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2011この夏ボクは疎開しましたep3『マスクを取らない先生』 [この夏ボクは疎開します]

 ハア・・・ハア・・・ハア・・・うぐっ・・・。ゲフォッ・・ゲフォ・・・カハッ!

 カラカラに乾いた喉の中で、つばがべとべとと糸をひく・・・

 どこまで行っても『逃げられない』

 なんで追って来るの?

 どおして逃がしてくれないの?

 ーーー最近見る私の夢はこればかり。

透子の悪夢22.jpg

 暗闇の中で逃げ惑う私の夢。

 え? 何から逃げてるかって?

 それは・・・『見えない何かです』

この夏3.jpg

sab title.jpg

ことわりがき.jpg

 ---男の子と女の子が転校してくる前の6月後半のお話ーーー

『先生ってばいっつもマスクして、モゴモゴしちゃって何言ってるか全然聞こえないっつーの!』

 それに呼応して、他のクラスメート達もクスクスと笑う。

 クラスの生徒の一人・・・と言いますか私の天敵な悪ガキのタケシ君が、机の上に足を投げ出さんばかりに嫌味というか皮肉をいう。

 ・・・大人に大してこうも悪態をつくとは。むむむ・・・く、くそガキ・・・。

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 ---私こと大熊みどりは去年、ここ静岡県の小さな漁村『戸田』の小学校にに赴任した。

 近所に住んでいた伯母が先生で、幼少の頃から可愛がられた。

 そして授業以外のこともたくさん学び、私はいつしか『伯母さんのようなせんせーになりたい』と、教師の道へと進んだ。

 ・・・教師を目指していた頃は夢があった。

名称未設定 1.jpg

 ドラマの金〇先生じゃないけれど、クラスを受け持ち、生徒一人一人と親身になって、色々と一緒に悩み解決して、そして感動の卒業!

 そんな感じ♪

 ・・・それがどうですか?

 今のガキんちょは、へたしたら中学高校生よりタチガ悪い。

 ネットで広く浅く、この世の中の理を早くから知っちゃってるものだから、まあー授業しずらいしずらい^^;

『せんせー、しらないのォー?』なんて、携帯もった男の子に指摘されることなんてしょっちゅうです。

 そりゃー先生だって、万人じゃないのよ?先生一年生だし。

 だからといって、お手軽簡単に携帯でWIKIとかを見れちゃって、小バカにされるのもくやしい・・・。

 それが小学生だから余計くやしくて、そして知識で負ける自分がくやしくって・・・

 いつか辞めてしまおう。いつか辞めてしまいたい。

 でもそれじゃ情けない・・・。でも楽になりたい。

 そう思いながらも一年を過ごそうとしていたわけです。

 ーーーもうすでに教師として失格ですね。自覚してます・・・。

 そんな折、あの地震、あの大震災が起こりました。

RIMG0164.jpg

 音楽の授業で卒業式の学年合同で歌う楽曲の練習をしたあとの、帰りの会の時間でした。

 幸い震度は4程度でしたが恐ろしく長い揺れ。

(伊豆地方は、のちに同時間帯に誘発地震が発生していたことが明らかになっています)

 ---正直最初はうろたえました。一人ではパニックになっていたと思っています。

 そこにーーー

『先生!どうするっつーてばよ?』とタケシ君の大きな声。

 ハッとしました。いけない!こんなことじゃ。

『みんな!防災ずきんを被って直ぐに机の下に隠れなさい!』

 ---地震が収まってから一番手伝ってくれたのは、実はタケシ君でした。

『おーい女子女子~!泣いてんなっつーの!』と、半分強引ながらも床にへたり込む女の子の手を引っ張ってあげたり、

 地震の話題で盛り上がり中々私の言うことを聞いてくれない男の子達に

『おらおら、早しろっつーの!』と促がしたり。

 正直、助かりました。・・・情け無いですが。

 ---暫く教室待機との校内放送。

 グラウンドとか屋上に避難ということは特になかったですね。

(津波はここ戸田でも確認されています)

RIMG0111.jpg

 ---それから2~3日過ぎた頃ーーー

 あの『福島の原子力発電所問題』が、大きく取りざたされることになったのです。

(すでに3月11日の夕方時点でNHK放送内でも原発異常は報道されていましたが、あまりにも津波の被害が甚大すぎて、大きな新聞等々では少し後だったと思います)

 ---私、『何も原子力発電のことを知りませんでした』

 電気はコンセントにつっこめば、ちょちょいのちょい^^ くらいにしか思ってませんでした。

 いえ、それすら考えたことなかった。

 電気が使えるのは当たり前。そんな風に、空気みたいなものだと思ってました。

 停電の時くらいでしょうか。かといってありがたみを感じるどころか、ドラマが見れないとか文句言ってる始末でしたけど・・・。

 それから次々と明るみになる原子力発電の実情、恐怖。

 特に『放射能汚染問題』には、真剣に耳を目を傾けるようになったのです----

RIMG0184.jpg

 ---4月ーーー

 五年生で受け持っていたクラスメートは、六年生になってもそのままスライドで私が受け持つことになりました。

 さすがに、一年以上を過ごした子供達です。

 当初よりはだいぶ言うことを聞いてくれるようになりました。

 また、相談も受けたりすることも増えてきたと思います。

 私もまた、そんな彼らの為に授業をたまに改変し(教頭には内緒ですよ?)

 テレビのお話やゲームの話など、授業内容とは、ちょっと離れたお話などをして、彼らに少しづつでも溶け込んでいけたような気がしていました。

 ・・・まあ、相変わらずタケシ君は人のあげあしを取ると言いますか、小憎らしいガキんちょだったのは変わらないんですけどね^^;

 でも、そんな彼が、なぜか『学級委員』だったりするから驚きです。

 ---5月も半ば過ぎた頃から、テレビで地震や津波そのものを報ずることが少しづつ減ってきているように思えました。

 その代わり放射能汚染の話題が連日話題になっていたと思います。

 ーーーここで正直を更に言わせていただきます。

 私、最初は『遠くの話』だと思っていました。

 でも違うのだと。

 ここ静岡にだって『浜岡原子力発電所』が存在します。

 駿河湾を挟んで、ここ戸田とは約70㌔だけれど、

 何しろ直ぐ東側。仮に『何かが』起きた時、被害を免れないのは間違いの無いことです。

 しかも流通経路が発達した現代です。こんな田舎なとこではありますが、いつか汚染物質・汚染された食物などが入ってくるのは間違いの無いことだと、この頃から自覚したのです。

 ・・・それが、私の場合『極端』になっていたのかもしれません・・・。

 この頃からーーー。

(当時は、セシウム汚染マップなど公表もされていませんでした。実際、この静岡の東部・伊豆方面も汚染マップを見る限りでは、まったく被害がないのか?と言われればそれは嘘ですね。

 それと共に、これほど広範囲に放射能汚染が広がっていることに恐怖を覚えたのは、9月を過ぎた頃でした。非常に遅い!情報が・・・)

『せんせー? なんで最近マスクしてるんですか?風邪?』

『ううん、風邪じゃないのよ?』

『じゃあーなんで?』

 ---この頃から私は常にマスクをしていました。

 通勤どころか『授業中』も。

『マスクなんて効果あるのか?』と、同僚や教頭に指摘されましたが、私は決してはずしませんでした。

 せいぜい、給食の時間にマスクをめくり上げてチョコチョコと食事をとる時ぐらいです。

『ちょっと前に流行った新型インフルエンザじゃないんだから~』

 などと、八百屋さんのオバサンにも笑われてしまいました。

 ---笑わば笑え。無知め。

 ・・・そんな風に、なぜかこの頃から自分が少し不安定になり始めていたような気がしています。

 ーーー6月を迎えた頃、汚染牛、偽装問題などがさかんに取り上げられるようになりました。

 私は、普段の食事にすら気を使うようになりました。

 西方の遠い友達のおコメを送ってもらったり、水はペットボトル(通販)

 その頃から給食にも手をつけずに手製のお弁当を持参していました。

 勿論、この過敏過ぎる私の行動に、子供達も疑問を持ちました。

 そのたびに、放射能ってのは怖いんだよ?って、諭すのですが、

『そうかなあー』と、あまり関心をもってくれませんでした。

 ---あんなに私より知ってたりした子供達なのに、これほど無関心なのか?

 なんだ。たいしたことはないじゃないか!子供なんて、と、

 所詮子供だ。などと、一年前の私とはまた違った子供達への疑念がつのっていったのです。

 そこにある日ーーー

『先生、マスクなんか意味あんの?』

 と、タケシ君に言われたのです。

 同僚に同じようなことを言われた時には苦笑いでその場を濁していました。

 いつも能天気でコチラの言うことを中々聞かない彼の言動に、私の心の箍がついに外れてしまいました。

『あるわよっ!せっかくの機会だし、今から説明するから!

 いい? みんな席に着いて!

 私がなんでマスクつけているかちゃんと説明するから!』

 バンッ!と、無意識のうちに教卓を両手で叩く。

 静まり返る、もうすぐ昼休みを迎えようとしていた教室。

 ---なんだ。みんな言うこと聞くんじゃない・・・。

 タケシ君も私の普段見せない、いえ、初めて見せた感情の爆発に、無言で席に着いたようでした。

『放射能が恐ろしいってことはみんな知ってるわよね?』

 私の問いかけに誰も返事を返さない。

 まあいい。

『ちょっとみんなには難しいかもしれないけど説明するからね?

 放射能は放射性物質ってものから発するものなの。

 すごく簡単に言うとね、その放射能物質ってのは埃みたいなものだと思ってくれてもいいわ。

 うん、「悪い埃」なの。

 その悪い埃が福島県の第一原子力発電所から飛んで来てるのはみんな知ってるよね?』

 ガヤガヤガヤ・・・

 近くの子と、小さな声を掛け合ってる声がする。

 直接の返事は無いけれど、少しは知っていて、そして反応が多少あったと私は少し満足をする。

『その悪い埃はね? 吸い込んで身体の中に入ってしまうと身体に悪影響をもたらすの。

 難しく言うとカルシウムなんかと結合してとかあるんだけど、

 それは置いておくね?

 その悪い埃。ちょっとなら身体から抜けてっちゃうの。

 インフルエンザとかはウイルスだってことはみんなわかってると思うけど。

 インフルエンザは適切な処置すればいずれ治るでしょ。

 でもね?

 この悪い埃は、ある程度吸い込んでしまうと身体から出て行ってくれないの』

(蓄積か短期でどのくらいの影響かは、今回あえて省かせていただきます)

 ざわざわざわ・・・

 先程よりもみんなの反応があるみたい。

『じゃあ、一体どういう悪影響があるのか分かる人いるかな?』

 ・・・・・・

 ・・・・・・

 ・・・・・・『・・ハイ』

 後ろの席で、成績が良く普段は快活な女の子の双葉さんが、恐る恐る挙手をする。

『はい、じゃあ双葉さん』

 私はなるべく優しく務め、指名をする。

『えっとお・・・髪の毛抜けちゃったり?とか・・・かなあ』

『うん、それはちょっと極端かも。・・・でもね、いっぱいあるのよ。ありがとう。双葉さん座ってね。

 ええとね、人間が生きていく上でのいろいろな機能を脅かしていくのがこの悪い埃。

 例えば量にもよるけれど、骨髄というところにまで被爆すると、血液の病気にもなってしまうことがあるのよ。

 白血病とかは知ってるかな?恐ろしい病気よ?

 あと、これも。

 ううん。私が先生として人として一番伝えたいのはこっちなのかも。

 特に女の子はよく聞いてね?

 この放射能の影響で、もしかしたら子供を『産む』ことも出来ないかもなの。

 いえ、産むことは出来るのかもしれない。

 でもその代わり生まれてきた子供・・・』

 ---私はここで一度言葉を切った。

 感情にまかせてここまでクラスのみんなに放射能の悪影響について語ってきたものの、

 これ以上をこの子達に言うべきだろうかと躊躇した。

 もちろん知ってはもらいたい。もちろん知ってる子もいるだろう。

 もしくはいずれ知ることにもなるはず。

 ---私はここで少し黙り込んでしまいました・・・。

『先生、どうしたっつってばよ? ここまで来たら知りたいよ』

 いつも悪さをするからって監視下においておこうと、一番私の教卓に近い席にしたタケシ君が大きな声で私に声をかける。

 それでも何か気が進まない。

 教えることは決して悪いことでは無い。・・・でも小学校での生活で教えてあげるべきことなんだろうか。

 ---私は、バシッ!とホッペを両手で叩き、覚悟した。

 そして続ける。

『うん、ちょっとごめんなさいね。・・・ここで少し私のことを踏まえて説明するからちょっとまってて』

 胸に手を当て、すうー・・・と息を飲み込んでから私は話し始めた。

『私はね『女性』です。いつかは素敵な旦那さんを見つけて、結婚し、そして子供を産みたい。

 今は中々機会にめぐまれてないけど、いつかは結婚して子供を産みたいと思うの。

 私、子供好きだからね』

 クラスのみんなは『中々機会が無い』ってところで少し苦笑いを浮かべていたけれど、そんなのはかまわない。

 私の目線はいつのまにかタケシ君を見据えていました。

 ぶっきらぼうで興味もなさそうだけれど、彼にも是非男の子として知って、聞いて欲しかったからです。

『私はね? 最初は放射能なんて・・・と思ってたのよ? これでも。

 でも、いつかの未来に私が子供を放射能の影響で断念しなければいけないなんて悲しいでしょ?つらいでしょ?絶望でしょ?

 ・・・先生、今から少し君達に酷なことをいいます。

 放射能ってのは多量に影響を受けると、細胞にダメージを与えます。

 それは子供であれば子供であるほどです。

 ・・・赤ちゃんはもっとも影響を受けてしまうといっても嘘じゃないかも。

 お母さんのお腹の中にいる子は『親の影響』をたくさん受けちゃうの。

 障害を抱えた子供が生まれてくることもあるの!

 でも私は嫌なの!

 私は先生だけれど、女性です。女です!!

 自分の子は普通に生まれて普通に育ち、そして恋いに落ちてまた子を宿す。

 あたりまえのことをしてもらいたいの!

 だから・・・それだから・・・』

 ---いつのまにか泣いてました。

 

 ・・・子供達に先生という身分を忘れて自分の感情をぶつけてしまった。

 しかも生徒の前で泣いている。

 ・・・情けないと思う。

 でもーーー

 数人の女性徒がシクシクと泣いているのが聞こえてくる。

 それは感動したのか恐怖したのか、私の涙に思わずつられてしまったのかはわからないのだけれども、それでもなぜかホッとする。

『先生!大熊先生?』

 タケシ君がふいに声を掛けてくる。

『うん・・・なあに?』

 私は指で目元のしずくを掬いながらはずかしそうに答える。

『こういう話、またしてくれよな!』

ちょいのり・基本2.jpgここまで読んでくれた人はありがとうございます^^

うおっか姫1.jpg今回のテーマは何? ちょっと見えずらいんだけど。

ちょいのり・基本2.jpgうーん・・・、今回のテーマは、震災からの時系列のおさらいってとこもあるんだが、簡単に言えば

『教えるのが悪なのか否か』かな。

ゼブラ2.jpg難しいところですね。一教師がどこまで生徒に教えていいものかは。

ちょいのり・基本2.jpgまあ。今回はいささか過敏すぎる先生をあえてピックアップしてお話を進めたわけなんだが、

 決して大げさじゃないことだよな。

 だってさー、9月10月くらいになって、ようやく各地の汚染マップなんて公表しただろ?

ゼブラ2.jpgその地図じゃ栃木や群馬、埼玉の秩父地方・東京の奥多摩なんか汚染度の酷い赤色で塗りつぶされてましたものね^^;

ちょいのり・汗2.jpgまあ数値は数日のデータを元に作成されてるようだが、未だに悪影響が広がってるわけだよ。

 震災当初にこれを公表してたらパニックだったかもしれんが、これがまた人間のなんたるかで、今更言われてもどーすーんーのーで、みんないたって普通の生活しております^^;

ぎゃる魅.jpg政府の作戦どおりっすね☆ 喉もと過ぎれば熱さ忘れる大作戦!

ちょいのり・基本2.jpgまあなw ま、でもそうも言ってられない。福島県からもやはり放射能汚染を考えて、住みなれた土地をゾクゾクと離れて行ってるというお話を聞く。

 用心にこしたことなし。我が身我が子を思って転校・転勤を余儀なくされてるのだ。

うおっか姫1.jpg国が動かないなら、自分で動くしかないもんね^^;

ちょいのり・基本2.jpgこれからも、この2011・311からの出来事を記事に書き起こせたらいいかなあ~と思ってます。

 さて、いよいよ想定していた全部のキャラを紹介することが出来たと思います。

 一話『ふくいちもんめ』での、福島から引っ越してきていじめられた男の子。

 二話『電力会社の女の子』での、親が電力会社だからといじめられた女の子。

 そして三話の過敏過ぎる先生と、あんまり気にしてないようで熱い男の子タケシ君。

 この4人が次回のお話で出会うと思います。

 そこで語れるのは何なのかは、今時点じゃボクも分かっていませんが

うおっか姫1.jpgゼブラ2.jpg分かってないのかw

ちょいのり・基本2.jpg震災・原発で悩んだこのキャラをうまく扱い、そしてお話をかけたらなあ~なんて思ってます^^

 以上、長々と駄文ではありましたが、自分の伝えたいところは伝えられたと思ってます。

 ではまた、次の『2011 この夏ボクは疎開しました』でお会いいたしましょう☆

 

 

 

 

 


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馬爺

そんなに神経質に事を構えなくても福島の事を思えば大抵の事は我慢できると思いますがね。
今日も瓦礫の引き取りに件で知事と各市町村の長が協議しておりましたが結局しみっが動の放射能汚染が心配だと云って言葉を濁して居りました、だったら賛成に回らなければいいのにと思いますね、立場上良い恰好をしているとしか思えない態度ですね。

by 馬爺 (2011-11-11 21:31) 

下総弾正くま

ホットスポットの住人としては、過剰な反応は冷ややかな目で見てます。
確かに、子供を持つ親だったらそうもいかないでしょうが…。

う~ん、難しい問題だ(-ヘ-)
by 下総弾正くま (2011-11-11 21:58) 

しきみ

近所と言うわけではないけど、同じ市内でセシウムが検出されたとか報道されても、どうにもできないし・・・と思ってます。
瓦礫の引取りで揉めてるとかいうニュースを見るたびに、自分が可愛いんだろうなぐらいにしか思わなくなってるし・・・。
正直、この原発関連はデリケートかつ難しい問題だと思います。
by しきみ (2011-11-11 22:03) 

ちょいのり

馬爺さん、そうですね^^ 一番いけないのはヒステリックになってしまうことだと思います。過剰な反応はよくない。
良く調べ、そして行動するときは行動だと。

瓦礫の件は、パフォーマンスだけはやめてもらいたいですね^^;
ただこれも難しい問題ですよね~^^;
じゃあ家の隣が瓦礫の山にって言われたら・・・ボク怒るか逃げちゃうしなあ。正直にいいますとね^^;

by ちょいのり (2011-11-11 22:06) 

ちょいのり

下総弾正くまさん、そうなんですよね。福島だけがすべてじゃないんですよね。ホットスポット問題。
へたをすると、原発近隣より常に線量が高い地域もたくさんありますしね^^;

とりあえず母子・母体・子供達だけは何かを考えた方がいいかと思ってます。
今回は極端な例でしたが、あながち嘘ではないお話です。


by ちょいのり (2011-11-11 22:11) 

ちょいのり

しきみさん、そうそれ、ぼくらには『どうしようもできない』んですよ。大概は^^;

みなさん勝手にうまくやってね♪状態ですから上の人たち^^;
まあそれでもある程度の自己防衛といいますか、せめていくらかの知識は知っておきたいです。
何も守れはしないけど、だからといって無知・無防備もどうかだし。
ボクは・・・もうあきらめてるオッサンです^^;
でも子供がいたら頑張るよ?

by ちょいのり (2011-11-11 22:16) 

ニッキー

無知故の無関心が一番マズイなと思います。
もちろん、情報過多になり過ぎるのも怖いですが、ある程度の正しい情報を仕入れて自分でチョイス出来れば・・・。
でもいつも情報は遅いし、二転三転するので「オイオイ(`´)」って感じですねぇ。

by ニッキー (2011-11-11 22:39) 

銀狼

デリケート且つ難しい問題ではありますが、
国から正確な情報が流れてこないわけですから、
我々が自分達で学び、自分達を守っていくしか
ないんでしょうねぇ。。。
ただ、現在のTPPでの慎重派と言われる方々の
行動を見ていると、何故あの震災の時に
同じように必死に行動出来なかったのだろう?
と疑問に思っちゃうんですよねぇ。
結局は利権やしがらみがないと動かないっちゅう
ことなんでしょうね(-_-;)
by 銀狼 (2011-11-11 22:53) 

唐津っ子

放射能の問題は難しいです.

どの情報が正しくてどの情報が間違っている
ってその判断を自分でしないといけないくらい
専門家と呼ばれる人の中でも意見が割れていて・・・.

遺伝子変異に関しても,実際のクライテリアが
どのくらいあるのか,ほんとのところは判っていないし.

もちろん情報を隠していたのは許せないけど.
by 唐津っ子 (2011-11-11 23:04) 

ちょいのり

ニッキーさん、まさにそれです。正しい情報の『選択』

この世の中にはごまんと情報があるにもかかわらず、じゃあどれもこれもが正解か?と問われると否ですよね^^

ただ、どれが正確か正解かと言われるとこれまた難しい。
原発問題当初に信じていたことが今となっては違っていたということも少なくありませんしね^^;

さらに仰る様に、遅い・小出しにする・後出しが今の現実。

ここまで書いたけどじゃあーボクはと言われますと、自分もよく分かってないですね^^;
いや難しいです。難しいで片付けちゃいけないんだけど、難しいって言うしかないですよ^^;

by ちょいのり (2011-11-11 23:08) 

ちょいのり

銀狼さん、もう国が守らないなら自分である程度学び行動して自己防衛しかないですよね^^;
お上はアテにならないですし。

今日と言う日に野田さんはTPP交渉参加の場につくと表明されていましたね。
銀狼さんの仰る様に、なんで普段は全然動かないし震災の時もたいしたことやってない議員さんばっかりだったのに、
このTPP時ばかりは鉢巻巻いて血気さかんに動いているやらですよね^^;

あとなんで地上波でこんな大事なTPP表明を中継しないのか、今のマスコミもどうなんだか・・・と付け加えておきますね^^

by ちょいのり (2011-11-11 23:15) 

ちょいのり

唐津っ子さん、今回の震災ほど、専門家ってのは当てにならないんだなーと思ったことはありませんね^^;
(湾岸戦争ときの軍事評論家もそう)

これは今更なんですが、政府の専門チャンネルを地上波で用意してくれないかなあ~なんて思ってます。
まあ、情報は遅いし隠すところは隠してしまうでしょうが、それでも無いよりはいいかと。

短時間被爆ではなく、蓄積的な被爆で遺伝子にどこまで影響があるかは実際のところはあまり専門かもよく分かってないような気がしてます。
わからないですけどね。

でも用心にこしたことなしで行動する方がいくらかましなのは間違いなさそうです^^

あとは個人個人でうまく立ち回るしかないのかしら^^;

by ちょいのり (2011-11-11 23:24) 

吟遊詩人41

カラダのどこかしら痛かったりダルかったりすると、ああ、、、ホットスポットに住んでるからねえ。。。とか、、、

うーん・・・公園で子供が普通に遊んでると親の顔が見てみたいわ。。。とか、、、

近所の人はあまりにも無関心で普通にアレしてますよ(・.・;)
by 吟遊詩人41 (2011-11-12 00:32) 

レイリー

ただちに健康に影響ありませんから大丈夫です!
よく言ったもんだ・・・
何が冷間停止?現在でもダダ漏れもいい所で放出は続いています。
公表されないだけで関わった方々が次々に亡くなっている事実もあります。
現在も自分の知人が終息させるべく命張って作業していますが先日も電話で「どうにもならない。もうダメかもしれない」と嘆いておりました。
そして内部被ばくをしているのが判明しており今後どうなるか不安だとも言ってました。
今大事なのは正確な情報をキチンと国民に伝えることが大事・・・いや、この状態では理解できない方のほうが多いのでパニックを起こすだけか。
熱くなって抗議活動をされている方々がいる半面、諦めてしまったり元々無関心な人々。。。
情報をキチンと理解してどのように対処するのか考えなければなりませんね。
自分のような無知では本当に皆目見当がつかない問題です。。。
by レイリー (2011-11-12 00:38) 

ちょいのり

吟遊詩人41さん、問題は『意識してるか』ですかねえ^^

もしかしたら公園の親御さんは『あきらめている』か、『なにも知らない』のどちらかなんでしょうけれど。

でももう関東圏の人は福島の人より諦めがはいってますよね^^;
自分も諦めてるし^^;
by ちょいのり (2011-11-12 00:47) 

ちょいのり

レイリーさん、おおこれはまたいい情報を頂きました。
ありがとうございます。

やはり収拾がついてないのですね(そりゃそうですよね^^; 元が収まってれば時間が経てば線量も減るのに全然減ってないんですもの^^;)

ここまで来たら、もう多少のパニックはしょうがない気がしてきましたよ。
むしろ本当のことを発表し対策を立てていただきたい。

いや・・・たぶん無理かなあ^^;
今の政府じゃ^^;
by ちょいのり (2011-11-12 00:54) 

リン

正しい情報が必要ですよね。
by リン (2011-11-12 06:47) 

ねこじたん

子供への伝え方は難しいですね
目に見えない 何かに気をつけてなくちゃだもの
気をつけてても…  ねぇ…
おいらも 子供いないからそこまで神経質になってないけど 知る事 冷静に判断する事 大事だと思います
by ねこじたん (2011-11-12 08:12) 

サンダーソニア

男性(男の子含む)に影響がないって思ってる?
あるんじゃない?
by サンダーソニア (2011-11-12 10:16) 

ちょいのり

サンダーソニアさん、さいごのタケシ君の『また話してくれよな』で、いつかお話するんじゃないかなあ^^

by ちょいのり (2011-11-12 10:35) 

ちょいのり

リンさん、それが一番重要ですよね。

あと『知ること』だと^^
by ちょいのり (2011-11-12 10:36) 

ちょいのり

ねこじたんさん、学校で今どこまでを伝えているのかはわからないのですが(まさか少しも放射能の話してないとか・・・ないよねえ^^;)

家庭だったら、少しは話し合うのもいいかと思います^^
難しい話は抜きにしてね^^

まず親がある程度は知っておくべきなのかも。
by ちょいのり (2011-11-12 10:40) 

haku

いろいろと、考えさせられますねぇ...
子供たちにとっては、全く余計な出来事ですよね...
by haku (2011-11-12 10:43) 

ちょいのり

hakuさん、やっぱこれから未来がたくさんある子供達には気の毒な話ですよね^^;

by ちょいのり (2011-11-12 10:45) 

kiyo

ちょいのりさん、
申し訳ないのですが、このシリーズのお話が、深刻すぎて、なかなか、コメントができません。
実際に、多くのお子さん達が、今回の事故のため、親の都合のために、振り回されていると思います。
そんな状況が、悲しいです。

by kiyo (2011-11-13 18:48) 

DEBDYLAN

なんにも悪くない子どもたちが被害者になるのが理不尽で・・・
それは僕らの世代の無関心が原因でもあるのだけど・・・

by DEBDYLAN (2011-11-13 23:33) 

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