第663話 海に羽立てるジェットの翼!千葉・館山編☆vol⑤『ほの暗い塹壕の中へ』 [島旅]
なぜ今回、館山くんだりまで足を運んだのかと申しますと
実は昔、ブログ仲間のくまちゃん(下総弾正くまさん)の記事を見た時に
『ココは是非!一度行ってみたい!』って惹かれたからなんです^^
でもボクは足(車)が無い。
だから躊躇していたわけなんです。
ところがどっこい、前にも触れましたが
館山~東京間の航路が就航したことで、それも解決^^
いざレッツゴー!と相成ったわけであります。
ボクの記事も、恐らく彼が辿ったルートをほぼ踏周していると思います。
さて、いよいよ本格的に沖ノ島散策です^^
周囲たったの約1㌔の小さな小さな島ですがーーー
実は遊歩道以外にも魅力的なところが満載!
ヘッドランプの答え合せ編、
第663話スタートです^^
ウンコもしたし体調も万全!
ウンコ言うな!
お前も言ってるじゃんか!
お前ら子供か
はいスミマセンw
・・・えっと、まあ身軽になったということで、ここからは本格的に沖ノ島散策・・・と言う名の『調査開始』っすw
とはいえ、島旅では必ず神社にお参りして旅の無事を祈ってるので、ご多分に漏れずいざ神社へレッツです^^
宇賀明神。小さな小さな神社です。
妖怪ポストみたいな賽銭箱が掛けてあったのでーーー
さっそくお財布から小銭を取り出して投入です^^
おっちゃん!その小銭はどうなのさ
なんか・・・いかにも財布の中に入れておくのがめんどくさくなったばら銭にしか見えないんだけどw
そ、そんなことは無いぞ? 別にばら銭処理に丁度よかったとかそんな神に仇名すことなんてこれっぽっちも思っていないんだからね!勘違いしないでよねっ!
ほら見てよ?
100円とか50円も入ってるよ!
ばら銭処理したいだけなら、そんな大金入れないでしょ☆
(バチでも当たれw)
『どうか無事に帰れますように^^』といつものようにお願いしておいたぞい^^
恋愛成就とか安産祈願してもしょーがないしなw
さ、無事に神様におねだりしたところで、さっそくぐるぐる散策してみましょうか^^
まずは遊歩道の道なりに歩いてみることに^^
とは言っても周囲1㌔の島。
あっという間に島の反対側へと到達する。
ふと、いくつもの海岸線へと抜ける道のうち、怪しそうな感じの道があったのでいざネコまっしぐらです。
切通しの向こうに館山湾☆
ほほ~。中々素敵なロケーションやんか~と、海を目指して歩いてみる。
すると!
切通しの岩肌に、ポッカリと洞穴が開いていた!
せっかくなのでレッツゴー!ここからも海へと抜けれそうだし^^
・・・とはいえ、
暗くて見えない穴ぼこもあったのでーーー
さっそくヘッドランプ装着っす☆
うお!まぶしっ!
まあ、特に何も無いんですが、↑のような身を屈めないと入れないようなところに、外に繋がる小さな穴が開いていたりしましたよ^^
歴史から考えてみると、ここは銃を構えて待ち伏せする銃口跡と言ったところでしょうかね
そうじゃないかなあ。調べてないから憶測だけどなw
調べろよそんのくらいw
短い壕を抜けると、そこは雪国ではありませんでした。
ここも赤山地下壕で見た地層とそっくりな感じの岩肌ねえ。
海辺もシマシマやん。
とりあえず島のほぼ真ん中を突っ切って海岸に出たオイラは、今度は海岸線を時計回りに伸びている遊歩道を歩いてみる。
するとゴミ箱八犬伝です!千葉だからこそ里見です!
ゴミ箱なんて珍しくもなんともねーよw
いやいやいや。だってこの沖ノ島に到達した時のことをもう一度思い返してくれたまえ。
遊歩道入り口付近にはゴミ箱があったよな?
あったけど、それがどうかしたの?
ゴミ箱の裏にはレンガの遺構っぽいのがあったじゃん。
ということはだよ?
このゴミ箱の裏側にはきっと何かがあるってワケですよ☆
ねーよw
ということで、
いざ藪道へ☆
そしたら、なんかコンクリの土台っぽいのがあった。
あったのかよ!w
でも何なのかわからんな^^;
脱線したので再び遊歩道へ。
するとーーーー
エノキ発見!
あのキノコがこんなに立派な木になるの?マジすげー!
いやいやいや。エノキはニレ科の高木だから^^;
エノキダケとは違うからぎゃる魅^^;
ちなみに東京競馬場の第4コーナーの大けや木と呼ばれている名物的大木は、実は『エノキ』だってことはナイショですw
競馬やってる人は知ってるよw
その後は、遊歩道→脱線して森の中への繰り返しをしてブラブラ散策です☆
おお!道から外れて藪に入るとこんなとこも。
柵で蓋をされていて中には入れないのだが、隙間から覗くその穴は、結構奥まで続いていそう^^
その他にも穴ぼこだらけ☆
その穴ぼこ見つけるたんびに『うひゃー!入ってみてー♪』ってワクワクしてた。
でも中々それは許されないようで・・・^^;
遊歩道を伝っていくと、再び海岸へと出た。
とはいえ、オイラ的に海岸はもう興味ないんじゃ!
ここまで来たらどこでもいいから穴ぼこ入ってみたいなあ~^^
ということで、もう遊歩道なんて知りません。
ボクは森の中に再々突入を敢行した。
するとーーー
柵の無い穴ぼこ発見!
うひょー!と駆け寄った!
すぐ行き止まりだったし!^^;
まあ基本、危ないから柵を掛けたりコンクリで塞いだりしてるわけですしねw
そうだよなあ^^;
とはいえこのまま帰るのもおもろくない!と、
今度は冷静に考えた。
今まで見つけた穴ぼこは、きっとどこかに通じているはず。
無い頭を巡らせて、穴が穿たれている丘の部分をぐるりとくまなく探せばどこかに穴があるだろうと考え、
森の中にコンモリとした丘陵を探索開始です^^
そしたらありました☆
え?見た感じ穴っぽくないよ?
いやいや、よーく見てよホラ!
シダの葉に絶妙に隠されているけれど、
奥のほうに、ずううーーーっと穴が続いているぜ♪
そう見えますが、かといって入り口狭過ぎませんか!?
まさか・・・
ここから行くの!?
縦幅60センチといったところでしょうか。
意を決して枯れ草と共にスライディングするように突入してみた。
ズザザーーーーっと滑り台のように入り込んだその場所は、
意外と大きな塹壕だったのです。
立って歩けるくらいに充分な高さがあったのだ。
ヘッドランプを装填。
ボクはさっそく奥へと進むことに^^
下はサラサラとした砂地。
塹壕内はこの手の穴ぼこ特有の湿った埃臭さ。
明かりがあっても不気味さ満天ですw
よく入ったなw
怖くもあるが、やっぱり男の子ですよ。
ワクワクが先行しちゃうんだよな^^
むしろ虫とかそういうのに神経使いながら進んでいくとーーーー
(いなかったけどね^^)
壕の向こうに明かりを見る。
ふと、一本道だと思っていたのだが、横手に
更に下へと続く階段があった。
とはいえ、とりあえず明るいところへ行ってみる。
正解だった。
さきほど柵があって入れなかった入り口だった^^
裏手を探して見事入れちゃったようですね☆
普通なら、裏手側も塞ぐと思うけどーーー
まさかあんな狭い穴から入ろうとする人間はいないって思うっしょ普通w
まあ、盲点といっちゃ盲点ですなあ^^;
ここからは本当に自己責任の探索だよな。
っつーことで、入った入り口に戻りがてら、
先ほど見つけた階下に下りる階段の先へと行ってみる。
降りてすぐ、行き止まりの小部屋だった。
何の部屋なんすかね
その小部屋へと続く階段に対して反対側の壁にも、同じように下に続く階段があるのも発見!
この際いけるとこまで行くっきゃ騎士(ナイト)です^^
こっちもやっぱり同じような小部屋で行き止まり。
かと思ったら、
まだ先へと続いていた。
---なら行くしかないよねw
いや・・・危険ですしやめておいたほうがw
写真で見てもらうと分かると思うけど、意外と壕内はアップダウン。
砂地の足場に足をとられつつも進んでみる。
ふとここで煉瓦の欠片八犬伝です!
うひょー!煉瓦ちゃんだー♪と手にとって見ようと歩を進めたその瞬間!
・・・ぴちゃ。
という靴先がズブブという沈む感覚に、
思わず足を引っ込めて後ろ去る・・・。
えっ!? 何!何?
冷静に立ち止まって、よーくその周囲をヘッドランプで照らしてみたらーーーーー
そこは水溜りになっていた。
実はこの先もまだまだ続いていたのだけれど、
流石にそこまでの装備と度胸は無かったので諦めました^^
それが懸命よね^^;
そこ以外はソレといった横穴も無く、入り口まで引き返すことに。
ようやく見えてきた入り口にホッと一安心^^
改めて見るとやっぱ入り口狭いなw
さて、次回も『もう一つ穴ぼこ潜入です☆』
そもそもこの『穴ぼこ』は何なのか?
沖ノ島の歴史と共に紐解いていきましょうね^^
ではでは次回は館山編ファイナルでございます^^
ここまで読んでくださりありがとうございました!
本当にこの穴ぼこはなんなのでしょう。興味引きますね。
でも私には入る勇気がなさそうです。^^;
by ナビパ (2014-03-16 05:47)
おはようございます。
良く入られましたね・・・私なら見なった事に(笑)。
でも探険気を付けて下さい。
by YUTAじい (2014-03-16 07:55)
凄い、勇者ですねぇ。
僕は体力・体型的に入れないだろうなあ。
ファイナル、楽しみにしています(笑)
by johncomeback (2014-03-16 08:41)
おはようございます。水曜スペシャルを思い出しました。^^;
by ソニックマイヅル (2014-03-16 08:44)
ちょいのりさん、
度々、コメントを頂き、ありがとうございました。
面白い場所ですね。
同じ館山とは思えない海岸沿いの違いに驚きました。
自分が行った平砂浦海岸の砂浜は東京近郊とは思えない美しい砂浜でした。
こちらにも、是非行かれて下さい。
by kiyo (2014-03-16 08:49)
穴にはビビって絶対に入らないですよ。
スイッチの入りどころが違うんですね。
by コンブ (2014-03-16 08:52)
面白そうな所ですね
ふと、ゴミ箱が有るって事は
しっかり管理もされてるんですね
by くまら (2014-03-16 09:16)
成る程ベッドランプが大活躍だったんですね~しかし結構昼でも真っ暗ですね~私鳥目なんでダメだわ~
by みぃにゃん (2014-03-16 11:42)
まさしく探検ですね~
ヘッドランプさすがに用意がいいですね♪
by なかせ (2014-03-16 12:07)
快便は重要ですw
by テンポイント (2014-03-16 14:29)
獏は恐ろしくてはいれません~(汗)
でも洞穴侵入がなければ行ってみたいゾ
館山~☆☆(^m^)
by 獏 (2014-03-16 14:54)
凄い穴だらけですねぇ ^^;
こんなに穴がいっぱいあるとは知りませんでした ^m^
by haku (2014-03-16 15:26)
勇気がありますね~
僕には怖くて無理です、、、
by いそいそ (2014-03-16 19:21)
うぉ~穴熊大名様、夜は満足じゃ・・
と、ちょいのり大将がそのように言っています(笑)
by koh925 (2014-03-16 21:35)
興味はあるけど、どこに繋がってるのか
分かんないってのと、戻れなくなりそうで
怖くて入れないっすよ。
でも、島がこんな風になってるって初めて
知りました。
by みずき (2014-03-16 21:45)
こういう穴を見ると入りたくなる気持ちわかります(^^♪
ちょっと怖いけどわくわく♪しますよねぇ\(^o^)/
by ニッキー (2014-03-16 22:38)
えぇ。。今回は単独探検ですよねぇ。
穴で遭難しなくてなによりです!
お気をつけくださいませぇ。
by orange (2014-03-17 00:14)
洞穴潜入のシーンで、
なぜか川口浩の姿を思い出してしまいました^^;
by 銀狼 (2014-03-17 00:27)
いつも思うのですが、
洞穴なんて、何が起こるかわかんないのによく行けますねえ
僕は絶対無理
病気になりそう(笑)
それでも、駆り立てるのはなんなんでしょうかぁ??
by ken_jp (2014-03-17 10:27)
すごいところに滑り込みましたねぇ。。。
やはり怖いですよ、何が出てくるかわからんし、、、
無理無理ムリ。
# 母はまめの結婚式の時に一切泣きませんでしたw
# 当然まめも泣くわけがなくw
# 子供が独立するのが早い方が良いので大喜びですよw
by まめ (2014-03-17 13:01)
ちょいさん、無理しちゃアカン!!!
何もなかったから大丈夫!?
・・・・ダメダメ、真の冒険家は「臆病もの」だよ!!
ケガだけで済んだらめっけもの・・・・みんなが悲しむど!!!!
次回からは「そなえよつねに!! しっかり準日と装備を固めて(^_-)/
by 駅員3 (2014-03-17 18:41)
いやぁ,すごすぎです.
いくら男の子といっても,私には無理ですね.
私的には洞窟よりもシマシマの岩場の方が興味ありです.
by 唐津っ子 (2014-03-17 23:02)
日曜日、沖ノ島近くまで行きましたが
あまりの強風と花粉で挫折してしまいました~><
掩体壕も見つけられなかったです・・・・(涙)
by さる1号 (2014-03-17 23:46)
お久しぶりです。
怖そうなところですね。
私には絶対無理です、、、汗。
暗いの、怖いの、辛いの?苦手。。。
by chalice (2014-03-18 00:52)
冒険もここまでくればたいしたもんですね、私なら気持ちが悪くてちょっと入るのを躊躇します。
by 馬爺 (2014-03-18 20:40)
こんな狭い入口からすべり込むとはさすがです!
私だったら、コワくてできないなぁ。
by sakamono (2014-03-22 11:25)
すごいな、本当に中はいっちゃってるし(^^
御無事で何よりです。
by さといも野郎 (2014-03-22 15:34)