第489話 温泉さーくる!〇〇温泉編☆『えっちな赤いタオル?』 [温泉さーくる?]
『赤いタオルとか持っていくと”OKサイン”らしいデース^^』
ええっ!? どゆことー???
相変わらず廃村さーくるの部室に入り浸る首塚先輩とリンダちゃん。
・・・リンダちゃんは、どちらかと言えば心霊研究部部長の首塚さんを連れ戻そうとして、いつの間にか馴染んじゃってるんですが・・・
さっさと邪魔者を連れて帰っていただきたいのに、二人ともうちの部員のようになってますです、わきゃ・・・^^;
まあ・・・邪魔者二人組みがいなくなったとしても、菅原先輩と二人きりってわけにはいかなくなっちゃいましたけどね。
菅原先輩の妹である琴音っちと、くまっち(本名はわかりませーん^^)の新入部員さんがいるし。
『赤いタオルがどういう風にOKサインなわけ?』
首塚先輩が、あんまり興味なさそーに、
菅原先輩がいつも使ってる部室のPCでカタカタ検索しているリンダちゃんに問いかける。
・・・もう、あんたらはなんでそこまで馴染んでるのよ^^;
(ちなみに菅原先輩は、所用でまだいませんですう)
『混浴とかありますYONE?』
『まあ~ありますね』
なぜか私が答えます。
すると、首塚先輩から私の方に椅子ごとくるりと向きを変えてリンダちゃんが続ける。
『これは都市伝説なんですがーーー、赤いタオルを用いて混浴風呂に入浴していると、
それは異性問わず“今日はあなたとお付き合いしてもいいですよ~”って言うOKサインアイテムだそーデス☆
ホントは・・・もっとエッチっぽい感じまでOKって意味なんデースけどね☆』
『あっ、ああ・・・そ、そうなんだ。ふ~ん・・・へえ~』と、あんまり興味がなさそうに呟く首塚先輩。
ちょちょちょちょ?
首塚先輩???
爪きりの後ろで切った爪をなめしてた指先からなんか血が出てるんですけど!?
皮膚までいっちゃってます先輩!
そこへーーー
『赤いタオルねえ~、へえ~』と、気にせずゴシゴシ続ける首塚先輩の手を止め掴み、
ある人物が拳を握って狭い部室に轟くような声をあげるのです。
---それは『くまっち』でした。
『じゃあ~、みんなで赤いタオル持って温泉とかに行きませんか!キリッ!』
その目元から流れる涙は『これまたいいこと聞いちゃいました!』と誰もが分かるほどの感涙の表情w
『くまっち・・・エロイね~w』
私の後ろで最近スマフォに変えて、画面をオーケストラのように上に下に横に縦に、つまんで広げて遊んでた琴音っちが突っ込みを入れる。
でもそんな突っ込みなど意にも介せず、くまっちは続ける。
しかも冷静を装い。
『まあ~赤いタオルどうのこうのは冗談でしょ。でもここいらでひとつ、たまには温泉親睦旅行なんてのもいいんじゃないでしょうか。
廃墟や心霊なんての忘れて、みんなで温泉なんていいんじゃないかなあ~なんて、ここにわたくし提案してみるっす!キリリッ☆』
『『『おおー!!!』』』
誰それとなく湧き上がる拍手の数々。
そしてなぜか私も思わずパチパチと手を叩いていたのですう。
・・・首塚先輩は手の平がうっ血しそうなくらいに手をバシバシ叩いてる気がしたんだけどお^^;
と、いうことで~
遅れて『いや~ゴメンゴメン^^;』とやってきた菅原先輩に有無を言わさず『日帰り温泉親睦旅行』が決定と相成りましたw
それぞれの私惑を胸に、この初秋の温泉さーくるのハジマリハジマリ~です。わきゃー☆
9月某日、水曜日(←伏線です)
部長である菅原先輩のおうちに皆あつまって、始発で『ある温泉場』へと向うことに^^
信号の明かりも道路に乱反射するほどの雨降りの朝方でした。
普通ならみんなちょっと億劫な天気だなあ~って思うところなのですがーーー
なぜか皆、それほど気にしていない?
むしろ意気揚々としていたように思うんですう^^;
くまっちとか、おもいっきし首に赤いタオルを昔の仮面ライダーみたいに巻きつけてるしいー!
首塚先輩!肩掛けから赤い布みたいの出てる!出てるう!
リンダちゃんは・・・あんまり変わったとこないなあ。
ん?あれ?琴音っち???
よくよく彼女を見てみると、
『結構涼しくなってきたけど、まだまだムシムシするっすね^^;』って、首塚先輩やリンダちゃんに向きつつ赤いハンカチで首元拭ってるじゃないですかあー!
あんたもかw
『あれ~?なんか皆こんな温泉日和でもない悪天候だっていうのに、楽しそうだね^^; 』
何も知らない菅原先輩がいぶかしげな表情でみんなを見回して語りかける。
『お、大勢で温泉ってのもいいじゃないのよ菅原君。しゅ、修学旅行みたいでえ~^^』
首塚先輩が菅原先輩の方を見ずに、えへへと言う感じでいかにもありきたりな文句を言ってのけてますです^^;
プシューーーーー
始発の電車が到着し、私たち総勢6名は東武伊勢崎線へと乗り込んだ。
今回は、特別、サークル活動どうのこうのではない『お気楽な旅』
みな、思い思いの電車旅。
プシューと二十歳越えてるチームは缶ビール開けーの、
携帯いじり~の、
おにぎりパクついたり~のと、色々としながら電車はガコンガコンと関東平野から山々へと走り出すのです。
ふと、琴音っちがコンビニの袋から雑誌を取り出した
今日、水曜日発売の少年サンデー(←伏線です)
『お、サンデーか^^ ちょっと前まで読んでたんだけどなあ』
『兄貴が読んでたから影響されて私っちも読んでるんだぞー』
菅原先輩と琴音っちが、ちょっと兄弟っぽい会話をしていると、首塚先輩やリンダちゃん、くまっちも乱入してきたのです。
『私はあんまり漫画雑誌とか読まないなあ^^;』
『ジャパニーズのマンガは読み漁ってますデース☆ やっぱりジャパニーズのマンガは面白いデース!』
と、しばらくマンガ談義に花が咲くことに^^
ガコンガコン~ガコンガコン~
車窓に雨を吹きつけながらも私たちの乗った電車は『ある温泉場』へと向ったのですう~^^
ちなみに私は赤いタオルやハンカチを持ってきたかって?
それは内緒です。わきゃー☆
ここまで読んでいただきありがとうございます^^
温泉場に辿り着いてもいねーじゃんかw
お約束だ☆ 記事を引き伸ばし引き伸ばしw
赤いタオルってのがなんかキニナリマスが・・・
ああ~赤いタオルってか。まあ~これは冒頭にも書いたとおり、
混浴とかそういう場所でさ、赤いタオルを持ってたらとか目に見えるとこに置いていたら『誘ってるんです☆』なんていう
昔からある伝説だよw
実際、ほんとかどうかは分からないのよね
ま、そうだな。
まあ~そういう温泉マニアの伝説とちょっと今回の温泉さーくるシリーズを絡めてみようかなと思ったわけですよ^^
そーいえば、今回、ブログタイトルの温泉場を伏せ字にしてるのはなんででしょーか?
タイトルで分かっちゃうより、想像させたほうが面白いかと思って^^
ま、ここまでじゃどこの温泉場に出向いたのかは分からないと思います。ヒントとなる文章も無いしね。
いずれ話が進んだらタイトルを書き換えようと思ってますよ^^
(ただし、次の記事の伏線となるワードはあえて注意書きしました。ま、大したことじゃないのもすぐ分かるんだけど)
ではではほんの出だしのお話でしたけれど、次回を気にしてくれる方は楽しみに待っていてくださいね☆
赤いタオル?その手の系疎いので知りませぬぅ~
# 鉄道記念日で検索すると理由がわかりますよ~
# まめは、鉄子ではありませぬ。
by まめ (2012-09-21 07:02)
…水曜定休とかいうオチは…(・_・;)
赤タオルの都市伝説は知らなかったです(・_・;)
何かを期待して混浴風呂入ったらオッサンばっかり…で済めばいいんですがねぇ…現実はもっと残酷…(((゜Д゜lil)))
by 下総弾正くま (2012-09-21 07:07)
おはようございます。
赤いタオルの都市伝説は聞いた事ないです・・・。
by YUTAじい (2012-09-21 08:21)
赤いタオル伝説って初めて聞きました。「見ました」かww
水曜定休にもう1票にしておきます。
by サンダーソニア (2012-09-21 08:51)
そんな都市伝説があったのですね。知りませんでした。
by みぃにゃん (2012-09-21 11:41)
私も初耳!!((((゜Д゜;))))!!ってか、混浴自体、一度も経験が無い!(ノ∀`)
by 大林 森 (2012-09-21 12:26)
僕も赤いタオル持って追いかけま~す…って間に合うわけ無いかぁ
by 駅員3 (2012-09-21 12:35)
あっ、追伸です!
お祝いのコメント、ありがとうございました
これからもよろしくお願いします!
学生街の四季は何とか続きが書けるように頑張ります
by 駅員3 (2012-09-21 12:43)
栃木、露天風呂・・・
あれはちょいのりさんだったのか?。。。(汗)
by 美美 (2012-09-21 12:53)
ちょいのりさん、
いいですね、日帰り温泉親睦旅行。
なんとなく、いまや廃れつつある社員旅行ののりですね。
あれ、サンデーは、有村架純ちゃんが表紙の今週号ですね。
次回が楽しみです。
by kiyo (2012-09-21 13:49)
赤いタオルですか~
前回辿り着けなかった赤城山の想いを、色で表しているのですね(強引に結びつけました~)
という訳で、赤城温泉に行きましょ♪(群馬ですけど~)
by ちゃめこ (2012-09-21 14:27)
そんな温泉伝説があるなんて知らなかった(*_*)
混浴に入った事があるというか、男の露天湯が混浴だったのですが、オバサン達に追い出された過去があります^^;
「あらっ、無理に出なくても一緒に入ればいいじゃない」って言われてもねぇ^^;
by ニッキー (2012-09-21 14:34)
赤いタオル、、、白いスーツ、、、
E.YAZAWAですか(-_-)ニヤリ
by 吟遊詩人41 (2012-09-21 15:10)
赤いタオル・・・ですね( ..)φメモメモ
なるほどなるほど^^
by 銀狼 (2012-09-21 19:32)
そうえいば昔スキーで(赤倉)混浴がありました、入っていって湯気で見えなかったのですが風呂に入ると良く見ると胸が膨らんでいるんでびっくりこちが恥ずかしくて慌てて出た記憶がありますよ。
by 馬爺 (2012-09-21 20:39)
赤いタオルの都市伝説は知りませんが,
赤い玉が最後っていう話は存じています(笑)
by 唐津っ子 (2012-09-21 21:35)
みなさん、赤いタオルに喰いついてますねぇ!
自分も知りませんでした~ ^^;
by haku (2012-09-21 22:36)
都市伝説ですね。
by ねじまき鳥 (2012-09-21 23:19)
ちょいのりさんは、赤いパンツですね(笑)。
by てんぽく (2012-09-22 03:19)
赤いタオルとサンデーという伏線をひいて終わりですかっ!
しかもなにげにくまっちまで。。。^m^
by リン (2012-09-22 06:22)
へぇ~~赤いタオル自体~持って行くことが
勇気いるけど~
そんな~意思表示出来る温泉かぁ~
有名なんだねっムフッ~
欲求不満~オンナが~アピールするのねっ
おおおおっ~( ..)φメモメモ
by みうさぎ (2012-09-22 06:56)
ちょい兄さんって 混浴未体験?だっけ??
by サンダーソニア (2012-09-22 14:57)
僕は混浴未体験っすw
by DEBDYLAN (2012-09-22 15:33)
そうですね、シジミでも、ヤマト、ベニ、ツバメ、スギタル、ウラナミ、など・・・まだいますね。
ありがとうございます。
by ryuyokaonhachioj (2012-09-22 16:28)
赤いタオル為になりました~(笑)
by macinu (2012-09-23 02:27)