第852話 北東北煉瓦奇譚・弘前市編ファイナル『桜がはらりはらり。りんごと軍都の弘前ですう』弘前さくらまつり・弘前公園ほか [石垣刻印探索編☆]
『よーし!パパ頑張って石垣刻印探しちゃうぞ~(*´д`*)』
と、琴音が腕まくりして意気込む。
・・・てか、パパって誰だよ!
目の前にこんなに桜が咲き誇ってるというのに。
花より刻印かあ^^;
まあ・・・妹らしいっちゃらしいのだがw
『ちょっと満開の時期をはずれちゃったわね^^ でも皆に見てもらえて嬉しい☆』
首塚さんはそうは言うけれど、ボクにはこれでも満足だったよ^^
第852話 北東北煉瓦奇譚ファイナル。
ボクこと菅原雄介視点でこの物語を締めくくりたいと思います☆
まずは外堀の桜から。
『わきゃ・・・少し緑が見え始めてますですう^^;』と夕実ちゃんは一瞬嘆くのだが、それは一瞬のことだった。
桜の木からはらはらと散っていった花弁はーーー
まるで桜色の絨毯のように外堀を埋め尽くしていたからだ^^
『わきゃあ・・・わきゃあ・・・すごいすごいですう(*´д`*)』
君は子供かよ!ってくらい感動を表す語彙力が足らない夕実ちゃんに苦笑いだけれど、うん。素直に凄いの一言だねえ^^
隣を見やれば・・・『うっは!まじかお!ヤバいっすココwww』と、思わず笑っちゃってる琴音がいた。
人は本当の感動を目にすると、声に詰まるか『わあ・・・わああ・・・』と言葉にならない声を出すか、思わず笑っちゃうか。
どうやら妹様は笑っちゃうタイプのようだねw
『これは花筏って言うのよ^^』とその二人に説明をする首塚さん。その様はとても嬉しそうだった。
久しぶりに会ったあの時は冴えない顔をしていたが(そりゃそうだ。仕事辞めるか辞めないかって話だったし)
今はとても柔らかな表情をしている。
無理にでもと一緒に旅を共にして、ここまで来てよかったと思った^^
さて、弘前公園にどこから入ってもいいのだけれど、素直に駅から近い追手門から入場することに。
門をくぐった先の城内もまた桜がファンタスティック。
・・・ボクも語彙力が無いようだ。英語に逃げてみたりして。えへへw
まずは自分たちの現在地をチェックすることに。
なんだかんだで弘前城址は広大だ(約49.2ha)
全部巡っていたら2時間以上はすぐに経ってしまう。
帰りの帰宅時間を考えて皆で観光ルートの作戦会議をしましたよ^^
(王道パターンの中濠~二の丸~本丸~北の郭~三の丸で弘前駅へ! 桜のトンネルは時間的にパスw)
『わきゃー♪ 桜の流星群ですう(*´д`*)』と下から枝垂れ桜をのぞき込む夕実ちゃん。
『色々な種の桜があるのね~^^』とそれをカメラに収める首塚さん。
そう。ここには明治末期から市民によって持ち寄られた色々な種の桜で埋め尽くされている。
その数なんと2600本余り。
みんなで作った公園なんだね。素敵じゃないですか^^
(※ パンフレットの記述の受け売りです☆)
杉の大橋までやってきたボクたち。
弘前城は広大で、外濠・内濠どころか『中濠』まである。
その中濠に架かる朱塗りの橋が杉の大橋だ^^
ここは橋の上にカメラを構える人たちでごった返しの順番待ちってくらい混んでいたよ。
でも欄干に手をかけて見晴らして納得だ。こりゃ景色を切り取りたくなるわけだよね^^
さて南内門を潜って二の丸へと向かおうか。
『わきゃ~。ピンクばっかりだったから楓の緑が癒されますですうw』と笑いながら新緑の楓を見上げている夕実ちゃん。
彼女の言う通りかもしれない。正直少し桜に食傷気味でもあったからw
ボクと同じく飽きっぽい妹様も『そんなことより石垣だっ!( `ー´)ノ』と、桜も楓もそっちのけだったし^^;
さてここで本丸への入場券を購入することにした。
本当は券売所はもっと先なのだが、臨時の券売所があったからだ。
『券売所混むからここで購入した方がベストよ^^』と言う首塚さんのアドバイスでもある。
観光客が臨時の券売所をスルーして先に先に向かってるのを見た琴音が、
『そんなに混むんすか!? ほとんど誰も利用してないっすよ首塚先輩^^;』と訝ったけれど、
『いいからいいから^^』と笑う首塚さん。
事実、あんまり利用している人は居なかった。
でもこのアドバイスがのちに活きてくるのは内緒。
琴音が『さすが首塚おねえたまあ~(*´д`*)』と手のひらを返したのも内緒と言うことで^^
下乗橋を渡り、
さあ~込み合ってる南口券売所をよそに、チケットを持ったボクたちはさっさと本丸へと突入です^^
石垣が見えて来たところで琴音が当然活気づく。
『刻印探しちゃるぞおおおおおお!(*´д`*)』とw
でも、
『わきゃー!矢穴発見ですう(*´д`*)』
『矢穴はもういいよ!夕実っちい^^;』と、
いつもの夕実・琴音漫才がはじまってたw
正直弘前城に刻印あるなんて聞いてないし、妹の探索も徒労に終わるとは思うけどねw
さていよいよ天守とご対面。
『わきゃー!かわいい感じですね~^^』と、暗に小さい天守だなあと指を差す夕実ちゃん。
『かわいいはどうかと思うぞ夕実ちゃん^^ これでも江戸期に再建された東北唯一の現存天守だし、重文だぜ☆
ちなみにここが本来の場所じゃないんだよ夕実ちゃん^^』
『わきゃ!?ど、どーゆーことですか???』
『去年までは本丸の石垣の角に建ってたんだけど、石垣が外に膨らむはらみと言う兆候が出てきたんだ。
このままだと地震などで石垣が崩落する危険性も出て来たから、
100年ぶりの石垣大改修中であり、その為に今現在の場所まで天守ごと約70メートルの大移動をしたのさあ^^
三か月かけてじっくりじっくりじわじわと移動したんだぜ? すごくね???』
『わきゃあ・・・こんなに大きな建物を??? ううう・・・凄いですね^^;』
あれ?
どうしたのかな~夕実ちゃん^^ さっきまでは『かわいらしい』って言ってなかったっけかw
確かに現存12天守の中では弘前城の天守は3番目くらいに小さくてコンパクト。
だからと言ってこれを70メートルもそっくりそのまま移動すると考えると並大抵のことじゃないんだよね^^
その大きさ、その苦労を分かってもらえて少しホッとした(ちょっとイジワルだったかもだが)
『何あれ・・・お兄ちゃん^^;』
『う・・・ん・・・、たぶんお城とバックに見える岩木山を一緒にカメラにおさめるために造られた臨時の物見櫓・・・だと思う^^;』
なんともはや・・・
この物見櫓には長蛇の列がなしていた。
先に言うのもなんだが、天守内部見学よりも凄い長蛇の列・・・。
皆さん、お城そのものよりも風景が好きなようですねw
さて、本丸内をブラブラ散策しますよ^^
肉眼じゃすごく綺麗に見えた岩木山なのに、写真だとうっすらぼんやり・・・
でも素敵な眺めに皆大喜びしてたよ^^
ではでは行きましょう。勿論ーーー
天守内部見学です^^
『石落としあるけど今じゃあんまり意味ないっすねお兄ちゃんw』
『ああ・・・そうだな^^; 今は石垣の上じゃないしなw』
『へえ~外壁と内壁の間に石を詰めて防弾の役目をしてたんだねお兄ちゃん。私なら間に煉瓦をつめる!(*´д`*)』
『ああ・・・そうだな^^; その頃に煉瓦があるならなっ^^;』
お約束の急な階段に夕実ちゃんと首塚さんはーーー
『わきゃー!先に登ってください先輩(>_<)』
『私スカートなんだけど・・・スカートだとヤバそうね^^;』と、ボクを先頭に追いやる二人・・・。
あまつさえスカートじゃねーのに琴音と来たら、
『妹のケツ、ジロジロ見んなよな~お兄ちゃん!』と言う始末・・・^^;
文句の一つも返したかったが『へいへい^^;』と下や横に視線を泳がして登ることにしたよ^^;
すると、
階段横から見た天守の梁には、いたるところに鉄骨の補強が施されているのがマジマジと見えたのだ。
現存天守とは言え、現代の建築法を掻い潜るのは大変なようである^^;
天守をグルリと堪能したボクたちは、本丸から『北の郭(くるわ)』へと移動した^^
ん?郭って何かって?
二の丸三の丸と同じと考えていいんじゃないかな?言うなれば北の郭は北の丸って感じ。
本丸を主陣とした場合、土塁や壁で区画したそれぞれの重要な区画に割り当てられた名称。
本丸から外に向かって二~三。東西南北で北の丸~西の丸~ってところでしょうか^^
さて、
この北の郭へと渡る鷹丘橋の辺りで、琴音が石垣を指さしてちょっとばかし喚き立てた。
『お兄ちゃん!お兄ちゃん!?この石垣ちょっと怪しくね???』と。
ん?う~む。
言われてみれば確かにとっても怪しい形状だ!
明らかに今まで見た石垣の形状とは違う気がする。
一か所だけならともかく、二箇所ほど加工されたような石垣だった。
『何かの転用石とかかな?琴音^^』
『うっは!だったらめっちゃ嬉しい発見だねお兄ちゃん(*´д`*)』
まあ、たぶんたまたまだと思うけれど妹が喜ぶのならそういうことにしておきましょうw
これが本物なら石垣刻印並みにレアキャラだけどね☆
さて、北の郭をぶらりとした後、なんでも工事中の内濠絶賛開放中!とのことで、せっかくなので行ってみましたよ(むしろ琴音がごり押しした^^;)
ここが所謂、天守の大移動をしてまで修復しなければならなくなった石垣のところ。
『みんな~。よーくこの石垣の奥を見てごらん? 石垣がこんもりと膨れ出てるところが分かるかな?』
と、クイズを出すボクに皆は注意深く石垣を見渡した。
『わきゃ? あ~確かにぷっくりお腹が出てるですう^^』
『言われてみれば確かに石垣が膨らんでる部分があるわねえ~^^』
そう。そこがはらみと言う危険な場所なんだよね^^;
ここを修復して天守が元の位置に戻るのは恐らく10年近く掛かるだろうと告げると、
『『『そんなに掛かるのっ!?Σ(ll゚д゚(ll゚д゚ll)゚д゚ll)』』』
と皆驚き、マジマジと石垣を見つめるのだった。
さあ~ここからは琴音の独壇場。
彼女の石垣刻印探しに翻弄されるわけであります^^;
(※ ん?よーく見ると、積み方が右と左じゃ違うのか。写真撮ってた時は作者は気にしてませんでしたw)
『あれ!石垣刻印じゃね?お兄ちゃん!』
『いや・・・たぶん矢穴の打ち損ねだなあ^^;』
『くそー・・・^^;』
くそーとか言うな。はしたないぞ妹様よw
(恐らくこの上に天守があったんじゃないかな↑)
『わきゃー♪矢穴発見ですう~(*´д`*)』
『矢穴はいいっすからっw』
ここでもやっぱり夕実・琴音の矢穴漫才www
ここが一番、弘前城の石垣が聳えるところだったのだが・・・
『やっぱ無いのか残念!^^;』と琴音が言うように石垣刻印は無かったようです。
まあ、天下普請のお城じゃないしね。可能性は元々薄かったわけだw
さてその後はもう帰るだけなのだがーーー
東口券売所を出て三の丸へ差し掛かったところで四の丸の方まで屋台が連なっていたのだ。
すると・・・女の子たちが急に色めき立つのである^^;
『わきゃー!朝市から何も食べてないです(半ギレ)』
『お兄ちゃんおにいちゃん!酒呑みたくないっすか!それにはおつまみ必要だよねっ!?(*´д`*)』
『菅原く~ん(*´д`*) 朝ごはん食べてから5時間25分も過ぎてるわよ?(こまけーなオイ!)』と、
んまー!ぴーちくぱーちくうるせーことw
素直に屋台で何か食べたいよっ!て言や~いいじゃんねw
っつーことで屋台を物色です^^;
自分的には弘前駅界隈で遅めのランチして帰ろうかと思っていたのだけれど『もうここでOKです』と彼女たちが言うのでそれに応えることにしましたとさ^^;
さあ~ならば何を食べる?ってことになったのだけれど、
ここで少し。いや、本丸に居た時から道行く人が手に持ってる食べ物が気になっていたのである。
彼女たちも『あの黒いアイスみたいなのって皆食べてるけど何だろう???』と気にしていたものである。
それは屋台の並びの先頭に店を構えていた。
せっかくだし『食べてみる?』と聞くと、
『『『食べた~い(*´д`*(*´д`*)*´д`*)』』』と、大合唱☆
それならばと並んで買ってみたよ^^
そのブツはこれだ↓
弘前城ナゾ名物『黒コンニャク(おでん)』
首塚さんは地元県だけあって知ってたらしいが、ボクと夕実・琴音は初見だったのでビックリした。
見かけた時は『チョコアイスでも食ってるんかな?』って思ったのだが、あまりにも持ち手が細い。
そんなんじゃ『アイスが落っこちちゃうよ!』って思ってたのだがコンニャクだったんだねw
『うっは!ほとんど中まで真っ黒っす!』
『わきゃあー!でも味が奥までしみ込んでいて美味しいですう(*´д`*)』
お供に当然ビヤーを皆で頂き、ここで乾杯です(*´д`*)
首塚さんの『弘前城じゃ有名なのよ^^ かれこれ40年近く売ってる定番よ^^』って言葉に皆で
『『『マジっすか!?(゚д゚)!(゚д゚)!(゚д゚)!』』』と驚いた。
(※ なんで黒いのか。どういう製法なのかは非公開だそう。
こんなん作者的には気になっちゃうよなw
コンニャク独特の臭みなんてほとんど無い。
一旦湯がいて、ある程度の臭みを抜くのは当たり前なんだが、それでもコンニャク臭は残る。
その後にごま油で多少炒りでもすれば抜けるけど油なんて使ってないだろうしなあ。
ーーーもしかして山形の玉こんにゃくがヒントか!?
濃い口ベースの出汁でひたすら炊き上げて、たまり醤油で色を付けるとかかな?
いやいや・・・
恐らくおでんが一番のヒントなのかも???
じっくり濃い口ベースで煮込み続ければ・・・真っ黒なアイスみたいに中まで真っ黒に???
うーん・・・恐らくおでんのような煮込みが主体だとは思うが・・・
煮込み続けてここまで真っ黒になるのかな?
まあ、さすが非公開で秘伝なだけはありますよねw)
黒コンニャクを堪能した後は
四の丸のレクリエーション広場に広がる屋台たちを皆で冷やかしながら見て回ったw
(食べはするけど中には入らないって感じでw)
その後は再び三の丸へと移動して後は出口を目指すだけだったのだが・・・
『トウモロコシのから揚げあるよ!お兄ちゃん(*´д`*)』と琴音が帰り道の途中にある屋台を指さすものだから無条件で購入です!
なんせ菅原兄妹はとうもろこしとかコーン系の食い物には目が無い(*´д`*)
(ボクは大好物一位がコーンで二位が茹で落花生。妹は茹で落花生が一位でコーンが二位)
『わきゃー♪ 甘くてサクサクでおいしいですう(*´д`*)』
『これはおいしいわね~(*´д`*)』と首塚さんにも大好評でした^^
さて、この三の丸。
ここも桜咲くのどかな公園となっていたのだけれど、
その公園口に違和感のあるものが建っていた。
『うっは!煉瓦ちゃんの柱がありゅう~(*´д`*)
ん? これって何かの門だったとかかな?お兄ちゃん』
『だなあ。明らかに異質だな、ここだけ^^』
『お城に煉瓦』って相容れない存在だと思いません?
でもここでふと思い出し、皆に告げる。
『皆とは何度か旅先でお城巡りや城址巡りしたよな? そこで同じようなものを見た経験は無かったかな?^^』と。
すると思い出してくれたようで次々に『ハイハイハイ!』と生徒のように彼女らは挙手をするのだった。
『わきゃ? こういうの広島城とか彦根城でも見たような気がしますですう^^』
『私は別件っすけど、皇居(江戸城)の北の丸公園で煉瓦の建物や煉瓦片を見たっす!』
『そう。実は日本でも屈指の大きなお城や城址は、戦時中にほとんどが軍(ほぼ陸軍)の関連施設として使われたんだよね^^
戦国・江戸時代に戦の要と築きあげられたお城の場所ってのは、
明治大正昭和の戦時にも打ってつけの場所だったんだよ^^
なんせ見晴らしの良いスペース。守りやすい陣地なわけだ。
でもまあ航空戦術が当たり前の戦争後期・近代戦では結果的にめちゃくちゃアダとなる(標的にもなる)んだけど・・・。
ーーーでだ!
その時代は軍の施設は時代柄、かなりの率で煉瓦などが使われた時代でもあったんだ^^
恐らく十中八九、この弘前城の三の丸に残るこの煉瓦の門柱っぽいのも軍の遺構とかじゃないかと思うよ^^』
(※ 日本各地に残っていた城たちは、明治初期の廃城令によって全部が廃城になった。
事実上、今ある日本のどの城もすべて廃城扱いだったのです。
官庁の土地財産として取り込まれるか陸軍の接収地として有益に?利用されるか、
後はそのまま廃墟になるしかないと言う選択肢だったんです)
ここで煉瓦と来ちゃ~俄然ウズウズしてしまう琴音が、スマフォに指をなぞらせつつ、
『弘前城に煉瓦があるのがめっちゃ気になるっす^^
お兄ちゃんが言うようにさあ~、やっぱり軍の遺構なのかな?
ちょっと昔の写真とか検索して調べてみたいっすね☆』と、
色々と調べ出したのである。
数分後、
『ねえねえ!みんなこれ見てよ!マジで!』と、ボクたちにある画像を見せつける。
それは国土地理院さん保存の戦後間近の米軍撮影の弘前城周辺の拡大画像だった。
それは今ではすっかり草木生い立つ、市民憩いの三の丸の公園に、
何か建物が建っていた痕跡だった。
この時は『お兄ちゃん。何が建ってたかわっかんないけど、間違いなくここに何かあったんだよね!』と言う彼女に
『間違いねーな。でも・・・何があったか軍の施設だったのかわからねー^^;』と、ひどくお茶を濁した答えを返すくらいしかできなかった。。。
(※ 後で色々と調べた結果。この弘前城の三の丸に残る煉瓦の門柱跡はやはり軍部施設の名残だったようです。
戦後、この土地は弘前市の教育施設にとって代わる時期がありましたが、
どうやら煉瓦の門柱だけは時代を越え受け継がれ、そして今に至るようです☆)
さあ、後は帰るだけ。
この時は分からないまま弘前市街を闊歩したけれど、
実は元々軍都であり、それによって発展した町だった(明治31年 第八師団。弘前に設置)
りんごだけじゃ無かったんだね^^
さて新青森駅まで共にした首塚さんともここでお別れです。
『あはーん・・・くびづがおねえさまあ・・・(ノД`)・゜・。』と彼女に泣きながら抱き着く琴音が居た。
『べ、別に永遠の別れじゃないんだから琴音ちゃんw 里帰りだし明後日には東京に帰ってるし会社も出勤だからw
でもありがとうね琴音ちゃん^^
そしてみんなありがとう^^
貴方達と旅ができて元気をもらったわよ☆』
どうやら少しでも元気を取り戻してくれたよう。
問題は山積みで何も解決してはいないのだけれども、その時はまた一人で塞ぎ込まず、ボクたちに相談してほしいなあ^^
ボクたちは彼女を見送ってから新幹線へと乗り込んだ。
『わきゃー♪ 今度はゆっくり座って東京ですねw』と言いながら、嬉しそうにお土産をご披露する夕実ちゃん。
そしてお酒もちゃっかり買ってたようだw
そのお酒はニッカ弘前工場産の『ニッカシードル・ドライ』
結局、お土産とはならずに皆で車中で飲み切ってしまったけれど美味しかったねえ(*´д`*)
リンゴと煉瓦とお城と桜とそして、軍都の歴史。
知れば知るほど面白い弘前だったように思えた^^
この北東北煉瓦奇譚はこれでこのまま無事に幕を下ろすはずだったのだが・・・
『私!盛岡で途中下車するっす!』と琴音が新幹線を降りちゃったのはまた別の物語と言うことで^^;
盛岡編はコチラです↓
ここまで読んでくださりありがとうございました^^
いや~めっちゃ綺麗だったよ弘前城の桜!
基本、行ったところは中々再訪しないボクだけれど、
ここは何回も行ってみたいねえ☆
さて、中々同じ土地へは再訪をしないと今言ったばっかりなのに、
次回は『再訪』するお話ですw
と言うか前回に訪れて願いが叶わなかった場所へのリベンジであります。
舞台は4つの県境がひしめく北関東。
人生で一番の『藪漕ぎ』をしてきたよ☆
ではでは気になる方は是非どうぞ。
また次回お会いいたしましょうず(*´д`*)
見事な桜だね。
by gen (2016-06-02 14:23)
40数年前、中学の修学旅行で弘前城に行った時は桜が満開でした。
その後宮城に移住してから何度も弘前に桜を観に行きましたが、
毎回空振りで、ここ数年は諦めて行っていません。
岩木山の頂上もなかなか綺麗には見えないんですよ。
ちょいのりさんの普段の行いが良いのかなぁ?
by johncomeback (2016-06-02 14:46)
ほんと見事な桜ですね!
東京では今年あまり良いお天気でなかったので
こんな素晴らしい桜が見れて良かったですね。
お城も桜があるとより綺麗に見えたりして^^
by 美美 (2016-06-02 15:58)
綺麗な桜ですね〜(*´ω`*)
黒こんにゃく気になる(笑)
次回は群馬、栃木、茨城、埼玉の県境のアソコですか^^;楽しみに待ってます〜(^o^)
by ワンモア (2016-06-02 17:12)
いい日に当だったすね。。。( `ー´)ノ
オレのドゴがらは車で40分も走ればすぐ行げるんだすよ。。。(^◇^)
次回はご連絡を。。。
by 北大地 渓志郎 (2016-06-02 20:06)
桜がとてもきれいですね~
うちも黒こんにゃく気になりました!
どんなお味が興味津々!
静岡おでんは知っているけど(笑)
by isoshijimi (2016-06-02 21:16)
桜の花びらが散っているお堀に近づけるのがいいですね!
北上すると時間差で桜が見られる。
確かに..本当に綺麗ですねぇ。。赤い橋のある風景。いいですね。
by orange (2016-06-02 21:37)
ちょいさん!なんで泉佐野来なかったの!。
もう~刻印ありまくりよ!、
灯台のぼりまくりよ!・・・駅員3さんが。
仕事の都合で…と仰ってましたが、
その場にいなくても、ちょいのりさんのお名前が
出てしまうこの有名ブロガーっぷり!。
有名税として仕方ないかな。
今なら、ピンクの電車も乗れるよ!。
さぁ、急げメモれコピれ~。待ってるで。
by 裏・市長 (2016-06-02 21:42)
この時期に満開のさくらの写真見るのって何故か新鮮
(2ヶ月前に味わったくせに^^;)
by kinkin (2016-06-02 21:58)
黒コンニャクに興味を持たれるとは、さすが料理人(嬉)
堀に浮かぶ桜の絨毯、綺麗ですね。
行きたいけど、先立つ物が…(暇はあるけどwww)
by 唐津っ子 (2016-06-02 22:20)
やっぱり桜は青空、そして満開、お城が
よく合いますね。今年の関東の桜は
どうも曇りばっかりで・・・来年はお城と
桜を見たくなりました^^
by みずき (2016-06-02 23:38)
やっぱり弘前城の桜は見事ですねぇ^^
花筏もまるで乗れそうなくらい一面ピンクだし^m^
黒こんにゃく・・・前に玉こんにゃくをお腹がはち切れるくらい食べて(好意でいただいたので頑張って食べたw)、それからはちょっとこんにゃくがトラウマですw
by ニッキー (2016-06-02 23:46)
見事な桜にうっとりです
青空とのコラボ、最高ですねぇ
黒蒟蒻がメチャ気になります
見事に染みこんで美味しそう
催事で来てくれないかなぁ
by さる1号 (2016-06-03 00:00)
弘前かぁ~北国の桜って
めっちゃ綺麗だね☆☆(^w^)☆
by 獏 (2016-06-03 04:58)
おはようございます。
富士山もですが・・・お城と桜最高です。
by YUTAじい (2016-06-03 06:44)
数年前、東北の桜を見るツアーに参加した時に弘前城にも立ち寄りました。
しかし、その年は桜の開花が早くて、弘前城の桜は既に終わり、桜の代わりに美しい新緑を拝見した事を思い出しました(^.^)
by ぼんさん (2016-06-03 07:36)
やはり山と同じで城に入っちゃうと全貌がみえませんものね。
全景が写真に納まることって大事な気がします。
次の藪漕ぎ、楽しみですw
by まめ (2016-06-03 12:38)
ちょいのりさんは、運が強いね
サクラが満開で、ハナイカダも美しい、おまけに快晴
実は、私もそうでした(笑)
by koh925 (2016-06-03 17:03)
わぁーーー桜見事です。橋からみなさん撮影されてうますね。
by みぃにゃん (2016-06-04 12:53)
写真でしか見たコトはありませんが、有名な桜の名所
なんですよね。確かに、ものすごくキレイです!(語彙がない^^;)。
長い間、建築物を保全するのは、タイヘンなコトなんですね。
真っ黒なこんにゃく。コンニャクイモから、コンニャクを作る
時点で、なんらかの色を付けている、とか^^;。
by sakamono (2016-06-04 13:35)
これは見事な桜ですね〜何度でも行けたら
行きたいです、まあ夢のまた夢ですがね最高ですね!
by Hide (2016-06-05 00:48)
弘前城の桜は有名だニャ。
桜の絨毯もいいニャ~
by えーちゃん (2016-06-05 01:41)
弘前とか高遠とか城にはやっぱり有無を言わさず桜だすな。
この季節に行けることが羨ましいっす(^O^)/
by 太陽の玉子 (2016-06-05 12:10)
桜はいつ見てもイイですね^^。
駿府城の天守閣、個人的には再建してほしいなぁ・・・
by DEBDYLAN (2016-06-13 23:31)