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第878話 四国北岸瀬戸の花嫁編☆観光坑道『公害対策バッチリの先進的銅山?』観光坑道・讃岐煉瓦の煉瓦水路跡ほか [廃村さーくる2(煉瓦遺構編)]

『この坑道を出て晴れていたらいいなあ^^』

 そうお兄ちゃんは呟いた。

 私もうんと頷く。

 だってせっかくの東洋のマチュピチュツアーっすよ?

 雨は止んだとはいえガスってて何も見えないんじゃ意味ないっす!

  

 さて元火薬庫を改装して造られたと言う観光坑道、

 いざ突入開始っす☆

 第878話、わたしっちこと菅原琴音視点ですたーとっす(*´д`*)

第878話・マイントピア別子・観光坑道・琴音2.jpg 

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『わきゃ!なんかしっとりヒンヤリですう^^』

『むしろ肌寒いくらいだね夕実ちゃん^^;』

 

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 坑道内の気温は19℃。外の気温は26℃。そりゃ寒くも感じるっすよね(別子に行ったのは9月ですw)

 

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 観光坑道の手始めは、別子銅山とはなんぞや?の解説が壁面のパネルなどで説明してありましたっす^^

 

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『わきゃ?先輩がさっき言ってた切上がり長兵衛さんのことも書いてあるですよ^^』

『そう、ここにも記述されてるように長兵衛さんが銅山を歩いていたら偶然見つけちゃったところから歴史は始まるんだ^^

 歩くって言っても険しい山道だけどなw』

『なあでも兄ちゃん。鉱夫だったってことはさー、ただの散歩じゃないっしょ?

『まあ簡単に言えば鉱脈が無いか調査してたってことだな。

 何もここ別子が初めて愛媛県で見つかった鉱山じゃない。

 隣の四国中央市や西条市にも前から鉱山があったんだ(あと別子山の反対側も)

 だから新鉱脈があるのでは?って目星をつけて実地調査してた時の産物なわけだよ^^

 ただ、それがかなりの埋蔵量を匂わせる鉱床だった。

 急いで大阪に戻った長兵衛は住友さんに報告して、住友さんは調査団を送り込んだんだ。

 そしてーーー

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 そのあまりにも巨大な鉱床発見に大喜びしたそうだよ。

 それを祝して最初の坑道は歓喜坑って名前が付けられたんだ^^

 ちなみに目の前のは、あくまでも紹介のために設置したもの(分かってるだろうけど)

 本当の歓喜坑はずっと山の上の方にある旧別子地区に今現在も残ってるよ^^

 残念ながら危ないってことで坑口は綺麗に整備されちゃったけどね』

 はあ~なるほどっす。

 ようは銅鉱脈だけど金になる!って喜んだわけっすよね(穿った見かたw)

 そりゃ莫大なマネーになるなら大喜びっすw

 

 さてこの後もパネルや人形などで当時の鉱山の暮らしぶりなんかを見ていくことになったよ^^

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『明治13年にダイナマイトが使われるまでは完全に手掘りだったんだな^^

 掘り出した鉱石だって運び出すのは当然人力。

 鉱山鉄道や重機・索道(リフトやゴンドラみたいなやつ)が使われるのは明治26年頃。

 いかに鉱山で働くのが大変だったかが分かってくるね~^^』

 

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 湧き水の引き揚げと言うレプリカには観光客が投げ入れたお金が。

 いつも思うけどお賽銭がわりってことっすかね^^;

 もしくは当時の人たちに感謝や共感して投げ入れたのか。

 私はこのお金をマイントピア別子さんがどうするのか気になった( ̄ー ̄)ニヤリ

 

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『わきゃ!お風呂ですう(*´д`*)』

 

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『ぐふふ。ありがたやありがたや。できればこっち向いてほしーなあ~(*´д`*)ほわ~お』

『お兄ちゃんそればっか見てんなボケえ^^;』

『わきゃ・・・えっち目線で見るのはよくないと思いますですう(>_<)』

 まあ~お兄ちゃんも何かとエロス好き^^;

 ここはわたしっちが解説いたしやしょうずw

 

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 別子銅山開口当初、歓喜口のすぐ傍には共同浴場があったそうっす^^

 実に嬉しい福利厚生です(当時にその概念があったのか疑問だけど)

 

 坑道作業と言うのは正直悪辣で辛辣な作業っす。

 ほこりも多いし暗いし湿気も多いし、時には熱水や蒸気、そして落盤の危険もあるわけです。

 採石したものは岩石だしめっちゃ重いし運び出すことだって過酷な物。

 鉱山の種類によっては粉じんなどで肺を犯す塵肺にもなるんす^^;

 例えるならキングオブブラック企業の頂点でしょうか?

 それでもそれに見合う対価がそこにあったとです(強制労働じゃ無ければのお話)

 

 労働時間は幾ばくか? ちょっとそこまで分かりませんが、恐らく相当な時間を労したと思います。

 くたくたになった坑夫やそれを支えた奥さんたちの癒しが作業後の『ひとっ風呂浴びる』だったのは言うまでもないっすよね^^

 

 その入浴、どんなに癒されたことか・・・考えただけで私、涙でそう(くううーー!とか、はあ~(*´д`*)とかさー、湯船につかった時に皆、口から疲れを吐き出したんだろうね)

 

 思えばお兄ちゃんと夕実っちとで出向いた軍艦島も坑道口の近くにお風呂が用意されていましたっす。

 そのお湯はあっと言う間に炭鉱帰りの鉱夫たちの汚れで真っ黒になったとか。

 

 それなりの対価があったとはいえ過酷な作業に従事していたことを説明するこの目の前の人形たちの物語に、

 えっちな視線で見ちゃったお兄ちゃんに私は肘鉄を『ドスン!』とお見舞いしたとです。

 

『なんだよ・・・痛ってーな琴音^^;』ってお兄ちゃんは怒ってきたけど、

『なあ兄ちゃん。レプリカと言えども昔の人が苦労して苦労してお風呂で癒されてたのをエロ目線で見るのはどうなんよ^^;』と言ったら

『・・・すまんかった。ゴメン・・・^^;』と反省してくれた。

『もう金輪際、乳首とか探さないように!』とも、止め刺しといたっすよw

 

 ここから先は、その運び出した鉱石がどういった工程で銅へと変わっていくのかの説明でしたっす^^

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『砕女小屋(かなめごや)』

 江戸末期や明治初頭は当然、機械仕掛けの粉砕機なんてものは無かったとです。

 昔は女性陣がコツコツと金槌を振り上げて鉱石の粉砕作業をしてたんすね^^

 ちなみに歴史に疎いわたしっちだけどお、

 今でこそ世界ランキングに入ってないけれど、

 日本はかつて江戸時代には世界一の銅産出国だったってのを覚えてるっす(うる覚えなので違うかも?)

 

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 さて、今までは別子銅山の江戸期から明治中期までのお話^^

 この観光坑道は奥に進めば進むほど別子銅山の歴史の説明が現在へと近づく仕様っす(*´д`*)

 

 次は『next近代ゾーン』っす☆

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 演出か、元々こうだったのかは分かんないけど、

 低くなった洞内を抜けると再び天井が少し高いゾーンにやってきたっすよ^^

 ここで最初にお出迎えしてくれたのは『近代ゾーン』と言う、

 明治中期から廃坑に至るまでの昭和後期に関する解説パネルや当時の展示物のエリアだったっす☆

 

 まず最初にわたしっち達を迎えてくれたのはーーー

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 当時を体現した巨大なジオラマだったっすよ^^

『やべえ・・・何だか機動戦士ガンダムのソロモンとかア・バオアクーみたいな宇宙要塞みてーだな(*´д`*)』と、ガンダム好きのお兄ちゃんは言うけど、

 私と夕実っちはガンダムわかんないのでチンプンカンプン^^;

 ただ、

 ここはおざなりなジオラマじゃなかったんす。

 非常に細かくミニチュアたちを作り込んでいて驚かされた(*´д`*)

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 これ・・・写真で見るとわかんないと思うっすけどー

 小指ほどの大きさも無いんだよ?

 デジカメのマクロで撮った画像なの^^

 

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『わきゃ!? 煉瓦もありますですね^^』

『そうだね夕実ちゃん^^ いやーでも凄いなこれ!

 めちゃくちゃ精巧に作ってるよ(*´д`*)』

 明治から昭和への別子銅山の様子を一緒くたに再現してるらしいんすがーーー

 細部の小物もすんごくリアリティ!

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『うーんでもトンネルの煉瓦積みまでは気が回らなかったみたいだなw』とジオラマの煉瓦積みに注文を付けるお兄ちゃん。

 確かにさっきチラッと見えた中尾隧道の煉瓦積みとかはイギリス積みだったっすけど、ここは長手積み。

 

 でもつったってーさあー!

 そこまでつっこむ必要ないよw 私は立派なもんだと思ったし職人だな~って思ったっすよ(*´д`*)

(刻印刻まれてたら発狂してたかもだけどねw むしろ造形師さんに会って握手したい☆)

 

 

 さて、このエリアの最後には『ガチ』な展示パネルもあったとです。

 お兄ちゃん曰く『この別子銅山跡の痕跡探しや探索するならば、ここは絶対見ておかなければダメかもな^^』だそうっす。

 どゆことかね?と思ったけど入ってすぐに分かった。

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 それはそれはとても小さな一画。

 4畳半くらいの広さでしょうか?

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 ココこそが観光坑道が元々火薬庫だったことを証明するスペース。

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 見上げた天井は立坑と言って、万が一火薬が暴発したときの逃げ道でもあり、爆風を逃がして被害を軽減するための穴でした。

 そして更に言えばーーー

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 まだまだ現役だった頃の詳細地図を展示している部屋でもあったんす^^

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『わきゃ? 砂金採りの裏手の山にも昔は建物がたくさんあったみたいですう^^』

『だね、夕実ちゃん^^ 今でも痕跡残ってるのかな?』

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『わきゃー、私、さっきは先輩に言いませんでしたが気になってたとこがあったです。

 山の中腹に何か構造物っぽいのが見えたですが、これを見るとどうやら貯鉱庫跡だったみたいですう^^』

『なんだよ夕実ちゃん。言ってよそういうのw オイラ全然気づかなかったよ^^;』

 なんだよそれー

 マジでさ黙ってないで言ってよね!夕実っち^^;

 でもどうやら川を越えた端出場水力発電所跡の裏手の山側にも、かつては鉱夫さんが住んでいた区画があったみたい^^

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 こっちはこれから向かう東洋のマチュピチュ『東平ゾーン』の過去の地図。

 学校や保育園完備!?

 プールとかもあるの???

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 そして更に上のエリアであり、別子銅山の開坑から明治32年までの中心だった旧別子の地図も。

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『わきゃ!こっちも劇場とか学校とかあったみたいですう^^』

『いいとこに気づいたね夕実ちゃん^^ そうなんだ。

 別子銅山ってのは、旧別子→東平→端出場と、別子山の鉱脈を探すベースキャンプを順繰りに変えて行ったんだ^^

 鉱夫さんたちの棲み処もその都度移動し、

 そして娯楽や医療や教育施設もそれに合わせて遍歴を重ねてきたんだよ^^

 簡単に言えば頂上から鉱脈を採りつくして順々に麓付近まで鉱脈を求めて移動してきたわけ。

 ボクはそこまで詳しく調べていないけれど、

 どうやら旧別子・東平地区にも劇場跡や学校跡も探せばまだまだ残っているそうだ。

 琴音の好きな煉瓦の建物も・・・今では山中に飲まれてはいるが存在してるみたいだね^^』

 

 ぐは!マジかお(*´д`*)

 この別子鉱山のある山中には煉瓦構造物がゴロゴロ?てことなのかよう(*´д`*)

 思わず胸躍って『ねえねえ兄ちゃん!それ見つけに行こうぜBOY(*´д`*)』って言っちゃったんだけど、

『本当ならオレも見つけに行きたいところだ^^ だけれども今回の旅はジャブ程度(視察とか)で充分だと思ってる。

 いずれ何度も再訪予定だから、その時はどうだ?琴音。

 お前もついてくるか^^』

『あーん(*´д`*) 行くに決まってんじゃーん♪』

 私はいつ叶うか分からないお兄ちゃんの提案にワクワクドキドキして答えるのだった。

(※ 実は別子銅山跡。そこは眠れる遺跡が数多く点在し眠っている、日本屈指の廃墟群の聖地。いや塊なのだw

 一回こっきりじゃもったいないし、そもそも一日じゃ見れないのだw

 ただ、次回記事で誰でもちょっとだけ行ける場所を紹介します^^)

 

 

 ---火薬庫跡を出た後は

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 道すがらと言うか坑道すがらでしょうか、

 明治中期から爆発的に採掘作業を手助けしたアイテムたちが展示されてたっす^^

 発破。つまりはダイナマイトっすね☆

 

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 んで~、最後にやってきたのがここ『遊学パーク』っす^^

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 銅太君に迎えられるまま入っていくとーーー

 

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 遊学パークA・Bとエリアが分かれてたっす。

『ほほ~なるほどな^^ どちらかというと子供向けのアトラクションってとこだろうな。

 正直家族連れで来ると今までのエリアは子供にとってはとても退屈だと思うし、いいんじゃないか^^

 遊びながらも鉱山って何?をほんの少しでも体験できるわけだからね』

『わきゃー♪ ちょっとやってみたい!やってみたいですう(*´д`*)』

『えっと夕実ちゃん・・・ボクの話聞いてた?^^;』

 遊園地マニアの夕実っちが駄々をこねて譲らない(そんなキャラ設定だったっけか?w)

 困ったお兄ちゃんは辺りをキョロキョロと見渡し

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『これならボクたちでもやれそうだね^^』と、持ち上げ岩と言うアトラクションを見つけたみたい^^;

 どうやら力持ちになった気分を味わえる素敵アトラクション?w

 しかもなぜか本当に小さい子供たちだと岩まで手が届かないと言う大人仕様w

『やるです!やりますです(*´д`*)』と、息巻く夕実っちだったのだがーーー

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『わきゃ・・・あの脚の短いオジサンがずっと占有しててやれないですう^^;』とUターン。

 今まで観光客とほとんどすれ違うことも無かったのに、なぜかこのエリアだけは数組のお客さんが遊んでたっす。

 オジサンが嬉々として岩を上げ下げしてたのを横目に見つつも私たちは観光坑道を後にするのだった。

 

 

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 さて観光坑道を出た私たち。さるとびばしと言う橋(えっちゃん?)を抜けたところに素敵な出会いが待ってたっす!

 

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『うは!やっとこさ古い煉瓦ちゃんに出会えたっす(*´д`*)』

『よかったな琴音w さてこの煉瓦の水路跡はこの別子鉱山にとって非常に重要なものだったってことを説明せにゃならないね^^

 夕実ちゃん? 銅山と言ったら君が真っ先に思いついたのは足尾銅山だったんじゃないかな?』

『はいですう^^』

『あれが特に有名になっちゃったのは鉱毒垂れ流しのせいなんだよ(足尾鉱毒事件)

 銅って言うのは精製製錬時に猛毒な排煙と排水も生み出してしまうんだ。

 それはそのまま外に出ると草木を枯らし、土壌を犯し、時には植生を失った山々が水を蓄えることも出来ずに下流域に洪水をもたらすこともあるんだよ(実際に大洪水になった)

 本来なら排煙排水処理場とセットじゃないといけないんだが、

 足尾銅山は経済を優先して、鉱毒対策は後追いだったんだよね^^;

 

 さて何故?足尾銅山の話を持ち出したかと言うと、

 この目の前の煉瓦の水路跡に大きく関わってくるからなんだ^^

 この煉瓦水路跡、実は坑内の鉱毒水を処理する為に設けた水路なんだよ☆

 ここから下流にある山根収銅所まで引っ張って、鉱毒水の浄化処理をしたその名残なわけ。

 日本って経済成長期には経済を優先して多くの公害を生み出してしまったけれど、

 ここ別子銅山ってのは昭和大正どころか明治初頭(もしくは江戸末期)から公害対策をもセットに考えていた企業の模範ってとこかな^^』

『わきゃー!じゃあ~これは素敵な煉瓦水路さんなんですね~(*´д`*)』

 うおおー!ただの銅山じゃないとは思ってたけれど、やっぱりここはすんばらしい(*´д`*)

 ここだけでも今日来た甲斐があったと思っちゃったよおう(*´д`*)

 

 

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 さて、遊歩道のちょっと上にある煉瓦水路。

 わたしの背丈じゃのぞき込むのは厳しい・・・

『ふふふ^^ 琴音? どうせ煉瓦の表面を見たいとかだろ?

 だったらオレがケツを押してやるからケツを差し出せ

兄貴に触らせるケツはねえ(-_-メ) ・・・って言いたいとこだけどお願いするっしゅ(*´д`*)』

 と言うことで嫌々ながらも遊歩道の垣根にヨッコラショ

 そしてワクワクしてのぞき込むとーーー

 

 

 

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 うおおおおおおおおおおおーーーっ!

 あった!あったよ!煉瓦の刻印ちゅあ~ん(*´д`*)

 しかもこれ・・・讃岐煉瓦の刻印!?

『お、お兄ちゃん。まさかコレを見つけて欲しかったから讃岐煉瓦工場跡地に先に行ったってこと???』

『まあ半分は正解かな^^ 原爆ドームに使われたと言う讃岐煉瓦の答え合わせもしたかったし、

 何よりもここ別子銅山にも讃岐煉瓦が深く関わっていたってのをお前によく知ってもらいたかったってことでもあるよ^^』

 なんて粋なことしやがってコンチクショウ(ほめ言葉)

 でもこれで分かったっす。

 別子銅山は讃岐煉瓦が使われてるってことが^^

(※讃岐煉瓦だけじゃありませんが大部分を占めています)

 それにしても住友さんの商標(#井桁)と似てるのは偶然なのかな?

井桁のマーク・住友.jpg

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『ちょっと長居しすぎたかもだ^^; バスの出発まで15分くらいしか無いし駆け足で戻るぞみんなw』

 いつもこうだよw

 鉱山鉄道を待つよりも走って帰った方が早いとのことで、ここからは急いで戻ることになったっす^^;

 というか歩いて行けるのね^^;

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 せっかくなので打除鉄橋をパチリ☆

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 その近くには第四通洞と言う素敵な煉瓦隧道ちゃんも(*´д`*)

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 砂金採り体験の傍を駆けると、

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 鉱山鉄道では見逃してしまった中尾隧道の立派なお姿も拝めたよ(*´д`*)

 

 そんなこんなで7分前に本館に到着(意外と近いなw)

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『東平(東洋のマチュピチュ)じゃ、ジュース買ってる暇もないぞ^^』とお兄ちゃんが言うもんだから、

 ジュースも幾つか買っておいたよ(あれ?画像が違うみたいw)

『さあ~もうバス停に行かないとバスが行っちゃうぞ琴音^^;』

『ん?あ~ちょっと待って、コレも買っていきたいから^^』

『ねえねえ琴音っち。ジュース以外に何を買ったですか???』

『えっと~これだよ^^』と皆の前に私は買ったソレを披露した。

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『端出場水力発電所跡の調査報告書っす(*´д`*)』

『『うわ!ガチだよこの人w(^_^;(^_^;)』』

 

 昔だったら考えられないこの手の買い物。

 煉瓦沼って恐ろしいw

 

 ---さて、目の前にマイクロバスがやってきた。

 私たち以外には5~6人の観光客(当日飛び入りの方も。・・・予約しなくても乗れるんかいw)

 いざ参らん!

 東洋のマチュピチュへっす(*´д`*)

 

 

ちょいのり・フィーバー・サザエさん.jpgここまで読んでくださりありがとうございました^^

 端出場エリアも中々見応えがあって面白かったですよ~

 ばーべきゅーや砂金採りも出来るので煉瓦や鉱山に興味ない方でもバッチリです(それはどうかなあ~w)

ちょいのり・サザエさんver1.jpgさて次回はいよいよ東洋のマチュピチュツアーです^^

 気になる方は是非どうぞ☆

 ではではまた今度お会いいたしやしょうず(*´д`*)

 


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kinkin

自分はバーベキューだけ出来れば良いです。
歩き回った後は、金欲より食欲(^^ゞ
by kinkin (2016-11-13 16:14) 

獏

別子銅山かぁ・・・☆
広島から近いのに行ったことないんですよ。。。
いつの日かゆっくり訪れたいなぁ
引退してからかなぁ(涙)

by 獏 (2016-11-13 17:17) 

とし@黒猫

これを延々を読んでて思ったのは、
「男の乳首は、何のためにあるんだ?」
という疑問でした。
なぜだかなー
by とし@黒猫 (2016-11-13 19:02) 

johncomeback

東洋のマチュピチュにはサンデー毎日になったら必ず行きます。
今日山形市で、素敵な煉瓦の建物を見てきましたよ(^▽^)/
by johncomeback (2016-11-13 19:51) 

ニッキー

あまり有名どころでない地名なのに見所たくさんですねぇ^^
遊学パーク、小さいお子様と一緒だと色々遊べたのに残念(⌒-⌒; )
by ニッキー (2016-11-13 20:37) 

みずき

これがミニチュアとはスゴイですね。
坑道跡で等身大マネキンがいっぱい
だったら、ちょっと怖いかもです^^;
by みずき (2016-11-13 23:32) 

唐津っ子

煉瓦沼は、底無し沼かも(笑)

坑道とかぼ遺跡には必ず設置されている人形。
リアルすぎて、結構怖い気がします(震)
by 唐津っ子 (2016-11-13 23:44) 

YUTAじい

おはようございます。
佐渡もですが・・・鉱山は大変な労働条件でした・・・
by YUTAじい (2016-11-14 06:50) 

ソニックマイヅル

おはようございます。やはり当時の生活って大変だったんでしょうね。同じようなトンネルが当地にも存在しています。列車のトンネルでした。^^;
by ソニックマイヅル (2016-11-14 09:18) 

まめ

ところどころおどろおどろしいフォント使ってるのがどうかとw
炭坑内の遊ぶスペース、ありだと思いますが
外と雰囲気が全く違うので我が3歳児だったら遊ぶだろうかと疑問に思ってしまいましたよw
そして、ちっこいおっさん(www)が出演してましたね。
by まめ (2016-11-14 12:38) 

サンダーソニア

砂金採り 大好きです^m^
by サンダーソニア (2016-11-14 19:45) 

さる1号

乳首とか探す気持ち、良く解ります
思わず探しちゃいますよね^^;
さるとびばし、名前の由来を知りたいな
猿飛は人の名じゃなく術の名・・・・自分はさるとびって聞くとえっちゃんじゃなくサスケの方を思い出す世代で^^;
by さる1号 (2016-11-14 20:43) 

美美

リアルすぎる炭鉱内の人形に
目を覆う場面も(o^^o)ふふっ♪
砂金とりがいいなあ
by 美美 (2016-11-14 21:31) 

ワンモア

うーん、見どころ沢山で、色々コメントしたいけど、とりあえず銅太君のアップ、怖えー(´Д`)
あと、ミニチェアのスケールが何分の一か、超気になる(笑)。
足尾銅山と比較しても色々とためになる内容でした!
by ワンモア (2016-11-14 22:13) 

テンポイント

それら軟弱の集団が、このア・バオア・クーを抜くことは出来ないと私は断言する!
by テンポイント (2016-11-15 02:13) 

馬爺

おはようございます。
これと同じような洞窟内の妙などの展示が土肥金山にもありますね、リアルな人形に驚きましたね。
by 馬爺 (2016-11-15 08:44) 

えーちゃん

遊学パーク?
まぁ、子供がこういう所に来ると直ぐ飽きちゃうだろうからいいかも知れないけど、坑道内には似つかわしくない風景だな(^^;
by えーちゃん (2016-11-15 16:34) 

sakamono

砕女小屋っていうのが面白いなあ。砕いた石は何かに
利用されたのでしょうね。公害対策をセットで考えていた
あたりは、素晴らしい!
by sakamono (2016-11-17 23:57) 

koh925

私のブログが閲覧不能になり、皆様にご心配をおかけしましたが
ソネットとの応答により無事に解決することができました
原因は、ユーザー名、パスワードの認証不備によるもので、当初は
ウイルスの感染の心配していましたが、別問題でした
在庫写真が溜まり季節外れの記事になりますが、ボチボチ公開する
予定です、これからも宜しくお願いいたします。
お断り、同じ文面のコメントを皆様に配信しています

by koh925 (2016-11-18 20:33) 

駅員3

すごいなぁ・・・一枚一枚、じっくり写真に見入っちゃう(^^)
by 駅員3 (2016-11-28 07:01) 

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