現・ニッカウヰスキー弘前工場が造られるまではニッカシードルなどの倉庫としても使われてたらしいっす^^
ちなみにニッカウヰスキーのニッカって名称は創業時の『大日本果汁株式会社』の社名を短くした『日果(ニッカ)』っす。
マッサン見てた人ならわかるよねw(吉井酒造さんと竹鶴さんは深い関わりがあるのよ☆)』
『わきゃ・・・日本酒もニッカシードルもですか』
『私的には地元のリンゴと煉瓦が繋がりのある話で興味そそられたわ☆琴音ちゃん^^』
『それにしても職業変えて煉瓦も自分で造っちゃうってスゲーパワフルな人だ。。。尊敬しかないぜ^^;』
私の簡単な説明にみんな驚いてくれた(フヒヒ)
とは言え・・・
自分で説明してても福島さん半端ねー!って思っちゃったもんなあ~w
さて、せっかくなので
一応~煉瓦の刻印探ししましょうず。
一応って言ったのは、自家生産煉瓦ちゃんには刻印を穿つ必要があんまり無さそうだしね。期待しないで探しやしょう^^
壁面はイギリス積み。明治中期から主流の積み方っすね(一番、堅牢って言われてる積み方っす)
木の出窓がいくつか。
別の煉瓦で塞いだ跡も見えたっす。
ここからは皆で手分けして双眼鏡とかで軒下をのぞき込むんだけど・・・
なんせ高い建物っす。めっちゃ首が痛いw
『わきゃ!?なんか居るです!(;゚Д゚)』と夕実っちが大きな声を出すものだから、皆でそこに集まると
なんか、わんわんお(犬)のオブジェが仕舞われてたっすw
どうやら後で調べてみたら弘前出身のアーティスト『奈良美智さん』がここで展示イベントされたとか。
これはその記念として作られた『AtoZメモリアルドッグ』って言うオブジェだそうっす^^
さて煉瓦棟の横にも行きましょうず。
上も下の張り出しも煉瓦の平面があるけれど、刻印らしきものはやっぱり無いみたい。
裏手側にやってきやした^^
よく見ると煉瓦の風合いがここだけちょっと違う。
補修したか後年に付け加えた部位なのかな?
『じゃあ~琴音よ。こっちも一応さがしてみますかね^^』
『あいあいさー(*´д‘*)』
っつーことで同じくコチラも刻印探しをば。
こっちは軒下煉瓦ちゃんがちょこっとしか張り出していなくて非常に厳しい^^;
見れる部分は窓枠の上部裏側だけでした(でも長手部分なんだよなあ)
一周しちゃったけれど、結局刻印煉瓦は見つかりませんでしたっす^^;
とは言え北東北でこんな大きな煉瓦建造物に出会えて嬉しかったね(*´д‘*)
『そろそろ時間も迫ってきたしお開きにすんぞ琴音^^ じゃ~弘前城へと行きますか!』
『『『は~い(*´д‘*(*´д‘*)*´д‘*)』』』
お兄ちゃんの号令で一路弘前城へと向かいます☆
道中、ところどころに煉瓦がちらほら。
この先に待っている『弘前さくらまつり』を 至る所に貼られているふらいんぐういっちのポスターが知らせてくれる。
こっちも煉瓦ちゃん(*´д‘*)
そしてこのモダンな建物『三上ビル』を過ぎた辺りで目の前に近づいてきましたよ!
(昭和2年建造。弘前に現存する一番古い鉄筋コンクリート造り)
次回、北東北煉瓦奇譚最終話にして、弘前さくらまつり編っす^^
ここまで読んでくださりありがとうございました^^
ブラタモリのナレーションぽく言うと『弘前は煉瓦の街だった!?』ってところでしょうかw
正直ほんとに申し訳ないが、弘前市はリンゴと桜とお城ってイメージでしたよ。
そこにまさか煉瓦が絡んでくるとはね~(リンゴと煉瓦とニッカウヰスキーが絡んでくるとは思わなんだw)
しかも都会でびっくらこいた^^;
さて次回はこのシリーズの最終回。勿論、弘前さくらまつりと弘前城址巡りっす^^
煉瓦はもう出てこないのかって?(誰も聞いてない)
実は弘前城址にもちょこっとだけ煉瓦が出てきますw
気になる方は是非どうぞ。
ではではごきげんよう~(*´д‘*)
弘前って城と桜くらいしか知らない(^^;
煉瓦の建物もいっぱいあるんだニャ~
by えーちゃん (2016-05-30 01:16)
おはようございます。
行く先々・・・煉瓦煉瓦で大変そうですね。
by YUTAじい (2016-05-30 06:50)
酒造の倉庫!大きいですね。迫力あります。
弘前昇天教会の建物もいいですね。
さすが事前調査バッチリですね!
友ヶ島、リベンジの話が出てたような、無いような..
秋に恒例化している「京都のオフ会」どこにしようかと思案中..
by orange (2016-05-30 07:20)
弘前には何度も宿泊していますが、
レンガの記憶は全くありません(^-^)
興味が違えば目に入るモノも違うんですね。
伊豆稲取の観光ホテルに社員旅行で宿泊しました。
by johncomeback (2016-05-30 07:29)
青森はレンガが盛りだくさんですね。
しかも古いレンガがこんなにも!
by みぃにゃん (2016-05-30 07:37)
赤れんが倉庫を拝見しますと当地もと思ってしまいます。私は中に入った事があるのですが、昭和のにおいがします。列車の旅、グリーン券がやはりいいですよね。^^;
by ソニックマイヅル (2016-05-30 08:13)
弘前にそんなスゴイ煉瓦建築倉庫があったとは(@_@;)
って言うか、半端ない大きさの倉庫なのにあまり有名じゃないんですねぇ(@_@;)
観てみたいなぁ^^
by ニッキー (2016-05-30 08:40)
わかりますわかります。この間、ちはやふるで思いきり地元が映っていました。
あ、ここの緑道わかる~、ってか家のすぐ横の緑道じゃん、
みたいな感じで(笑)
それにしても大きな倉庫、こんなに大きな倉庫があるなんてすごいですね!
確かに弘前っていうとこういう洋風モダンな感じ・・・ってないのが正直な感想で・・・ごめんなさいって感じです^^;
by isoshijimi (2016-05-30 08:56)
駐車場の看板のところの煉瓦は素人が積んだみたいですね。よく今日まで残ったとかえって感心してしまいます。
by gen (2016-05-30 10:54)
これほどまでに煉瓦が使われていた大正時代ですがよく震災でも残っていますね、連歌は結構な耐久性があるんですね。
by 馬爺 (2016-05-30 11:00)
面白いなぁ…
確実に潰すときに隣の家にがっちり隣接してたから
そのまま剥がせずに放置、ってことですね。
by まめ (2016-05-30 12:47)
いやあ、レンガの街、良いですね(^o^)
それにしても、怖い積み方もあるんですね。なんか雑だし(笑)。
ふらいんぐういっちは知りませんでした^^;ちょっと勉強しようっと。
by ワンモア (2016-05-30 14:00)
なるほど弘前は古煉瓦の宝庫ですね。
ワタシも住んでいた当時は関心が無かったので
全く記憶に残っていないです・・
by NO14Ruggerman (2016-05-30 14:57)
煉瓦成分タップリで幸せそう♪です。
by サンダーソニア (2016-05-30 15:19)
駐車場の煉瓦、脆弱な積み方でよく残っていましたね
素人っぽい積み方がまた味がって^^
元々あった建物も残っていたら良かったのにな
きっと味わい深い感じだったろうなぁ
ひょっとしたら、脆弱だったから崩れてしまったのかなーー;)
by さる1号 (2016-05-30 15:52)
ちょいのりさんなら、リンゴどころか弘前城の桜も
魔法でレンガに変えてしまいそうですね(笑)
by koh925 (2016-05-30 17:48)
煉瓦の壁って顔に見えるところが
けっこういっぱいあるよね☆☆(^w^)
by 獏 (2016-05-30 19:30)
一つの建物で色々な刻印が発見されるのは
色々な場所で作られた煉瓦が
使用されているからでしょうか
なんか不思議に思います。
by 美美 (2016-05-30 19:54)
私も弘前は弘前城と桜と田んぼアートくらいしか
イメージがありません。これだけレンガの建物が多いのは、
昔は相当発展していた街なんでしょうね。
by 唐津っ子 (2016-05-30 22:42)
なんだか意外でした。煉瓦の建物が弘前に
あるとは思ってなかったです。そして、出窓の
部分が木造っていうのも、日本らしくていいなぁ
って思いました^^
by みずき (2016-05-30 23:05)
これだけ煉瓦を見せられるともう弘前感が全然感じられませんでした。
でも楽しかったでしょうね。
by こんちゃん (2016-05-31 19:59)
おはようございます。
朝晩と昼間の温度差・・・鼻水出そうになってます。
by YUTAじい (2016-06-02 06:46)
『ふらいんぐういっち』なんて、ご当地アニメがあるのか...。
ちょっと調べて見てみよう^^;。
何も知らずに見ていた映画(実写)に、ふいにウチの
近所が出てきたりして、ビックリしたことがあります^^;。
by sakamono (2016-06-04 13:10)