第528話大海原の小さな村 渡名喜島編☆vol⑦『夕雲なんかにゃマキラランさァ~☆』島旅夕陽! [島旅]
『あれ?そーいえば・・・オートマ車って同じ足でブレーキとアクセル踏み分けるんだよなあ・・・』
20代の頃、彼女との旅路に電車旅ばかりじゃなあ・・・と常々不満を持っていた。
なんせバスや電車だと、ちょっとした寄り道にも時間をくう。
彼女が駅で見つけてきたパンフの地図を見て
『あ~、このトリックアート館とかちょっと行ってみたいよね^^ うーん・・・でもでもバスが出るのは一時間後だし無理っぽそーか^^;』
なんて言う事もしばしばあったのです。
そこでボクも一念発起。
今じゃ考えられないけれど、貯金をコツコツ貯めていて、車を購入するにいたったんだ^^
そう。車が欲しかったというよりも、彼女とどこにでも行ける脚が欲しかっただけ。車にこだわりなんて無かった。
2人で旅路に便利なアイテムを購入しあって車に詰め込んで旅したあの頃が懐かしいなあ(遠い目で
彼女が居なくなると同時にそれもまた手離すことに。
実はそれ以来、4輪の原動機には乗ってなかったりするのですw
そして今回、久しぶりの車。
冒頭で括弧付きで呟いた話に戻るわけなんです。
教習所で当時30数万円はたいて(親が
さんざん乗ってたはずなのに、こんなおもちゃ車ですら感覚をすっかり忘れていました^^;
といいますか、ぶっちゃけると車を所有してた時も実は、
右足でアクセル。
左足でブレーキしてたんですけどねw(AT車)
ま、そんな話は置いておいて残り半周回って見ましょうか^^
ではでは第528話スタートです^^
あの変な物体はなんだろうか?と思いつつも、再びゴールドシップ号へと戻ったおいら。
この島で一番標高が高い展望台を後にしました(といっても165メートルだけどね^^)
後はひたすら下るのみ。途中『島尻毛散策道(ボードウォーク)』というお散歩道があったけど、軽くスルーです。
観光地すっくねーんだから寄ってけよw その・・・し、し、尻・・・毛・・・に・・・^^;
ぎゃる魅!女の子が尻毛とか言うもんではありません。
なんかなんとも言えないネーミングねw
流石に毛は生えてないけれど、時期によってはカワラナデシコなど貴重な草花が咲いてるそうだ^^
さあ、先に進もう。
勝手に掛かるエンジンブレーキのスピードに身を任せ、のんびりと下った先に見えてきたのは
集落の裏手の海岸『東浜』だった。
おおー、キレイな浜辺ですな~
え、ちょっと待ってよオッチャン。
ん?なーに?
さっき島の西側をちょこっと登って下ってきたんだよねえ。
ってゆーかもう集落??? はやくね?
だってこの島、ぐるっと一周しても16キロだものw
簡単に地図で説明するとーーー
こんな感じだ!
集落500㍍しか幅がないのかよ!まじっすかw
だから言っただろ?沖縄県でもっとも人口の少ない村だって^^
5分も歩けば港の反対側の浜辺に出てしまう、ほんとに小さな島なんだよ^^
さ!せっかくなんだ。このキレイな東浜に行ってみようじゃないか☆
ススキが波打つ山肌を抜け
露出した荒々しい山肌を向こうに見て下っていくとーー
そこはーーー
珊瑚礁の広がる空色の海だ☆
うわーきれーと言いたいんすが・・・なんか変な杭みたいなのが沢山あるんだけど・・・
ふと、海岸線まで到着したところで
『こんにちはー!』と、すんごい大きい声で声を掛けられた。
その声の主は誰???と、周りを探したら
写真にかろうじて写ってるだろう、地元のおじさまでしたよ^^
ま、せっかくですので、ぎゃる魅が疑問に思ったことをオイラも聞いてみたのだ。
『この杭ってなんですか?』
『ああ~コレ~?アオサの養殖だよ~^^』と。
そう答えてくれながらも決して立ち止まらずに砂浜の向こうへとグングン歩いていっちゃいましたw
なんか不思議なおじさまねw
フランクな感じなのか、てきとーなのか対応に困っちゃう感じではあったけど、
声掛けされたのはちょっと嬉しかったねえ^^
ここに駐車して浜辺を歩こうと思ったけれど、養殖場をお邪魔するのもアレかなと思って、もう少し進むことにした。
途中ーーー
『シュンザ』と呼ばれる断崖絶壁を横目に見つつも(脇見運転!
集落の東端までやってまいりましたよ~^^
この屈強な鉄板で出来た門構えはどういったことで???
あれ?なんか奥尻島でも同じようなの見たわよね。
これは地元に人に聞き忘れちゃったから憶測だけど、たぶん高波対策の門なんじゃないかなあ(津波とか?
目の前は直ぐに海辺だし、台風も多い土地柄だからなんでしょうね。
ここでゴールドシップ号を止め、浜辺まで降りてみた^^
砂浜がそこにあるからには、やっぱやっておかないとね☆
---っちゅーことで、いつものやつです!
島旅お約束の『ちょいのり参(止)!!』ね☆
今更なんだけどォ、なんで『参上!!』じゃなくって『参止!!』なん?
いや・・・えっと・・・式根島でウケ狙いでやってから・・・なんとなく続いてるだけで・・・
特に意味は無いんですが・・・。
へー(まったくもって無関心
ちなみに、海岸の防波堤には色々と注意書きが書いてある。
海の危険生物?
・・・アレ? なんかオッチャンってば島巡りの最初の浜辺で、同じような貝殻拾ってなかった?
これは前々記事で駅員3さんがコメントで指摘されてたように、
オイラがキレイだなあ~って、つまんでた貝はイモガイの一種だったようだ^^;
流石に死滅してた貝殻だったんだけれども、
無闇に海辺の生物などを触るのは危険きまわり無いということを今一度投げかけておこうと思う。
あと、持ち帰りもなるべくならやめておいたほうがいいと思います。
(実際に、海辺の生物ではないけれど、植物などを持ち帰ったり、持ってきたりして、本来その島にあるべきものではなかった菌や虫の卵などで被害を受けた事例は多くあります)
さて、ここまでのんびりエコカーと付き合ったにもかかわらず、時間にしてまだまだ1時間半ちょっとのお話だったりするのだ。
夕食時まではまだまだ時間たっぷり。
残りは島の北側と、集落散策完全制覇のみ。
『続きを読む』から一日目後半戦へと突入です^^
今回、なげーなオイw
っちゅーことで、島の北側にある展望台『西森園地』にやってきた。
ここからは久しぶりに徒歩で上を目指しますよ!
最初は楽勝だぜ!とか思ってたんだけどねー・・・
これがまた意外とキツイんだw
なんせ男子の最も悪名高い歳の前厄だからね!おいら☆
ま、そうは言っても普段廃墟散策してるオッサンには序の序の序だ。
途中に用意されたベンチなど座ることなく立ち止まることなく頂上まで駆け上がったのだ(座ったし立ち止まった
そして登頂!しめて標高146㍍♪
全然たいしたことねーじゃんw
まあいいじゃないw
んで、そこから見渡した景色は最高だった。
ちゅらさんだ。
もういいよ、ちゅらさん^^; さんざん見たよマジでw
島が一望できるこの展望台。登った甲斐があった^^
目に見える全てがキレイで素朴で、この島を選んでよかったと実感した。
ま、その後は腰を引きながら下山です(遊園地のアトラクションと飛行機は高いところOKだけど、基本的にあんまり高いところは苦手です☆ 特に不安定な高所は^^;)
後は、村内をぐるぐるとドライブとかしてました(だって一周しちゃったんだものw)
---途中
廃墟っぽい建物に、ぐぐぐーっと興味を惹かれて駐車した。
なんでもこの渡名喜島をロケ地で使った映画の撮影場所らしい。
荒れ果ててたけどね^^;
そして、すごく身につまされるといいますか、実に切ない落書きを発見したのです。
それがコレ。
ゴメン。・・・なんかとっても切ないんですが・・・
これは・・・離島環境を鑑みても笑えないかなあ・・・w
だよなあ・・・。なんかさあ・・・コレ見て泣きそうになっちゃったのは内緒な^^;
さあ!ここでいよいよ、ゴールドシップ号ともお別れです。
いつのまにか駐車場にオーシャンブルー号がいたんだけれど(勝手に命名)
この小さな島を巡っていて、すれ違った人も車もほとんどないんだけどなあ^^;
それだけ人口も少なく、かつ観光客さんも居ない島ということなんでしょうかね。
すれ違ったのはランチを共にした中年カップルさんだけだったねえw
一旦、我が家に戻って6個入りのオリオンビヤーの1つをプシューと空けて乾杯♪
うーん、めっちゃうめええええ^^
んでもって、夕食まで時間があるから徒歩で散策にでかけたのだ^^
時間にして午後5時を過ぎた頃。
上陸して寄ることができなかったターミナルなどを散策しつつ、
もっと海へ海へと歩いた。
・・・やっぱり島旅に来たら『夕陽』を見たいと思わないかい?
そうだよね^^
ちゅらさんを横目に
もういいよ!ちゅらさんw
船着場まで辿り着いた。
ああ・・・明日ボクはコレを踏みしめてこの島から離れるんだよなあ・・・
ポツンと船着場に佇む移動式の桟橋を思わずナデナデしちゃいましたよ。
帰りたくないなあ・・・ってさ。
その後は、もっと夕陽を!と海岸線を目指す
防波堤は見えるのだが・・・低木に覆われていて海を見ることすらままならない感じだった。
どこかに海まで行ける所はないのかい?と、横に横にとひた歩く。
そしてようやく切れ目を見つけた。
小さな小道を行くことにしたんだ^^
そしたら来たよ!
目の前に光の道が^^
もっと見たい!もっと近くに!と、ボクは防波堤のへりを
ドンドン歩いて行き
ひとつの、海へと繋がる階段まで辿り着いた。
そこから見えたのは
海の最果てへと続く光のロード。
おいらねえ・・・この光景がたまらなく好きなんだあ^^
ええっ!? あんなに晴れてたのに水平線は雲っすか^^;
波照間でも最後の最後で邪魔されちゃったわよね^^;
くやじいいいいいいいい!
どうしてもどこでもオイラは水平線に沈む夕陽を見れないようだね^^;
それでも悔しくってしばらく見ていたよ。
諦めきれないのが性格だしね
そうしたら・・・
夕陽が少し頑張ってくれたよ^^
ちょっと嬉しくなっちゃったのは、わかってください^^
さあ、この後はいよいよ夕食タイム☆
メインイベントだよね!旅路の醍醐味☆
ワクワクドキドキしながら帰路についたところで次回に続く☆
この後に待ち構えてる『何か』など、高揚した気分のこの時のボクには分からないのだーーー
例によって記事更新先行です^^;
手が空き次第、みんなのところを巡ってみようと思います(もーここまでくると、ブログ色々考えちゃうよなあ・・・
でもなあ~、
今までのブログでのつながりを簡単におろそかにしたくないよお^^;
人生のうち7年。
その年数で教わったり知ったり仲良くなったり友達になったり実際に会ったりと、
ブログにどれだけ世話になったか
ブログでどんだけ知らない世界へ飛び込んで自分の知識や糧や肥やしにさせてもらったか
そう思うと無下には出来ないよね~^^
ぶっちゃけ、もうちっとブログできる時間欲しいねw
(但し、今の仕事は満足してるので、儚い願望ともいえるんだけれど)
by ちょいのり (2013-01-22 04:35)
そうそう、ブログのつながりは大事にしたいけど、ブログをする時間、何か出来そうな気もする。。。
でもやめる勇気もなく。。。
さて、島旅。
こんなにちっさな島なんですね!
しかもGS号にのっているから、すごく早い(いや徒歩よりね)イメージですが、どれくらいの時間の散歩かな?
昼ごはんから日没までだから、かれこれ4時間は動いていたのかな?夕飯が気になります!あと事件?!なにが勃発するのやら^m^
by リン (2013-01-22 05:40)
☆(星)の砂は、ありませんでしたか??
お土産でも売られていたと思うのですが(^^
by たかれろ (2013-01-22 07:10)
おはようございます。
イモガイ非常に危険らしいですね・・・何も無い贅沢ですね。
by YUTAじい (2013-01-22 07:56)
最後の夕日が切ない(涙)
ブログの時間 自分もソレがけっこう悩みです。。。
じゃあ今度話し合いますか!(^w^)☆
by 獏 (2013-01-22 08:28)
ホント、ノンビリで静かで良い感じですね~
そうそう、海には意外に危険な生き物がイッパイ!
温暖化で危険度も増してますよね。。。
まったくね~ 何故かPC開く時間が限られてます。
以前に訪問させていただいていた方々のところに訪問し切れません・・・
by 風太郎 (2013-01-22 10:21)
夕陽の色 なんか切なくなりますね
最近みてないな
AT車でもマニュアル車でも
ブレーキとアクセルは右足だとおもふけど
ちがったかな…
by ねこじたん (2013-01-22 10:42)
多分、私がこの夕陽を実際に見たら泣いちゃうかも^^;
都会で「独り」でいるのは、あんまり好きじゃないけど
こういうところで一人の時間を過ごすのって
イイですよね。。。^^
ブログは記事先行で全然いいじゃないっすか^^
元々、自分が記事を挙げたいがためにやってるんですし、
あまり深く考えずにノンビリやりませう^^
by 銀狼 (2013-01-22 12:53)
ちょいさんの車の運転は、左足ブレ-キなんですか!!
左足ブレ-キは、カ-トあがりの人か、カ-レ-サ-がやる高度なテクニックですよ!
キレイな夕陽を見ると、不思議と涙が出そうになるんですよね~
最後にチラッと姿を見せてくれた夕陽は、明日も頑張ろうって気にさせてくれますね。
by ちゃめこ (2013-01-22 14:59)
根性を見せてくれた夕陽に感謝です。
by サンダーソニア (2013-01-22 15:49)
スゴイ綺麗な夕陽ですね^^
こういう風景を見るとやっぱり旅っていいなぁ(^-^)って思います(^_^)v
ちょいのりさんのブログ、かみさんと一緒にとても楽しみにしていますので、のんびりちょいのりさんペースでぜひ続けてくださいね<(_ _)>
by ニッキー (2013-01-22 16:48)
来たぁ~~~!(爆)
出たぁ~~~!(爆)
って感じ。。。^^
by yoshinori (2013-01-22 18:12)
可なり小さい島なんですね、尖閣諸島とどちらが大きいかと思いましたね、ブログ確かに重荷に感じるときも有りますね。
by 馬爺 (2013-01-22 18:40)
フォークリフトは右足アクセルの左足ブレーキですぜ(-_-)ニヤリ
…ブレーキは右足でも左足でも踏めるようになってますがね(-_-)ニヤリ
by 下総弾正くま (2013-01-22 22:25)
な、長さで負けました(^^;)
左足でブレーキねんて器用ですねえ(^^;)
by momiji (2013-01-22 22:48)
綺麗な海 見た~い(^^ゞ
現場で右足怪我したとき、木の棒で押しながら帰って
きましたよ、ブレーキの時が 凄く怖かったけど(笑
by DON (2013-01-22 23:00)
右足アクセル,左足ブレーキって,
プロのレーサーと一緒ですよ!!! すげぇテクです!!!
ブログ,いろいろと考えられているんですね.
まあ,無理したら,いつかどこかで破綻するでしょうし,
記事先行だろうが,自分のペースでやればOKですよ.
by 唐津っ子 (2013-01-23 00:29)
おっと失礼しました。
ごめんなさい(^^;
ご存知だったんですね。
我が家に沖縄に暮らした時代に買い求めた「沖縄の危険な生物」という図鑑りがありますが、図鑑が出来てしまう位、沖縄のアウトドアには危険があったりします(^^)
沖縄の無人島カヤック&ビバークツアーやりますか!!
by 駅員3 (2013-01-23 08:30)
沖縄、次に行く時は本島じゃなく、波照間や鳩間島なんかに行きたいと思っています。
by johncomeback (2013-01-23 10:41)
沖縄って それほど暖かくないんですよね。
確か雪も降ったことがあるはずです。
by サンダーソニア (2013-01-23 12:12)
自分の足で回れるレベルの広さっていいじゃないですか。
旅行に行ったら帰りたくなくなりますよね。
何せ、帰ると現実が・・・
by まめ (2013-01-23 12:34)
昼間は真っ青な海なのに
夕景になりオレンジの道ができたら
ほんと涙がでてきそうな雰囲気です(*´∇`*)
さて夕飯が気になるところです(笑)
by 美美 (2013-01-23 15:33)
暖かそうでのんびりしてて、良いところですね^^
で、アオサについて教えてくれたオジサマ以外に
誰とも出会わなかったんでしょうか。気になるですよ。
by みずき (2013-01-23 23:31)
まぁ、ぼちぼちイキましょうや。
気持ちがblogから離れてるならともかくだ、
物理的に書ける書けないって理由なら、
僕は続けた方がイイと思うよ。
ココでの充実が普段の生活の充実と比例したりもするし。
by DEBDYLAN (2013-01-24 00:23)
こういう夕日を見るの大好きです!!
ブログは記事先行だってマイペースで続けて
いければイイと思いますよ~
by miwa (2013-01-24 19:13)
海が、夕日が、ちゅらさんが~~~
とってもキレイです~~~☆
ブログ、ウチに見に来てくれなくっても、
ちょいのりさんのところに私が見に来るからイイんですよ。
気楽に、マイペースで全然OKなので
やっぱり続けてください。
どのキャラも、キャラとからむちょいのりさんも、好きです^^
by tomomame (2013-01-24 21:30)
海に沈みゆく夕陽を見ると、たいてい、雲がありますよね。
何ででしょうね。帰りたくない、という気分、よく分かります^^。
by sakamono (2013-01-26 13:24)