第564話 潮騒を聞いてみませんか?三重・神島編☆vol②『地図に無い道』旧・神島中学校跡?&たこカツバーガー [島旅]
『ボクのスペック的に基本、本とかまったく読まない人間』
そう。ボクってば本をあんまり読まないんだよね~^^;
文庫本とか買った記憶が無いなあ・・・(小説とかそういう類のことね^^)
---そうそう!
漫画絵描いてみたり、たまになつかしアニメの記事書いてたりするから『ライトノベル』くらいは興味あって読んでるんじゃないの~と思ってる方もいるのかな?
ーーー実はライトノベルと謳われてるものも一切買ったこと無いのです^^;
多分、人生遡ってみても、途中で買うのを諦めたハリーポッターシリーズが最近で、
その前と言ったら・・・・
小学校の夏休みの時に、読書感想文用に買った夏目漱石の『こころ』まで後戻りするかもしれません。
(しかも、もー内容も全然おぼえてないしーw 本の絵柄が気になったのと、なんかメジャーな人だからってくらいな、人様からしたら怒られてしまうくらいの理由です^^;)
それくらい本は読まないんだオイラ。
なんせ漫画派閥ですからw
(とはいえ、コミックスもここ数年来購入してませんけど^^;)
そんなボクではあるのですが、日本の文学史に登場した作家さんや文壇などはナントナク知ってたりもする不思議☆
さて、今回の島旅の舞台『神島』
ここも作家由来の土地柄だったりもするわけでーーー
第564話、神島編vol②スタートです☆
切符を手渡し初上陸。素朴な感じの港にボクは降り立った。
見渡す向こうには、観光客などまるで気にしないで黙々と網を手入れする漁師さん達が居た。
とりあえず、上陸したならばーーーー
まずは宿先に直行ってなもんですよね^^
ボクは宿屋変更を余儀なくされたわけなんだが、おそらく出迎えに来ているであろう宿屋の人を探したのです。
・・・あれ?
いない?いないっぽい?
自力で変更になった宿屋をさがせってことかなあ^^;
まあ、この島は港近辺にしか、ほぼ集落が無いのは分かってたし、
数件しか無い民宿も港からほぼゼロ距離にあるってのも知っていた。
だから自力でも平気かな?と港周辺を散策しながら宿探しをするか~と歩き出した(とはいえ、もしかしたら・・・どこかに宿のお出迎えがいるかもとチラチラ探しながらでもあった)
桟橋から出て直ぐ。ここ神島を紹介する上で非常に重要なモニュメントが目の前に登場した。
その横は、かる~く小さなスペースになっていて、神島のご案内とそれに由来する『ある人物』の紹介を掲げたパネルが並んでいた。
ある人物ぅ?
まあ~あの人でしょうな。
気になって神島を調べた人は分かるでしょうね^^
ある人物ってのは『三島由紀夫』だね^^
ここ神島は三島由紀夫の小説『潮騒』の舞台になった島だそうだ。
それで興味もってこの島を選んだのですかご主人様は。
いや?別に特には。申し訳ないが潮騒という小説も知らなかったし、それが何度も映画化されたのも知らなかった。
ボクの目的はこの島に残された建築物がメインだったりだしね~^^
でも三島由紀夫さんには興味もあるぞよ?
子供の頃(っつっても、中学高校だけど)三島由紀夫の三島って苗字は、オイラの隣町の三島市から取ったペンネーム?だって先生から聞いてね、
妙な親近感が沸いたってのもあるよ~^^
教科書に載ってるあの偉人が(あの鉢巻巻いて立て篭もってる写真ね)自分の地元近辺の土地名からネーミングを拾ったってところにね^^
小説とか読んだことあるの?
前書きに書いたとおり『無い』のですよコレがね^^;
なんだそりゃw
とはいえ、思想・こころざしは今のご時世、非常に共感を覚えたりする人物だとも思ってる。
って書き出すと長くなりそうだしやめとこうねーw
簡単に言うと日本大好き!って人だから好きって事だけは言っておこうかな^^
---さて、
港周りをブラブラしていたら、2~3人の船旅客に声を掛けてるお姉さんがいるのを見かけた。
そのお姉さんと会話する船旅客。
するとお姉さんを先頭にゾロゾロと集落の方へと皆歩き出した。
たぶん・・・民宿のお出迎えのお姉さんっぽいなと思ったの。
ボクがお姉さんを見ていると、向こうも船旅客を相手にしつつも、どうもこっちを気に掛けてるような感じもした。
あんたの宿屋の人なんじゃないの?
そう思ったんだけど、ちょっと声を掛けるのを躊躇って、時間を置いてからお姉さんたちを尾行して着いてった。
そしたらやっぱり民宿に入っていくお客さんとお姉さん。
しかも見上げた民宿の屋号は・・・
最初に予約した宿のおばあちゃんから聞かされていた新規の宿屋の名前だったんだーーー
先客に遅れながらも、民宿の玄関をガララーっと開けてお姉さんに声を掛けたオイラ
『すいません・・・えっと、あの・・・』
『あっ!民宿・岬さんの!』
(民宿・岬さんは最初に予約した民宿さんです^^)
・・・どうやらやっぱり向こうも気になってたような反応でした。
あんたがさっさと声を掛けて聞けば済む話だったのね。
そういうとこトコトンダメだよなおっちゃんはw
いや、反省です^^; 小心者、ここに極まれりですな^^;
案内されてやってきたお部屋。今回のオイラの重要拠点です!
集落も見渡せる3階のお部屋。
オイラはさっそく寝ずにここまで来た体に『ごくろうさんね☆』と言うことで、腰を下ろして暫しまったり休憩をさせていただきましたぞい!
さあ~ここから本当のハジマリですよスタートです。
セーブポイントは確保出来ました。
一息ついたということで、この『神島』への冒険に参りましょうず^^
『では、ちょっと島を見に行ってきます♪』とお姉さんに。
いや、女将さんですかね^^
若女将に冒険に出かけますと告げて外に飛び出したのです。
『でしたら、ここを出て直ぐに時計があります。そこから島をグルリと時計周りに巡るのが良いかと思いますよ^^』と教えていただいた^^
おう!どうやらここからボクの冒険スタートのようですな。
女将さんは『時計回りに周れば比較的、楽に島巡りができますよ^^』と付け加えてた。
じゃあ~
その逆周りですよね!
オイラの道は☆
さすが天の邪鬼♪
っちゅーことで、あえて逆周りをすることにしたオイラ。
とりあえずさっきまで居た港周辺まで出向いてーーー
看板の地図を確認した。
どう、この神島を攻めてみますかと思案するオイラです^^
・・・と、ここで一旦、今日お世話になる山海荘にUターンすることにした。
なんでよ?
その理由は後で分かる^^
女将さんから『ある物』を受け取ってからオイラは再び冒険に出ることに。
海岸線の道伝いに歩けば一周できるだろうと、快晴の元、のんびり闊歩ですよ^^
潮の香をこれでもか!ってくらいに吸い込みながら、実に清清しい感じのお散歩っすよ^^
と、思ってたら行き止まりです^^;
さっき地図見たばっかなのに何してんのw
どうやらだいぶ先の方から分岐点を間違えていたらしい^^;
とはいえ急ぐ旅でもないので、これまたのんびりUターンです^^
ちゃんと案内の看板あるじゃないのさ^^;
あったねえ・・・(トンビみたいな鳥がたくさん飛んでてさ~、それを見ながら歩いてたら見逃してたらしいw)
ここからは少しばかり登り道になる。
歩くこと数十分。次の分岐点に差し掛かった。
ここはとりあえず正規ルートである神島灯台方面へ行ってみようかね。
そう思ったオイラは緑に囲まれた海へと続くルートを下ることにしたんだ^^
・・・が、
歩いて10ッ歩くらいだったかな。草に覆われた人工物を発見するのです。
周りこんで、よ~く見てみるとーーー
神島ちゅうがっこー?
ここに中学校があるの?
それにしては随分と手入れされてませんな^^;
いや、たぶんここは『旧・神島中学校跡』ってことになるんじゃないかな。
どう考えても周りは林の中だしな。
とゆーわけで・・・
おっちゃんなら絶対探検しに行くと生まれる前から思ってました!
ですよね☆ 廃墟魂がウー・・・ワワンワーン♪ウー・・・チチンチーン♪っと高らかにベルを鳴らすもんだから
この林の向こうに何かが待っているはずだ!と、いざ突貫ですw
ほんとに藪と言うか森ねえ・・・^^;
細木を靴底で蹴倒し、手で垂れ下がる草木を払いのけつつ進んだところ、
コンクリの跡を八犬伝です。さとみです。
奥に行けば行くほど建物の土台らしきものが見つかりました。
広さ的にはさほど広くない。この島の人口とそこから子供の人数を漠然と考えてみても、ほんとに小さな学校だったんじゃないかなあ。
で、
ふと林の向こうにうっすらと建物らしきものを発見した。
木々に頬っぺたを叩かれつつも突貫した先には、一軒の小屋?みたいな建物が。
昔の学校に何か関係のある建物なのかしらね?
するともう一軒小屋を発見!
廃校のなんかの施設跡なのかとワクワクドキドキしたんだが・・・
ただの人様の物置小屋のようですw
なんだそりゃーw
でもさっきまでのコンクリの基礎は学校跡で間違いないんじゃないかな^^
ハードな寄り道だったけど、価値はあったと思う^^
後で民宿の人にでも聞いてみることにして、オイラは先を急ぐことにした^^
ここは? ・・・なんか廃墟感プンプン匂うんですが^^;
なんだろな。なんか養殖でもしてたんだろうかね。
小さなプールみたいな池がいくつも木々で埋もれてたよ^^;
そしてよーやく海岸線まで到着っす^^
せっかく来たんだし、当然のように海辺まで降りてみることに☆
絶対いつものやるよね
ご主人様が浜辺に来たなら、そりゃ~やりますな。
やらなかったことなんて無いわよね。例のヤツw
そんなに期待されても困るんだがw
期待はしてません
あ、そうですか^^;
ま、島に訪れたらいつものお約束ってことでーーー
『ちょいのり参止!!』をやってきました^^
中途半端じゃねーかw
いや、砂浜にいつものように木の棒で書くのもつまらないからと、
赤い小石で今回はやってやろうとしたんだが・・・
石集めるのめんどくさいね☆
さすが、何事も諦めが肝心とさっさと投げ出すご主人様らしいですな☆
とりあえず一仕事終えたので、せっかくの絶好のロケーションでもあるし丁度ランチタイムですよ。
目の前に良い場所があったので、そこで昼食を取る事にしました^^
お弁当か何かを持ってきてたの?
いや、お弁当は無いけれど、
民宿の女将さんに『ある物』をお願いしたのですよ^^
それがコチラ↓
ここ神島でしかゲットできない幻のご当地バーガー
『たこカツバーガー』だ☆
たこカツバーガー?・・・たこが入ってるハンバーガーってことっすか!
この神島を含める三重県鳥羽市では『とばーがー』なるご当地ハンバーガーを各所で売り出しているのだよ。
その内容たるや千差万別色とりどり。
鳥羽市認定された『とばーがー』は現在26種類にも及ぶのだ。
その中のひとつが、今回お世話になる民宿・山海荘さんで販売されてるたこカツバーガーというわけです^^
(10分程度お時間いただければーーーと急遽お土産にとお願いしてしまい、まことに申し訳ございません&感謝のキモチでいっぱいです☆)
ではさっそくパクつきましょうず^^
パッと見、ふっつーのメンチカツ挟んだバーガーっぽいっすけど、中はほんのりタコ色っすね。
タコ色ってどんなだよw
ま、ほんのり赤みがかったカツ。瞬時の分析ではノーマルメンチカツの味と変わらないと判断。
そしてもう少しガブリと奥までパンズごと咥えてみるのである。
『!?』・・・タコ登場っす!
そして更にガブリ!
またもやタコ登場!!!
そして更に更にと、口いっぱいに放り込んでみる!
タコだらけじゃん☆
ネーミングに偽りなし!
マッシュされたジャガイモさんの間を埋めるタコさんが5個も6っ個も所狭しと主張する。
しかもめっちゃうめーぞオイッ♪
もう1個頼めばよかったかなあ~と思うほど美味しかったよ^^
もし、神島に行きたいな♪と思われた方は、このたこカツバーガーを旅行プランのひとつに加えてくださいね^^
さあ、神島の散策もまだまだ3割というところ。
まだまだ先は長いです^^
ボクは缶ビールをプシュッと開け、この先に待ってる神島はどんなだろうとワクワクしつつ、
キレイな海を見ながらグビグビとソレを飲んでいたーーー
次回へ続く☆
ここまで読んでいただきありがとうございました^^
例によって記事先行。お返事はそのうちと言うことで。
次回はいよいよ・・・この神島でもっとも有名な所と、
ボクの船盛りはどうなったんじゃーーーー!ってお話です☆
ちょいのりさん、おはようございます。
神島は、(愛知県豊川市に住んでいた頃よく行った)
伊良湖岬から何度も見ました。
でも一度も行ったこと、ないんです。
by wattana (2013-04-28 04:12)
おはです☆
島旅 いいなぁ☆
「潮騒」といえば
山口百恵を思い出す世代です(大汗)
タコカツバーガー食べてぇぇぇぇぇぇ!!
by 獏 (2013-04-28 04:46)
おはようございます。
たこカツバーガーだけ食べに・・・訳ないですね!
GW突入ですね・・・お店は?
by YUTAじい (2013-04-28 08:07)
マッシュポテトだったんだ・・・。
何がデロデロしてるのかと、写真見て思いました。
私は本好きですけど、三島由紀夫どころか夏目漱石とかも読んだことないや・・・^^;
by しきみ (2013-04-28 09:12)
たこカツというよりたこコロッケみたいな感じですかね^^;
自分も三島文学は読んだことないんで…高校の文学史で『潮騒』の名前ぐらいは聞いた事あったような…^^;
なんせ好きな作家と聞かれた反射的に夢〇久〇(←キケン)と答えてしまいそうなので…(-_-)ニヤリ
by 下総弾正くま (2013-04-28 10:11)
実際に自分が行ったような気分になりました。
お天気がいいですし、これだけ歩けば、缶ビールが美味しいでしょうね(・∀・)
by motosoft (2013-04-28 10:13)
おはようございます。
記事2つ目の骨組みだらけの廃墟、すごい気になります。
あと、ご主人様がつけているマスクはアレですか。ドンキホーテですか?(笑)
by Ryokies (2013-04-28 10:30)
神島は、潮騒の舞台だったのですね。
でも、潮騒は覚えています。
なんといっても、潮騒と言えば、百恵ちゃんですね。
by kiyo (2013-04-28 11:52)
堀ちえみ主演の潮騒!
皆さん書いているように百恵さんじゃなくて
堀ちえみって事がマニアックです(笑)
たこかつバーガー激しく食べてみたい~!^^
by 銀狼 (2013-04-28 12:36)
さすが今回は奮発してますねぇ。
< ビールだしw
本は良いですよ。最近は同じ本ばかり読んでますが、
子供の頃は推理小説を山ほど読み漁りましたっけ。
なので、残念ながら潮騒などの本は一切・・・
by まめ (2013-04-28 13:00)
ちょいのり参止w
by テンポイント (2013-04-28 14:28)
潮騒の舞台なんですね
小石の、なかなか味がありますね ^m^
しかし、たこカツバーガー&ビール♪
めっちゃ旨そう~!!
by haku (2013-04-28 14:50)
「潮騒」は、百恵ちゃん世代です。
ちょいのりさんと私は、読書のスペックが一緒かも、、、私も本を読むのが苦手です。
by chalice (2013-04-28 15:05)
ストーンバージョンになってる。。。(爆)
やられた。。。^^;
by yoshinori (2013-04-28 15:57)
結構自分は小説読むなぁ。。。
もっともミーハーなんで東野圭吾と伊坂幸太郎ばっかだけど。
今は魔女の宅急便(原作)です。
タコカツバーガー、これは間違いなく美味しいですね!
最近は漁獲高減ってて高価になってますね。
by 風太郎 (2013-04-28 19:05)
おいらも山口百恵しか思い浮かばないです。
っていうか百恵ファンでしたから。
映画のセリフとか歌も思い出しました。
by コンブ (2013-04-28 19:56)
すごく綺麗な場所紹介ありがとうございます!三島由紀夫は小説より、あの事件について書かれたの本の方が興味あってたまに読みます。
by 萌田かずきち (2013-04-29 00:01)
たこカツバーガーめちゃ美味そうじゃないっすか!!
いやぁ、食べたい^^w
by DEBDYLAN (2013-04-29 07:33)
お店のニューメニューにタコカツバーガーが出たりして?
by サンダーソニア (2013-04-29 07:59)
タコかつバーガー、小生も食べてみたいっす。
舟盛りの料理とか、この次も楽しみにしています。
by ひでほ (2013-04-29 10:33)
「タコカツバーガー」私も食べたいです(^.^)
瀬戸内海の生口島で「タコ飯」をとっても美味しく頂いたのを思い出しちゃいました^^
by ニッキー (2013-04-29 10:49)
タコカツバーバー、うんうん素晴らしい!!
GWに先日ご一緒した変電所跡の内部公開してるみたい・・・!!
by 駅員3 (2013-04-29 12:25)
最初の石階段でくじけそうです・・・
でも、たこカツバーガーは食べてみたいです^^
by みずき (2013-04-29 23:52)
全国各地にいろんなご当地バーガーがありますね。
僕のお薦めは、鳥取砂丘の「あごカツバーガー」です。
by johncomeback (2013-04-30 06:06)
おはようございます。いつもありがとうございます。タコカツバーガーにビックリです。
by youzi (2013-04-30 06:54)
お天気もよくて よかったですね〜
最近 寝過ごしとかないんですか?
by ねこじたん (2013-04-30 09:59)
ちょいのり参上!中途半端だけど、良くこんな綺麗な石を集めました!!偉い♪
ほんと「ちょいのり君の旅」はいつ見ても面白くて楽し~い!けど長すぎる^^一瞬寝てしまいました^^
by viviane (2013-04-30 10:41)
たこカツバーガー美味しそう♪
ビールは欠かせませんね^^
by 美美 (2013-04-30 18:13)
ほとんどタコの入っていない、タコ焼きがあったりする中、このタコかつバーガーは、立派ですね。美味そうです。やっぱり、揚げ物にあわせるのはビールでしょうか^^。
by sakamono (2013-05-04 12:47)