第24話「一人で はとバスツアーできるもんっ! ぱーと④」おばあちゃんに河津桜を見せるんだ!編 [はとバスツアー]
バイオパークを後にしたボクの乗る、はとバス君。
再びの135号線を経由して、今回のメインとも言える「河津桜」を見るべく、隣町の河津町に向かいました。
この河津町。訪れたのはいつだっただろうか?
確か、おばあちゃんと訪れた10年は前の事だったと思います。
そんな思い出も含めて、いざ、スタートです☆
河津町に近づくにつれ、周りの風景がみるみる鮮やかになっていきます。右に左に桜のピンクがお出迎え。
雨など忘れる鮮やかさ。
町おこしで始まった河津桜のアピールが、廃れるどころか拡大していった理由はもう語らなくていいかなあ~とも思いましたね。
・・・正直なところ、ビックリです。こんなにキレイだったかな・・・と。
まだまだ5分ほどの桜にもかかわらず、メイン会場までの道程で、何十人のカメラやリュックを背負った旅人・観光客を見かけました。
しかも冷たい雨が降ってるのにね。
雨なんて目的の前ではただの塵ですよ。
きゃあー!やだー!シマウマ君がいつもより、おっかしーよーw
・・・そんなこんなでやってきました河津桜!
大型バスの駐車場にはとバス君は止まり、そこから桜が特に咲く、河津川のほとりを目指します。
・・・と、その前にちょっと昔を回顧、回顧です。
昔に来た時は、土が剥き出しで、ロープでスペースを区切った簡易な駐車場だったはず。・・・事実、バスガイドさんもそんなようなことを言ってました。
・・・だいぶ変わったんだなあ~。
川への道すがら、地元の有志による出店が数多く出店していたんだ。こんなのも、あんまり無かった気がします。
ガイドさんに先導されて、いよいよ到着。
雨の河津桜の登場です☆
平日の月曜日だってのに、関係ないんだな。・・・すげー混み様だった。
桜の花に、傘の花。地面じゃ菜の花のお出迎え。
雨なんかにゃ負けねーよ。キレイな物はね☆
川沿いをしばらく行ったり来たりでパチリパチリ。
昼飯に話せなかったおばさまにも写真を撮ってあげたりで、思い切り満喫してきました☆
本当は、河津桜をおばあちゃんと一緒に見ようと思ってたんだよね。
でも、もう足が悪くってさ。だから今度実家に帰ったときは、河津桜の写真を見せてあげようかと思います。
喜んでくれるかなァ?
さあ、いよいよ今回のはとバスツアーも終わりです。
帰りのバスでお土産の伊勢海老弁当をいただきつつ
一路、東京へ!
帰りは、天井から「うい~ん!」って感じでモニターが3台降りてきて、釣りバカ日誌の映画を閲覧しながらでした(オイラは途中で寝ちゃったけどw)
午後8時、窓の外はすっかり見慣れた都会の夜景。
・・・もう帰ってきちゃったんだなあ・・・
「皆さん、今日はお疲れ様でした。生憎の雨模様や私どもの至らないところもありましたが、この日帰り旅行は楽しんでいただけましたでしょうか?」
「たのしかったあー!」とバスガイドさんの最後のご挨拶に、いつも音頭を取るおばちゃんグループの合いの手!
それにつられてのみんなの拍手!
温かい旅だよね☆
「最後に皆さんに配った、はとバスツアーのバッチをご覧ください」
ガイドさんが言うものだから、あわてて閉まってあったバッチを取り出します。
「このはとバスのバッチの中のバラの絵柄の中に“てんとう虫”が居た方は、手を挙げていただけますか?」
これははとバスツアーに参加したことがあるなら知っているらしいのですが、100個に1個、てんとう虫が絵柄の中に存在して、プレゼントの“はとバス缶”がプレゼントされるそうなんです。
この画像を見る限り・・・あんたじゃ無かったのは確かねw
分かりきってるのに「この模様が、てんとう虫に見えなくも・・・無いよな?」って、しばらく諦めきれなかったけどなw
皆さん、今回の日帰りはとバスツアー、いかがだったでしょうか?
わりと手頃な値段で、ちょっぴり遠出の大人の遠足と言えますよね。
・・・また行きたくなっちゃったのは、ここだけのお話ということで☆
第23話「一人で はとバスツアーできるもんっ! ぱーと③」 本家のある町にやってきた!編☆ [はとバスツアー]
伊豆“稲取”。これからはとバスが向かう最初のスポットなんですが、ここはボクの実家の実家。・・・つまり本家がある町です。
世間的には金目鯛がブランドになってると思いますが、それ以外にだって色々あります。
子供の頃は毎年夏休みに1週間ほど預けられ、親戚のお兄ちゃん達と、
海に潜りに、山にクワガタやカブトムシを取りに行ったものです。
ゲームであった“ボクのなつやすみ”そのものでした。
結構、昔の風習などが残ってもいて、奇祭と呼ばれるお祭もあり、ゲームの設定に使えそうな、そんな町“稲取”
・・・・・・・・・今日はここからスタートです☆
事故からの脱出に成功したオイラの相棒はとバス君は国道を逸れ、稲取にある“伊豆バイオパーク”という、ちょっとしたテーマパークに到着しました。
「まだ残ってたのか・・・」と言うのが正直な感想。
実はここに来るのは恐らく30年弱ぶりなんですよね~。
子供の頃以来ってことですかw
この30年弱に何度も何度も不況を体験してるはずなのに、残ってくれているなんて驚き。
・・・・・・ってくらい、そんなに何も無いテーマパークw
ちょ! あんたそこはお茶を濁しておきなさいよw
地方のテーマパークがどんどん潰れていってるんだぜ? これはある意味尊敬に値するな。
そんなこんなで、先ずはレストハウスでお食事です☆
1名様は1名様用に、1名様同士で相席でお食事でした。
・・・ここでちょっとオイラしくじった。
どうしたんです?
会話に入るタイミングをちょっと気恥ずかしさから逃しちゃったんだよw
オバサマ同士の会話に入れなくて、黙々とごはん食べちゃったw
さっきまで一体感のあるツアーだと思ってたのにそれですかw
会話を聞いてた限りだと、札幌や九州から来てる人がいたんだぜ?・・・すごくない?
旅好きにはどこに住んでようが関係ない気もしますけどね~
まあ~そうだな。・・・料理は、成人男性にはちょっと少ない量だったね。メインがお寿司じゃ無かったら、ごはんでカバー出来たんだがそうもいかないようです。
お寿司は名前があるんですが失念です。忘れてしまいましたw
ボクが知っていて、お祝いで必ず近所同士で作る“げんなり寿司”とはちょっと名前が違がかったのは覚えてるんだけど(見た目は似てる)
げんなり寿司?
うん。ここ稲取じゃ、ネタもシャリも大きくて嫌になっちゃう(げんなりする)ってことで、げんなり寿司なるものがあるんだ。
ネタは覚えてる限りじゃ、やたら切り身のでかいマグロと、あま~いでんぶが乗っかってるやつだね。
稲取の料理は今度、浅草に稲取のアンテナショップが出来たので、そこに立ち寄った時にでもレポートしたいと思います。
食事をダントツの速さで食いきったオイラは、雨の中へと飛び出します。
なんでよw
子供の頃とどう変わったのか見たくって、フリータイム目一杯有効に使うためさ。
最初に目に付いたのはマントヒヒの檻が近くにあったからまずはそこへ
・・・すごく寒そうでした。冷たい雨なのに屋根らしい屋根が無いんだもんなあ~・・・。
いたたまれなくなって、さっさと次を目指します。
途中の道に、こんな感じで石像がいっぱいあるんです。
実に・・・・・・・・・芸術ですね☆
うん、芸術です! ・・・えへへ☆
本当にそう思ってんのォ?w
雨に濡れるパターゴルフコースなんだが・・・どう考えても誰もやった形跡が無いんだよ。
本日のベストスコアー・・・w
次に“雛のつるし飾り”ってやつを小さな小屋でやってたので行ってきました。
なんか近年に復活した風習らしいんだが、町おこしの為に村や町の風習を復活させるって試みは結構多いよね。
途中、咲いている梅を見つつもドンドン進みます!
動物のエリアです。・・・正直、動物園って好きじゃないんだ。
ちょっと可哀想だよな。雨に打たれてるから余計にそう感じちゃったよ。
シマウマ君より、イケメンがいるわね。
まゆげは、ボクの方が凛々しいです(キリッ!)
ゲーセンを経由しつつ、いよいよこのバイオパークの目玉(?)
遊園地にいってまいりました。
昔を思い出してさ、オヤジと一緒に乗った観覧車に乗ったわけなんだが・・・・・・
風でガクンガクンしてめちゃこえー・・・・。乗るんじゃなかったw
早く地上に着け!って思っても観覧車がスピード上げたら、それはそれで怖いしw
全部制覇してきたわけなんだが、すっかり冷え切っちゃってさ、オシッコに行ったんだよ。
ここが男性用トイレなんだが、オシッコ専用の便器?が広すぎィ!
色も相まって落ち着かなかったとだけ言っておきますね☆
なんか文句ばっかりじゃないですかw
これも郷土愛だよ。・・・ん? 実家の実家だから郷土の郷土愛か? よくわからんw
次回はいよいよメインイベントの“河津桜”です。
長い日帰り旅行リポートだなあ~w
第22話「一人で はとバスツアーできるもんっ!ぱーと②」バスの皆はあったけーぜ!編☆ [はとバスツアー]
【前回のあらすじ】
ひょんなことから、はとバスツアーに参加した主人公ちょいのり。
何事も無く河津桜を目指していたのだが、途中の道程で異変に気づく。
果たしてその異変とは?・・・続き、スタートです☆
“事故”なんだよ。はとバスのちょっと先で対向車同士が雨の中モクモクと煙あげながら、止まっているのが見えたんだ。
心配そうに身を乗り出して見つめる、はとバスのおばちゃん達。
ちょっと動揺してるバスガイドさん。
バスガイドさんも経験無いわけじゃないでしょうけど、やっぱり動揺しちゃうもんなのね。
そうだよな。で、少し時間を置いてからガイドさんのアナウンス。
「警察も救急車も来てないようですね・・・。おそらくこの状況ですと、え~と・・・1時間は遅れが出てしまうかもしれませんね。・・・みなさん申し訳ございません・・・」
・・・ガイドさんは悪く無いよな。
結局、ずっと立ち往生ですか?
いや、それがだな~・・・たまたまラッキーなことに、今止まっている場所のすぐ横に旧道の入り口があったのだよ。
でもそこはとっても狭い道だ。過去に何回か通った事があるオイラから言わせると「バスじゃ・・・キツイ」
・・・事故で止まってから30分後、バスがゆっくり反対の車道をバックする。どうやら運転手さん、覚悟を決めたようだ。
そこからは道路にはみ出している草木でバスの車体をこすりながらもゆっくりと細い道を進みます。
窓に木の葉っぱがガリガリガリ・・・
もちろん対向車も存在する。ちょっと広い待機場所までバックしたり止まったり、ストップ&ゴーを繰り返しながら進みました。
バスの中じゃ謝辞の言葉を絶え間なく口にするガイドさん。
・・・旧道という迂回路を経由して再び本道の135号線に合流したのは、予定よりも1時間ちょっと過ぎた頃でした。
「パチパチパチ!!!」「よかったねえ!」
バスの中がお客さんの拍手で沸き返ります!
本当だったらさ、事故でどうしようもないけど悪態つくひともいるかもしれないじゃん?
でもみんな温かい☆
バスは南を目指して再び本道を走りました。
この旅の最初の経由地「いなとりバイオパーク」へと
・・・続く☆
いいかげん目的地に着いてくださいよw
日帰り旅行で記事を8個も書いても目的地にたどり着いてないのは多分アンタだけよねw
第21話「一人で はとバスツアーできるもんっ!パート①」 [はとバスツアー]
AM 7:30 浜松町駅到着。
コンビニでちょっとした買い物を揃え、はとバスの受付で手続きを済ませました。
「H942F 2食付・河津桜と観梅コースのお客様は2番ゲートまでお越しください~」のアナウンスを受け、
自分が貰ったぺらぺらのチケットに何度も目を落としつつ、2番ゲートを探します。
「ようこそいらっしゃいました」
バスガイドさんが黄色いバスの前で、コース名が書かれた紙を持ちながら迎え入れてくれました。
(オイラの席は~・・・お、あったあった。ここだな)
はとバスは真ん中の通路を挟んで2席づつの横4列。ボクの席は窓側を示すDの文字。・・・らっきー☆
旅はやっぱり風景を見ながらだよね☆
そんなことを思いつつも出発の時間をのんびりと、でもワクワクしながら待ちました。
「お客様?」
「・・・え?あ、はい!? 何でしょう?」
「お客様の席の隣は3人様でのご旅行のようです。どうでしょう、幸い今回の旅行は人数にゆとりがございます。
後ろの座席でしたら誰も使用していないので、隣を気にせずくつろげると思いますよ」
「是非、お願いします☆」
ガイドさんのご好意で、オイラは誰も隣にいない憩いの場をゲットです!
なかなか気が利くじゃないのw
そうこうしているうちにエンジンがかかり、ゆっくりと動き出します。
さあ! 「一人で はとバスツアーできるもんっ!シリーズ」スタートです!
何その初めてのおつかいみたいなのw
いいじゃないw で、今回。ひじょーに店のスタッフさんから切望された旅行でもあるんですよ~
「はとバス旅行したいんだけど・・・、どんな人間が多くて、どんな感じなのかしっかりリサーチしてきてくれないか?」ってね。
オイラも飛行機や船旅は何度もあるけど、バス旅は遠足くらいしかしたことなかったから、願ったり叶ったりだね。
これで、陸海空の一人旅完全制覇ですねw
そーかあ?w あと列車の旅とかも残ってんぞw
まあいいや、話を進めるよ。
旅といったらやっぱり・・・
これだよな! 大人の旅行はこーでなきゃイカンw ・・・ちなみにプシュッといった時間は朝8時過ぎっす☆
好きだなあ~w
でさ? ふと周りを見回したんだけど・・・昔昔、女子高生でしたっていうご婦人が9割だったのよ。
残りは、連れのオジサマ数人。若い子はオイラだけだった。
若い子ォォ?
・・・ううぅ・・・ごめん。あまりにも周りがご高齢の方たち過ぎて、ついつい嘘を付いてしまいましたw
だからなのかなぁ~、お酒飲んでたのはオイラだけだったなw
そんなんで面白いのかね?
飲まなくったって、充分楽しいですってばw
生憎の曇天の中、東名高速を伊豆へ向けて走るオイラの相棒はとバス。
相棒の写真撮るのすっかり忘れててさ、この一枚だけなんだよねw
チューハイをグビグビ、朝食兼・ネギトロまきをツマミにオイラの相棒は走ります。
・・・ん? およ? なにこれ?
懐かしい編み網のコップホルダーの向こうに、エチケット袋とともにこんなのを見っけた。
ほほ~、はとバスグッズですな。ファンには垂涎のアイテムですね。
オイラはいらな~いw ちょっとチョロQだけ・・欲しいかな?
~車内ではバスガイドさんが右に左に観光スポットの解説です。
その手の動きに釣られて、お客さんの頭がいっせいに動くのがちょっとおかしくもあったねw オイラ、一番後ろだから良く見えるのよ。
そうしてる間に小田原を抜け、熱海を過ぎたところでドライブインで最初のおトイレ休憩です。
・・・・・・みんな降りるのな。みんなオシッコガマンしてたのか?
そうじゃないでしょw なんとなくお土産とかを見たいのよ。
伊豆に関係ないじゃん!っておみやげ物に心の中でつっこみを入れつつも再びバスは南を目指します。
この時点でもうポツポツと雨が降りだしました・・・。
予想していたとはいえ、ちょっと悲しいですよね~。でも雨の桜も絵になるからいいよね?ね?ね?と現実逃避で頑張る事にw
伊東市を過ぎたあたりでバスが止まります。
オイラは携帯でソネブロをせこせこ更新していたせいか、気づくのが周りより遅れました。
旅行に来たんだからたまには景色も見てあげてくださいよw
ですよね~☆ ・・・それで、普通に信号で止まってるものだと思っていたんだよね。
・・・そしたら違ったわけだ。
話が長くなるので次回に続きます☆
日帰り旅行で記事を分けるのかよっw
まだどこにも寄ってないじゃないw