最果ての珊瑚とユンタクしよっか！ 波照間島編vol②『ゆんたくって何さ？』

　かつて、波照間島に関してこんなコメントをもらったことがある。

『何も無いけど、いいところですよ』

　・・・

　・・・

　・・・ハアァ？　何も無い・・・だとォ？？？

　何も無くねーよ！　何をもって何も無いと言っているのかボクには汲み取れなかった。

　名跡・史跡、観光名所がいっぱいあれば楽しい観光地なの？

　確かに波照間島には、それほどの名跡・史跡も幾ばくかだよ？

　でも、そうじゃねーだろ？

　確かにほんとになんもねーな～って思うところもあるかもしれない。

　でもそうじゃない。

　きっと何かがある。

　探せ。

　もしくはのんびり過ごすのも、それはそれでいいかもだが＾＾

　でもどうしても何かを求めるなら・・・面白いこと求めるなら・・

　自分で作ればいい。探せばいい。

　－－これは式根島編で書いた言葉だけれども、

『ディズニーランドやゲームセンターみたいなものは何も無いかもしれないが、自分で探すアトラクション』なんだよ＾＾

　探せばいくらでもある。そして楽しいよ＾＾

　周囲たったの１４㌔　小さな小さな南の果ての離島です。

　走り回って色々巡っておもいっきり楽しんだ『波照間島編』

　第2話、スタートです☆

 

ザッブンザッブン、グラグラグラグラ～な高速艇に揺られて一時間。

　とうとう日本の有人島では最南端である『波照間島』の港に辿り着いたオイラ。

　港の防波堤に描かれた『ようこそ波照間島へ』の絵に感慨深いものを覚えるのだ。

なんすかこのミルクってお坊さんチックな絵は・・・＾＾；

コラッ！　このミルク様は、この地の女神様だぞ！

　坊さんじゃねえしｗ（そりゃ・・・見えるかもしらんが）

め・・女神!!??

この波照間の神様だ。毎年夏の時期に『ムシャマ』っていう、この島最大のお祭りで祭られる、由緒正しきれっきとした守り神なのだよ（民宿のおじちゃんが言ってた）

そんなミルク様に迎えられつつも上陸です☆

　桟橋を渡り、港まで歩くと、

　旅独特の『民宿や旅館・ホテルの名前が入ったパネルや看板などを持ってお出迎えしてくれる』宿先の人がたくさん、御出でをお待ちしてましたですよ～＾＾

今回、あらかじめ石垣島に着いた時点で、宿先に『今から向かいますのでよろしくお願いします☆』と携帯で伝えておいたので、

　自分が泊まる宿の名前が書いてあるボードやパネルを持ってる宿の方を探したのです。

　・・・

　・・・

　・・・

　・・・ん？　・・・んんんッ？？

居ないじゃん！　オイラの宿先の人、居ないじゃん！

　どゆことー？　って最初は思いました。

『ちょっと遅れてるだけなんじゃね？』と思って、しばらく港周りや波照間のターミナル施設をプラプラしたりしちゃったりなんかしてーーーー

　迎えをまってましたですよ＾＾；

　・・・・・・でも中々来ないぃぃ・・・ｗ

　それらしき車が全然来ないっす（ショボーン＾＾；

　もしかして・・・送り迎え無し？

　えっと・・・う～ん・・・宿までどうやって行けば行けるのかな・・・と、途中から真剣に悩んじゃいましたですよー＾＾；

　と、そこの高台の上から駆けてくる一台の車。

　港の駐車場に止まると、ガラっとドアを開け、キョロキョロと辺りを見回すお母さんが。

　もしかしたら・・・と思い、ボクは駆け寄りました。

『うりずん家に予約された方はいらっしゃいますか！』

　ボクはようやく宿の方と、めぐり合えたようです＾＾

『船に届け物があるので、すみませんがもうしばらく車の中でお待ちくださいね』と言われ、

　ボクはクーラーの効いた車の中で待機です。

　この日は後から調べたのだが３２度の気温。

　島に着いた当初は、それほどの温度だったにもかかわらず別段、あつい・・・とかそういうふうに思うことは無かった。

　何しろ島独特の風が吹いていたので、気温以上に暑さを感じなかったのですよ。

　まあーでも、やっぱり冷房の効いた車の中は涼しい＾＾

　荷物を取りに行ったお母さんを　ボクは窓越しに目で追いつつも、この波照間島ってとこに来ちゃったんだなあ～って物思いに耽ってましたねぇ。

　－－－暫くの後、荷物をうんしょと持ち帰ってきたお母さんに言われた一言。

『お客さん・・・荷物・・・それだけ？』

　ボクは大きめのウェストポーチとお母さんを見ながら（といっても背中に背負えるくらいデス）

『はいｗ　いつもこんな感じなんですよ～』と、おちゃらけてみたのでした。

　宿までの道中に、いくらかの観光スポットを説明されながらも、数分で今回の宿泊地である『うりずん家』へと辿り着きました。

　沖縄の古民家を改築して作った民宿『うりずん家』

　ここが今回のボクの波照間のターミナル＾＾

庭先には、この島の宿には定番とも言えるユンタクの場があったのだ。

ユンタク？

おしゃべりするって方言ですよね＾＾

そう。この庭先のテーブルでみんなで食事を取り、お酒飲んだり語ったりするのが、この島、と言うか沖縄以南の独特の風習なんだってさ（多少おおげさだが、そこはご了承を＾＾）

　　今回、ここがある意味、この旅の最大の『キーポイント』だったりもします＾＾

　ま、それはまたこの続きで出てくるのでお楽しみおば＾＾

　いくらか案内された部屋で休憩を取りつつも、じっとはしてられません！

　いざ！波照間ぐるり旅ですぜ！

お母さんに、ユンタクの場に置かれてたラミネート加工された地図を持っていきなさいと渡されつつ、

　この後、宿のレンタバイクで走り出します。

　そこから見える、見えた景色、

　皆にも味わっていただきたいと思います＾＾

　喋るの苦手な男の子のがんばり物語は次々回かもです＾＾； 

※次回に続く!!（記事が短くてすみません。でも、話し、語りたいことが多すぎて。えへへ～＾＾

　ほんとは記事書いてる途中で眠くなっちゃったからとか内緒っす ｗ 

　次回は火曜日 明け方を予定してますゥ～ｗ

　おねーさんは、次の次ぃ～ｗ

 

タグ：自分で探すアトラクション 島旅 波照間島 うりずん家 ゆんたく ユンタク ゆんたくこそが、この島へ来ることの真骨頂

コメント 25

はい、次回を楽しみにしてます♪
睡魔には逆らわない方がよろしいかと。
by まめ (2011-10-03 06:51) 

尼さんなのかしら？
by サンダーソニア (2011-10-03 07:39) 

なぜにコメントが入らない・・・
これで4度目！
やはり南の島は文化が違いますね～
言葉は通じるけど何処と無く台湾チックです。
ゆんたくがイイですね！
海の色が素晴らしいな～
なんだか美味しそう　(^^
by レイリー (2011-10-03 08:46) 

そうそう、よく言うやついるんですよねぇ…人がこれから楽しみに行くところに「何にもない」とか言うヤツ…（-_-#)
んな事言ったら、ウチのブログ記事の８割は…(-_-)ﾆﾔﾘ

マップがラミネート加工されているのはありがたいですね（＾ｏ＾）
雨だけでなく、汗とか、水たまりに落とす不測の事態にも…＾＾；

…来年の＾･ｪ・＾はミルクメイクですよね(-_-)ﾆﾔﾘ
by 下総弾正くま (2011-10-03 09:38) 

まめさん、最近はなるべく逆らわないようにしてるんですよ～
波照間島から帰ってきて3日くらい更新しなかったのも、
なんだかとても眠くって書く気にならなかったからなのですｗ
もうこれからは自分の生活をなるべく優先したブログライフを送ろうと思ってます＾＾

by ちょいのり (2011-10-03 11:28) 

サンダーソニアさん、尼さんぽいところもありますよね＾＾

中国か南方系の影響をたぶんに受けたお祭り、そして神様だと言ってましたよ～＾＾

by ちょいのり (2011-10-03 11:31) 

レイリーさん、ヤバイ！もしかしたらコメント入れられないウイルスに感染してるのかもｗ

入らないときは無理なさらずに＾＾

コメントは確かに嬉しいですが、ボクんとこで時間費やすのはもったいないっすｗ

今回のキーポイント『ゆんたく』

ボクも参加してみましたよ～＾＾

by ちょいのり (2011-10-03 11:36) 

下総弾正くまさんは、さすが旅行系の記事書いてるだけあって分かってますねえ＾＾

そう、

『あーそこって行ったことあります。でもどこどこが面白くてどこどこがつまらなかったです』なんてネタばれちっくなことを書かれるのが一番キツイですよね＾＾；

本人は何も悪気があってコメントしたわけではないのでしょうけれど・・・＾＾；

ちなみに『何も無いですがいいところですよ』と書かれた人のところへは、その日を限りに訪問を打ち切りました。
それがどんなにｎｉｃｅ!が多かろうが、どんなにみんなに見られてる大御所だろうが知ったこっちゃないっす。

ボクのポリシーっす＾＾

ラミネート加工は重宝しましたよ！
風で吹っ飛ぶ吹っ飛ぶｗ
だからこそありがたかったですね＾＾

by ちょいのり (2011-10-03 11:46) 

レンタル地図ですか(・_・;)

ラミネート加工できるところは島になさそうですが・・・
おっ母さんが何処かの島でわざわざやってきたんですね(・.・;)

ミルク女神さまは豊作の神？
この島の農作物って・・・椰子の実？？？
南国といえばそれしか浮かばなかったりします(-_-)ﾆﾔﾘ
by 吟遊詩人４１ (2011-10-03 13:33) 

吟遊詩人４１さん、そういえば絶対無いかもですｗ

たぶん石垣島で作ったんじゃないかなあ～＾＾

う～ん、椰子の木とか見なかった気がします。
あれ？なんで椰子の木とか南の島なのになあ＾＾；

見かけなかっただけで実際はあると思いますが、そんなにワンサカ生えてなかった気がします＾＾

by ちょいのり (2011-10-03 15:08) 

何も無いところって・・・
一番良いところかもしれないですね♫
by lamer (2011-10-03 17:30) 

ちょいさん。。。

ボクは明日の晩の夜行列車でそちら側へ向うので

たぶん・・・。

しばらくブログはチェックできませんが。。。

実物合っちゃいますからぁ～～～。。。（爆）＾＾ｖ

ってな訳で、宜しくお願い致します。。。
by yoshinorhythm (2011-10-03 18:16) 

ハブvsマングースのように、
ミルク様vsちょいのりさんの戦いが
見られるんでしょうかｗ

by たかれろ (2011-10-03 21:30) 

沖縄らしい，ゆったりとした時間が流れているようですね．今の時間に追われる生活を考えると，うらやましいです．
（次の次かぁ，待ち遠しいなぁ）
by 唐津っ子 (2011-10-03 21:36) 

ミルク様って、かなりインパクトのある神様ですね＾＾
私も最初見た瞬間に「お坊様(?_?)」と思ってしまいましたｗ
で、よ～く見たらきっとお面をかぶってらっしゃる絵なんじゃないかと・・・勝手にスッキリさせていただきました(^O^)

「波照間島」の疑似体験楽しんでますので、無理なさらずにゆっくりでも更新お願いします<(_ _)>
by ニッキー (2011-10-03 22:03) 

「みるく様」の顔は、本当に　真っ白なんですねっ！(^^ゞ
極太の眉毛が…なんとも微笑ましい～！

「ちょいのりさんの、白塗りメイクも負けていませんょ！！」

楽しい旅のお話を　今からワクワク～しています。(#^.^#)v
by ホイップ・クレイ (2011-10-03 22:21) 

lamerさん、『無い』のもそれもまた良いし、でも探せばたくさんあるとも思ってます＾＾

無人島ですら絶対何かありますよね＾＾

あとは本人次第で世界が広まるはずだとも思ってますです＾＾

by ちょいのり (2011-10-03 23:41) 

yoshinorhythmさん、おお！　いよいよ東京再上陸ですかっ！
みなさんと一緒においでをお待ちしておりますよ～ん＾＾

夜行列車の旅とか実は結構あこがれなんですよ。
yoshinorhythmさんのことだから、たぶん飲むんだろうなあーｗ
でもフォトも撮るのかも＾＾

楽しみにしてますです☆

by ちょいのり (2011-10-03 23:44) 

たかれろさん、はっはっは！

天気の神であるオイラと、ミルク様じゃ戦いになりませんよ。
おそらく仲良しですｗ

ああ・・でも女神さま～んかあ・・・

ドキドキ☆

by ちょいのり (2011-10-03 23:46) 

唐津っ子さん、おそらく次の話からーーー

もっともっともっと、ゆっくり沖縄タイムになると思いますよ～ん＾＾

たまに『ずっとここに住みたいなあ・・・』なんて思わせることあります。こういうとこに来ると。

たまには生き抜きでどうでしょう？
きっとのんびり出来ると思いますよ＾＾

by ちょいのり (2011-10-03 23:49) 

ニッキーさん、自分もまったく同じ感想でしたよ＾＾

しかも絵じゃなくってお祭りでミルク様に扮したカッコを最初に見ちゃったものだから、
ええええっ!?　神・・・さまあ？？？でしたｗ

更新はゆったりペースで行こうと思ってます。

ま、でも今日は休みで時間もあったので、何話か下書きできたんですけどねｗ

by ちょいのり (2011-10-03 23:52) 

ホイップ・クレイさん、これがまた猫おどりと同じ時期にお祭りがあって、
島を挙げての大きなイベントなんだそうです＾＾

負けてない？ボク。

どちらかというと、負けたほうがいいんだけどにゃw

by ちょいのり (2011-10-03 23:54) 

波照間島・・・
入った瞬間ミルク様・・・
気になりすぎの島です！
by リン (2011-10-04 07:09) 

ユンタクって楽しそう^^。

by DEBDYLAN (2011-10-05 00:28) 

手作りマップ　味がありますね〜
ユンタクしたいな〜
by ねこじたん (2011-10-05 06:29)