第647話 加計呂麻・奄美大島混合編『原チャリはつらいよ!?』ロケ地・マングローブ・道の駅。そして晩御飯! [島旅]
『影の島とかカゲロウの島』
この加計呂麻島の由来は諸説あるのですが、
奄美大島にひっそりと寄り添うように浮かぶことから、影の島とかカゲロウの島と言われ、それに字を宛がったということらしいです^^
・・・全然影でもなんでもないやん。
ひっそりというか、どでかいし!w
今回の旅は移動の長さにこてんぱんに叩きのめされた。
そのおかげで見たいものも満足に見れなかった。
だからこそここで誓います。
ーーー来年もここに来ます^^
さすがに同じ感じでは芸が無いので、拠点を加計呂麻。
そしてその周辺の島々を巡ってみたいと思っています^^
だからハブノックもちゃんととっておかないとねw
(ちなみにハブは冬眠しません。ただし10度以下になると活動が極端に鈍くはなりますが。おかげで出くわさなかったようですね^^)
さて、浜辺でオリジナルパーカーをお披露目したのはいいのだが・・・
ニッキシッ!と加藤茶みたいなクシャミが出たので上着を着込んで再び飛び出した。
二日目帰りの物語、スタートです^^
帰りのフェリー時間まで残りわずか。このまま乗り場で待っていても良かったのだが、ギリギリまで堪能したいとフェリー乗り場近くの丘を駆け上がっていた。
すると何分もしないうちに島の対岸側へと抜ける。どうやら縦には長い島だが、横にはそれほどでもない細長い島みたいだね^^
携帯の時間表示とにらめっこしつつ周囲をぶらつくとーーー
映画『男はつらいよ』のロケ地の記念碑がある公園に辿り着いたよ^^
ここでのロケで作られた作品が、結果として最後の作品になっちゃったのね。
渥美清さんの遺作になるんだろうね。あとで調べて分かったんだが、ここ以外にもこの島には合計6個のロケ地記念碑があるそうだ。
海は多少霞んでいたけれど、それでも素敵なところだったよ^^
さ、いよいよ本当にタイムリミットだ。
急いで戻ろう!
途中、見通しの良い上り坂で花が咲いた木を発見。
何の木なんだろうか?
というか棘がめっちゃすごくね?マジで^^;
日立のCMじゃないけど不思議な木だよね~^^
戻ったらもう既にフェリー前に乗船待ちの車の列が出来ていた^^;
一番最後に申し訳ない感じで手押ししたネコパンチ号を駐車する。
サヨウナラ!加計呂麻島^^ またリベンジしに来るからそれまで待っていてくれ☆
来年ほんとうに来るの?
イクよ~^^ 出来れば今度は加計呂麻島に宿泊してみたいよね^^
皆に見せたいところはまだまだいっぱいあるしさ^^
そして25分の短い船旅を終えて再び奄美大島は古仁屋港まで帰ってまいりました。
こっからは・・・また4時間近く走って帰るのかw
ちなみに今何時よ?
えっと・・・4時過ぎですかねえ^^;
ホテルに着くの夜8時過ぎジャンw
夕ご飯食べれなくね?
大丈夫。初日は元旦ということもあってレストランのラストオーダーは7時半だったけれど、二日目からは遅くまでやっている・・・と思う。
いやゴメン。ぶっちゃけ知らないですスミマセンw
温かい晩御飯抜き確定かw
厄年だと思って諦めましたよw
っちゅーことで、さっさと帰ろうとしたのだが・・・
行きに通った道とは別の道で行くことにした^^
なんでよ?
いやさ?ネコパンチ号のガソリンも半分くらいまで減っていてさあ、
行きの道は『一軒もガソリンスタンドがやってなかった』んだよ^^;
このまま来た道戻ったら、山の上でガス欠必死ですよw
そうなるとホテルに着くのは明日になっちゃうねw
いや・・・そうなったらホテルにスミマセン!迎えに来て!って電話するけど、そんなんいい迷惑でしょ^^;
だから比較的栄えてる集落のありそうな南側ルートへ行くことにしたんだ^^
すると古仁屋港から数分でやってるガススタがあった。
地図にはまだまだこの先にもいくつかガソリンスタンドのマークが書き込まれていて、
ここで給油しないでも平気かな?と一瞬思ったんだ。
・・・でも用心にこしたことないと思ってガススタに寄ったよ。
(本当のこと言うと・・・原付なんて満タンに入れても7~8百円だし、まだまだ半分はあるからここで給油しても300円程度ですよ。
たかだか300円程度でガソリンスタンドで給油してもらって従業員さんに『しょぼい客だなあ・・・』って思われるのが何か嫌だったってわけですw)
結果として、これが実は大正解だったと後で知ることになる。
なぜなら、南側ルートも『ガソリンスタンドがひとつもやってなかった』からw
危ねえーw
ブログ的にはオイシイっすけどね。そのハプニングw
教訓だな。『離島の旅はお金もガソリンも余裕を持って行動しましょう』と今回あらためて思いました^^
(銀行もほとんどやっていませんでした。もし離島に行くことがあるのなら、是非とも郵便貯金をお薦めします。
なぜなら郵貯は日本全国有人島では、ほぼ、存在しますので^^)
その後はひたすら走ること40分くらいかな?(もうずっと山道^^;)
『マングローブ原生林』なるとこにやってきた。
ボクは思わず路肩にネコパンチ号をとめて、そのマングローブとやらを見渡してみる。
やべえ!なんか南の島っぽくてワクワクしちゃうんですけど!
いや・・・時間無いよね?
ということで、今来た道を駆け下りて、さっそく寄り道することにしました☆
行ったのかよ!w
道路沿いにそれを眺めるのだが・・・なんかイメージと違うんだなあ・・・
いや充分マングローブだと思います
すると、ガードレールが切れたところで、マングローブの森に入っていけるような小道を八犬伝です。里見です!
いざ参らん!
うんうん。そうだよこうだよ!
やっぱマングローブはこーでねーと、と思って歩いていたら、いつの間にか森を抜けて海岸に居ました^^
マングローブって植物として不思議よね?
何でっすか?
だって陸生の植物は塩分を嫌うじゃない? でもこのマングローブは海沿いに普通に生えてるって何か不思議よお~^^
確かにそうだよな。でもこのマングローブってのは根っこや葉っぱに『脱塩機能』と言う、特殊な能力を備えてるわけなんだよ^^
面白いものですよね^^ 自分が生きていく為に住み良いように自分自身を進化させるって。
自分もそうでありたいね(何を言ってるんだオイラw
そんなこんなでマングローブとバイバイして直ぐ、
『黒潮の森マングローブパーク』なる“道の駅”に出くわした!
トイレ休憩と、何か温かい缶ジュースでも頂こうかと寄ることにした^^
滅多に来れない道の駅だろうなあ~と、道の駅の切符はありませんか?と訪ねたところ
『スイマセン^^; ないんですよ・・・』と言われてしまった^^;
全部が全部、道の駅には記念切符が存在するわけでもないのね
みたいだねえ^^; ま、こだわりも無いのでささっと見て周る
こだわりねーーーのかよw
なんでもここは、マングローブの森を堪能できるカヌーツアーなるものがあるらしい☆
残念ながら時間も時間でやってなかったのだが、一度カヌーを体験してみたいところです^^
さあここからはノンストップで国道58号線を駆け抜ける(国道58号線は、鹿児島から沖縄まで連なる日本屈指のロングな国道。ただし、島の間は海の底ですけどねw)
まあ・・・正直ここからホテルまでの道のりが一番きつかったゾイ^^;
なんでさ?
ここからは1㌔を越えるトンネルが数多く登場する訳なんだが・・・
なんせネコパンチ号は『原付』です。
トンネル内は追い越し車線も無く、路肩に止まって後続車をやりすごすことも出来ないんだよ^^;
勿論、スピードの遅い原付を抜いていく車輌もいるんだけれど、道幅狭くて怖い!怖い!^^;
後半はトンネル入り口で後続車が来ないのを確認してからフルスロットルで駆け抜けてましたよ^^;
(とは言え、奄美のトンネルは登坂ばっかでパワーの無い原付ではきつかったw)
そんなこんな道中ビビリながらもようやくホテルに到着です☆
ん?
ちょ!ちょちょちょちょ!?
ちょっと待てよオッサン!
ん?な~に?
ホテルの部屋の時間が6時半になってるんだけどどういうことっすか?
どうやら南側のルートだと北側のルートの所要時間の
『約半分だったようです☆』
なんだそりゃw
地形マジックとでも言いましょうか。
リアス式に入り組んだ北側の道は距離としたら長くなって、
山を突き抜けるトンネルが多い南側の道は短かったということです^^
最初から南側ルートで行けば加計呂麻島も奄美大島で行きたかったところも全部周れたんじゃないかおw
ま、結果論だな☆
下調べ不足とも言いますな☆
いいじゃないか^^ 迷子とかそういうの全部ひっくるめて旅路というものですよ^^
行きも帰りも南側ルートだったら北側のあの景色は見れないんだから^^
下手したらこの先見ることも中々無いであろう可能性もあるしさあ。
一期一会は何も人と人ばかりじゃないんだぜ(ちょっとニュアンス違いますがご理解を^^)
さあ!さあさあ!
まともにご飯食べたのは、ホテルビックマリンさんのご好意のお弁当のみの一日ですよ!
もう腹ペコです!
ちょおおおおおおおおおーーーー!腹減ってますよオイラw
っつーことで、荷物をベッドに放り込んで、
そそくさといそいそとレストランへご飯食いに行きましたよォ!
まずはさっそくお酒です!
奄美と言ったらオリオンビールだよね☆ってことでオリオンビールのジョッキ☆
いや、それは沖縄でしょw
ビールの『くっはあああー!』って言う爽快感が欲しかっただけっすw
たまたまオリオン頼んだのよゴメンねw
そして刺し盛りとーーー
奄美大島と言ったらやっぱり『黒糖焼酎』
そしてーーーー
『鶏飯☆』
ま・た・鶏・飯・か!
あんたも好きねえw
もう大好きになっちゃったんだからしょうがないじゃんw
この後は、刺身定食と鶏飯をつまみに黒糖焼酎を呑み比べして満喫しましたゾイ☆
レストランでだいぶほろ酔いになったところで、フラフラフラ~っと外出。
あいかわらず近所の飲み屋がやってないみたいなので、昨日のスーパーで買出ししてまいりました!
今回は『赤鶏炙り焼き』なるものとーーー
地鶏の刺身☆
またか
だって美味いんだものおw
スーパーのパック商品でこれなんだから、居酒屋さんとかじゃもっとオイシイんだろうな^^
今度、鹿児島とか九州に寄った時は、是非とも地元の地鶏料理を堪能したいですね♪
その後は、えっちなテレビを見ることも無く、たまたまテレビでロシアの幻の湖を行くと言う紀行記がやっていたので、それを食い入るように見ながらーーー
いつの間にか寝ていました☆
さあ! 残すところ最後の三日目のみ^^
そしてこの奄美大島・加計呂麻島編の最終話。
正直、蛇足的なお話ですが、
付き合ってくれたなら幸いです^^
ここまで読んでいただきアリガトウございました^^
不定期になりつつありますが、許してチョw
第646話 カゲロウの向こう側へ 加計呂麻島編☆vol②『虹色の浜辺!?震洋隊基地跡』 [島旅]
『磯場より砂浜』
『黒砂利の浜辺より白砂の砂浜』が断然いい!と思ってた。
もしくは少し特殊で珊瑚のカケラの浜辺かな^^
なんてったって海辺と言えば水着のおねーさんがいかに映えるかがボク基準ですからねw
でも今回、『それ』は覆ってしまった。
まさかこんなところがあるとは・・・
第646話。見てください^^
ひと通り安脚場を見終わったオイラは、一路、加計呂麻島の北側へ舵をとった。
安脚場が最初に行きたかったところだが、次に行きたいところはこの島の『北部方面』なのだ。
時間も無いし(フェリー乗り場と安脚場の往復だけでも滞在時間の3分の1を要した・・・^^;)
サクサクッとかっ飛ばす(法定速度で☆
時折ビーチを横目に見つつも進みます^^
---アンキャバから駆けること一時間弱
震洋隊基地跡なる看板を発見!
震洋隊基地???
正直、自分の目的地はこのもっと先なので、ここに寄ることは時間的に悩んだ。
どうしよう平八郎ってくらい悩んだ。
(たぶんこの人は・・・大塩平八郎とかけたつもりなんだろうな・・・)
でもでもやっぱり見てみたい☆ってことで、この震洋隊基地跡へ行くことにしました^^
(当初の予定には入っていません)
国道から逸れて進むこと5分くらい。駐車場を見つけたのでそこにネコパンチ号を駐車。
どうやらここからは徒歩でしかいけないようなので歩いてレッツニャー。
『震洋隊基地跡はコチラ』って言う道順にしたがって海沿いの遊歩道を歩く。
・・・歩くのだが
木々の向こう側にチラホラ見える海辺に、
ええっ!?
っと、声を出してびっくらした!
体が勝手に動き出すってこういうことなんだろうね^^
---いつのまにか思わず道から外れて飛び出してた。
ええっ!?なにここ!
コバルトブルーの海なら沖縄とかでよく見たけど、
浜辺の色から海にいたるまで虹みたいなグラデーションで素敵なところね♪
だよな? オイラ度肝抜かれちゃったよ!
まるでアホの子みたいに
わー・・・わー・・・わー・・・すげえ・・・マジかよ・・・
って、ただひたすらに圧倒されまくってた^^;
ここに来て、大正解だったのである^^
(くやしいのが、なぜかピンボケ写真しか撮れてないことに後で気づいたことですかね^^;
正直、後で泣きそうになったよ、上手く撮れてなかったことが^^;
でも少しくらい伝わってくれたでしょうか?)
世界の自然も凄いけど、日本の自然もすごくね?
日本恐るべしw
虹のような浜辺に圧倒され、その余韻に惚けながらもイカンイカン!と道へと戻るオイラ。
なんせオイラには時間が無い。
そしてーーー
海沿いの洞に一隻の船を見つける。
コレがいわゆる『震洋』
つまりは戦時中の特攻船だ。
なんとなく・・・分かるけどォ、震洋って何っすか。
簡単に説明すると、モーターボートに爆弾や銃器を積んで、
敵の船に体当たりしてやっつけるってことだ。
つまり戦死前提の攻撃兵器ってことだよぎゃる魅。
・・・
ある意味『最悪の兵器』なのかもしれないな。
だからって兵器に良いなんてないけどね。
そうだよな。願わくばこんな兵器が二度と日の目を見ない世界を願いたいところです。
とりあえず知っとくことも大事と言うことで、この震洋をじっくり観察することに^^
せっかくなら後尾部位も見てみたいと、洞との隙間に入り込んでみようとしたんだが・・・
いくら元々身長低くて最近痩せたとは言え、その隙間にもぐりこむのは無理でしたw
ひと通り見て、更に先へと進んでみるとーーー
また洞窟!
基地って言ってるだけあって、同じような洞がいくつもいくつもあるわけだよ。
ご主人様の地元の伊豆も(静岡県伊豆半島)、この手の洞窟跡が結構ありますな。
戦争末期には、日本各地の海沿いにたくさん同じような洞がつくられたそうだね。
時には住民を強制移転させて造ったりもしたそうだ。
せっかくだし中に侵入☆
もちろん手掘りなんだろうけれど、地元の人夫を雇って掘らせたりしたところもあったそうだ。
何に使われるかは伏せたままな・・・。
その後はいくつか中に入ったりしてみた。
埋まってるものも何個か。
冗談じゃなく、真面目に当時はどうだったんだろ?どんなキモチだったんだろうと、思いを馳せながら散策したよ。
すると遊歩道がある程度来たところで『途切れてしまった』
でもまだ先があるみたいなので行ってみることに。
すると道らしい道が無くなったところで、海岸へと抜けているような藪の切れ目を発見。
いざ出陣っす^^
そしたらまだまだ震洋艇に使われていたであろう洞がいくつもあった。
多分、ここも遊歩道の続きなんだと思うけれど、浜辺に立っていたであろう案内板も横倒し。
よーく周りを見てみるとーーー
薄っすらと地面が濡れていた。
潮の満ち引きで、ここに行けたり行けなかったりな場所なんでしょうかね。
どうなんだろうな。でもまともな道はなかったねえ。
そんな忘れ去られたような場所っぽいにもかかわらず、
いままでで一番、立派な感じの洞が目の前に現れた。
---せっかくなのでここも突入^^
ここは入り口のコンクリもしっかりしていて、
奥行きも他より多少あった。
そして、入ってきた入り口を振り返るとーーー
グラデーションなカケロマブルーを切り取るような、何ともいえない素敵な景色だったよ^^
(あとでパンフレットを見て、丸々同じようにココのこの景色が紹介されていたことに気づく。
確かに広角でキレイなカケロマブルーもいいけれど、
こういう洞というファインダーで切り取られた、一部を見せ付けられることで、何があるんだろ?とか、この洞窟の先の海はどんなになってるんだろう?見てみたい!と興味を持たされるよね~^^)
この素敵な海と浜辺のグラデーション
『カケロマブルー』の正体は、
実は赤味がかった砂利浜に、海藻類が植生したことによる自然の素敵な演出だったみたいだね^^
自然、マジすごいっす☆
寄り道大正解だったでござる^^
・・・とは言え、
ボクはまだまだ足りてないのじゃ!
なんせこの先にもまだまだ目的としてる場所がごまんとあるのだから。
奄美大島と言うより『加計呂麻島』に行きたいって明言していたのもそういう理由っすよ^^
震洋隊基地跡を出ること数十分。
ようやく加計呂麻島のもう一つの玄関口である『瀬相港』を通り過ぎた。
この瀬相港。奄美大島の古仁屋港から出るフェリーの加計呂麻島行きのもうひとつの着岸港だ。
要するに奄美大島~加計呂麻島間は、生間港と瀬相港の二つのルートがあるってことですな^^
そう。そして時間帯によって生間か瀬相。加計呂麻島の南側か北側かって感じになってるのよ^^
当初の予定では『北部の玄関口・瀬相港』のつもりだった。
でも正直、奄美大島の大きさを舐めていたことによって、
今回は、『南側の玄関口・生間港』になってしまったというのがーーーー
本当の経緯だったりです^^;
そういうことだったのかw
ここからは、ひたすらリアスな海岸線を北へ北へと突き進んでた。
でも全然、目的地までの距離が縮まらねー^^;
人間の腸と一緒だよな!
たった数十センチの範囲で収まってる腸も、
うねうねとまとまっているからであって・・・
いざその腸を真っ直ぐ伸ばしたら7~9メートルもある。
それと同じでうねうねしたリアスな海岸線がオイラの行く手を阻んだということですぜ。
この加計呂麻島が、面積の割りに海岸線がやたらと長いことに気づくのが遅かったようです(もしくはリサーチが足りなかった^^;)
結局、道半ばーーー
帰りの岐路も考慮してギブアップと相成ったのでありましゅw
結局、安脚場と震洋隊基地跡しかまともに行けなかったじゃんw
さすが厄年!古来からのガンダム(言い伝え)は伊達じゃない!
計画性が無いだけっす☆
---現在時刻、フェリー乗船時間まで残り25分。
なんとか生間港の近くまで帰ってきた。
(ぶっちゃけ瀬相港からなら、もう1時間ほどのんびり奄美大島に帰ることが可能だったりもする。
た・だ・し・!
ここまで来るのに3時間半以上かかった道のりを考えると・・・
自分のホテルに辿り着くのは何時になっちゃうんだろ・・・ってことなんですw^^;)
ここまで走ったことでようやく地理と時間を把握。
チケットも既にあるしフェリーにはサッサと乗れるだろう。
原付ならここからフェリー乗り場へと数分で着くと見込んで、道すがらに
妙に気になってた砂浜へと寄り道した^^
それはーーー
ココッす^^ 『スリ浜☆』
アンキャバへの道すがらでとても気になっていたところです^^
珊瑚のカケラが混じる、加計呂麻島屈指のメジャーなビーチだそうです^^
冬場で人はいないけど、キレイなとこねえ^^
素敵な浜だ・・・(ゴクリ
ん?
まさかこんなキレイな浜辺を汚す気!?
もうヤメテヨ! 自分の私利私欲の為に
こんなキレイな浜辺に
いつものお約束するのは!w
ああ。流石にここまで島旅をしてきて、
いつもいつも心にチクチクとささっていたのだよ。
浜辺を見つけるなり、自分の名前を残して去るだなんてな!
廃墟の落書き。
ガキのスプレーアートとまるで一緒じゃないかと!
・・・そりゃ~、波打ち際でやることだから、
波がキレイに消してくれることだし、
基本的にはエコだし問題ないっちゃ無いけれどw
っということでえ~
オリジナルパーカーで
『ちょいのり参止!!』っす^^
(総額5000円☆ ボーナス出たからってネタで製作・購入して、ちょこちょこ着てたんだけど、
意外とコレ見た居酒屋の若いバイト君には好評だった^^;
・・・なんでや?w)
読み方は『ちょいのりさんどめ!』
意味は“ちょいのりがここに参って(まいって)止まった(滞在した)証し”
コレなら自然も傷つけずにエコだろ☆
と、言うか・・・そ、そんな意味があったのか
いや後付設定でしょ絶対w
とは言え、なんだかんだで島旅シリーズの第二弾(式根島)からやってるお約束です^^
珊瑚にK・Yって悪戯書きする誰かさんよりは良いと思わないかい?w
ここまで読んでいただきありがとうございました^^
後日、皆さんのところへとお返事したいと思います☆
(なんか今日は、スカ〇マークエアラインさんの機内誌で、オイラのお店の記事を載せたいってことで撮影の日でしたよ^^
利用したことは無いのですが、
今度刊行されるらしい春先にでも、一度利用して島旅とかしてみたいかなあ~なんて思ってます^^ ・・・極秘情報だよ?w)
第645話 カゲロウの向こう側へ 加計呂麻島編☆vol①『カゲロウの要塞・安脚場(アンキャバ)』 [島旅]
『プルルル・・・プルルル・・・』
初日。奄美大島北東部を何となく周ってきて、
ギリギリチョップ!で夕食にありつけて部屋でまったりくつろいでいた夜半。
---突然部屋の電話が鳴る。
それはホテルのフロントからの電話だった。
はて?オイラってば・・・なんかやらかしたかな?と、
常に小心者のオイラはビクビクと色々な悪妄想を浮かべつつも受話器を取る。
『お客様の二泊三日のプランなのですが・・・』
何回かボクを受け持ってくれたフロントのオジサマの声だった。
・・・もしかしてオイラの予約した宿泊プランに不具合が!?と、レイコンマ何秒の間に色々と脳内を駆け巡る。
常に常に悪い方を想定するオイラの悪癖はもう40を迎えてしまった今、この先も変わらないでしょうw
握った受話器を幾ばくかギュウっと力を込めて、フロントのオジサマの言葉の続きを緊張して聞くのだ
『お客様は二泊三日で、それぞれ朝食込みのプランなのですが、
明日は朝早くお出かけされると聞きました^^
でしたら、うちのホテルで朝食を取られる時間も無いだろうと思いましてですね、
簡単では御座いますが“おにぎり”とかではありますがご用意させていただいてもよろしいでしょうか?^^』
悪い話でもなんでも無かった。
ホッとしちゃったw
むしろ放って置いてくれてもボク的には別段かまわないことだったのに、
わざわざおにぎり作っていただけるとのことだった。
せっかくのご好意ですので快く。いやむしろありがたいと、こちらこそわざわざすみません^^;とお願いしちゃったのだ。
『出発の際、フロントに鍵をお預けになるときにお渡ししますので^^ ええ、ほんとにおにぎりとかで申し訳無いのですが^^;』
ーーー次の日の朝、
いよいよメインである加計呂麻島への出発の際、
寝惚けまなこで中途半端な御礼をしつつもコンビニ袋的なもので受け取ったソレは、
昨日の話とは食い違っていたのだ・・・
第645話、加計呂麻島編☆スタートです^^
さていよいよ加計呂麻島への旅路です^^
ここ『せとうち海の駅』と言う施設内で、加計呂麻島へのフェリーのチケットを購入して海を渡るわけです^^
(ここ古仁屋港からは、その他に奄美群島の請島・与路島への定期船も出ています)
っちゅーことで早速チケットげっとだぜ!と思ったのだがーーー
渡船30分前から受付開始とのことで、窓口がまだ閉まってたw
離島ターミナルではよくあることですなw 15分前まで受付が開かないなんてとこもありますし^^
ま、せっかく時間もあることだしと館内をプラプラ。
意外にも?結構船を待つ人が多かったぞい^^
んで、時間ももうすぐお昼時。
朝に出てもう昼なんだね^^;
腹が減っては海も渡れないってことで、遅めの朝食と言うかランチと言いますか、ホテルでこしらえていただいた食事をお外で食べることにしたんだ☆
公園?こんなとこにも土俵っすかw
公園のベンチでも良かったのだが、せっかくなら海を見ながら飯とか最高じゃね?と、
港湾のコンテナ裏が絶好のポイントだと確信!
いざレッツニャー!です♪
ぐおおおおお!景観最高!後は食うべし!食うべし!
そして今回、クロネコさんに狙われつつも何とか死守したブツがコチラです↓
おにぎりじゃねーじゃんw
いや、オイラもサア、てっきりおにぎり二個くらいでも銀ホイルに包んでくれるのかなあ~くらいに思ってたんだよ。
それでも充分ありがたいと思ってたし(コンビニとか少ないしね)
そしたら受付で手渡されたのがお弁当だったわけです☆
これはありがたいですな^^
ホテルビックマリン奄美さんアリガトウございます!
ではでは、おかずも食べれるしウッヒョオオオオオ!と、箸をつけようと思った
その瞬間!
『グゴゴゴゴゴゴゴゴゴーーーー!!??』と言う轟音が背後から鳴り響いた。
えっ!?何?どうしたの???
オイラの横に積んであったコンテナが、フォークリフトで丸ごと移動開始!
港にポツンと弁当広げてる恥ずかしいオイラがそこに居たわけですw
ダサっw
と言いますか、危ないですよご主人様w
慌てて公園のベンチに移動しましたw
お腹を満たした後は、公園をブラブラお散歩^^
港周りの海からしてもうキレイなとこねえ~^^
特殊車輌航送券?
なんてことはない。今回一緒に海を渡ってもらうネコパンチ号の乗船券ってことだよ^^
ネコパンチ号も連れてくのですか
加計呂麻島もかなり大きいからな。面積的には奄美大島の約十分の一だけれども、海岸線総長は147㌔と、奄美大島の半分近くにもなる島なのだ。
路線バスみたいなのが走ってはいるが、限られた滞在時間を考えたら得策じゃない。
っちゅーことで、フェリーなら原付も乗り入れ可能なのでお供してもらうことにした^^
さ!いよいよ『フェリーかけろま』の登場だ^^
船影が見え出したとたんに、こんなに人がいたっけ?ってくらいワンサカゾロゾロと人が乗り場付近に集まりだした^^;
オイラも身支度を整え、ネコパンチ号に跨ろうとしたのだが、
ジュースの何本かはここで買っていこうと自販機に寄る事に^^
あったかいサイダー・・・
確かにホットジンジャーエールは今売り出し中ですが・・・
売り切れじゃなかったら絶対買うよなw
ただの表示ミスでしょw
っしゃ!おら!行くぜ加計呂麻!と、オイラは意気揚々とエンジンを切ってフラフラしながら押してフェリーへと乗り込んだ。
意気込みと行動がともなってないっす
人生初の車輌との船旅っす☆
ネコパンチ号はここでおねーさまに固くロープで縛られてしばらくお休み。
オイラはデッキへと向うことにした^^
船内はこんな感じ。結構小奇麗なシートです^^
港ではオイラの出航を祝いに来てくれたエリザベス。
祝ってないよ
さっきクロネコ氏に襲われたところもここから見えるのだが、
ほんとにあそこの施設ってなんなんだろうな^^;
さあいざ離岸です!
結構雲ってね?
この時はそこそこ曇ってたな。とはいえ、日差しは結構あったし今日一杯は天気も持ちそうだったよ^^
乗船時間、約25分。
『もうすぐ生間(いくんま)港に到着予定です^^ 車やバイクのお客様は車輌甲板に下りて下船の準備をしてください^^』とアナウンスが入ったので、そそくさと下へ。
いよいよ船が着岸!船首のランプウェイが『ゴンゴンゴン・・・・・・』と、倒れ始めると共に視界が広がる!
伊豆の東海バスみたいなカラーリングのバスが見えた^^
一番最初に出てください!と言う合図をもらって、オイラはゆっくりと飛び出した。
加計呂麻島、初上陸の瞬間っす^^
もう涙が出て止まらなかったね☆
嘘こけw
冗談だけど、ちょっぴり感動ッスw
この後は逸るキモチを押さえつつ、この島のマップを乗船券売り場でゲット。
迷子になってる余裕は今回全く無いからね^^
そう言えばこの島にどのくらいいられるの?
そもそもココに来るまでに4時間はかけていますよね?
そうなんだよ^^; 帰りの時間を考えると、せいぜい3時間半くらいしか猶予は無いんだよ。
ま、だからこそのネコパンチ号なんだけどね^^
ということでさっそく行こうぜ!最初に目指すは『安脚場』と書いて『アンキャバ』
キャバクラみたいな名前っすね^^
こらあ!そんなこと言ったら怒られちゃうでしょ^^;
ここは由緒ある戦争遺構の場所なんだからモー!
エメラルドな海を横目で見つつも島の南方へとネコパンチ号をグイグイと走らせる。
あら?土俵の名残りみたいなものもあるのね。
文化的にはやはり奄美大島本島と似ているのでしょうなあ^^
海岸線からだいぶ遠のいた峠の辺りで鳥居を発見。
そういえば今年は初詣もしてないなあ・・・と思い、
せっかくだからと立ち寄ることにした^^
時間無いんじゃねーのかよマジでw
思えば今回の旅路はネコパンチ号のお世話になりっぱなしで、運動らしい運動もしてなかった^^;
ちょっとした登り道だというのに、ゼーゼー・・・息を切らしてましたのことよ^^;
---登ること6~7分。
本殿というか祠みたいなとこに到着っす^^
ガラガラも(鰐口か鈴)お賽銭箱もおみくじも無いじゃん!
おみくじはともかく、そう言ったいかにもな神社仏閣のアレは無いね~^^
どちらかというと、沖縄とか石垣の『御嶽(うたき)』に近い感じもするよね^^
ま、作法は分からないけれど、手を合わせて旅の無事を祈っときました^^
ネコパンチ号のところまで戻ってきたオイラは再びアップダウンの激しい海岸線をひたすら走るのだ。
奄美群島に属するだけあって、本島と何ら変わらない起伏の激しい土地だった。
そしてフェリー乗り場の生間(いくんま)から掛かる事数十分
(もう半月前の出来事だからどのくらい時間掛かったか忘れちゃったよw)
小高い丘の上に、やっとこさ安脚場戦跡公園を発見^^
オイラは駐車場にネコパンチ号を止めて、そこから徒歩で向いました^^
それほど大きくない公園なんだが、ぐるっと一周どちらから周ればいいのかと案内板とにらめっこしていたらーーー
『お兄さん、こっちから周ったほうがいいよ~^^』と、家族でここに来られたようで、そのお父様っぽい方が声を掛けてくれた。
『ありがとうございます^^』とお辞儀をして、いざ!そちらの方から巡って見ることにしたのです^^
最初にやってきたのは『弾薬格納庫』
コンクリ打ちっぱなしのような外観だったが、ちょっとドキドキで見て周る☆
ちょ!ちょちょちょちょ!えっとあのさあ・・・
ん?何よ?
戦争の遺跡だってのは分かるわよ? あんたこういうの好きだしね。
とは言え、この安脚場や加計呂麻と『戦争』の繋がりも何も教えてくれないと、見てるこっちは意味が良く分からないんだけど^^;
動物園じゃないんすよ? ちょっとは説明ヨロ!
ああそうだったな。失敬失敬^^;
あんまり詳しく説明すると寝てしまう人もいそうだから簡単になw
まず、おおまかおおざっぱに言うと~、ここ奄美大島は太平洋戦争以前~戦中は、
日本の南西方面の重要なポイントだったわけなんだ。
沖縄に次ぐ防衛の砦でもあり、かつ、大型の軍艦を収容できる海峡や湾があったからね(入り組んだ地形的に身を隠しやすいってのもあった)
特に、この加計呂麻を含む奄美大島南部は重要拠点だったんだよね~^^
そのせいでこの界隈は戦争遺構が未だに色濃く残っていたりもする。
ZZZ・・・
こら寝るな^^;
えっとだなあ・・・、それでこの加計呂麻で特に有名どころなのが、
この『安脚場』なのだ。
ここは、連合艦隊が寄港した際に、その防衛となる為に要塞化された土地なんだよ^^
睡眠学習でなんとなく分かりました☆
弾薬庫跡を隅々まで見物してから、オイラは次へと向う。
植物の緑の中に、くすんだコンクリの建物が見えてきた。
『金子手崎防備衛所』と言うらしい。
つまりどういうところだってばよマジで。
む~・・・簡単に言えば監視所&司令室みたいなものかなあ。
ここで敵陣の潜水艦を索敵し、機雷などの爆破をコントロールして侵入を防ぐとこって感じかな。
ここも中に入ってもOKということで、いざ侵入^^
あら? 外観はコンクリなのに、中は木材の造りなの?
このドアノブの施錠のとこに印字してある『MIWA』って今も良く見かけますなあ。
おっちゃんのアパートもMIWAじゃね?
じゃあ~戦前からある会社なのかしらね
この防備衛所内の木造の部分が当初から残ってるものなのかは、ちょっと疑わしい気もするけど・・・
MIWA。会社名『美和ロック株式会社』さんは、
創業当時は軍需産業に関わっていたのは間違いはないかな^^
(砲弾の弾とか信管の切削・加工等々)
中に入ってみると、これまたコンクリと木造の不思議なところ。
鉄筋コンクリートの中に木造の一軒家を詰め込んだみたいな感じになってた。
そこ以外の一階部分もグルっと周ってみる。
なぜか観光地にあるような100円で何分か見れる望遠鏡の残骸もあったり^^;
ここは丸い感じの造りで、何か監視所っぽい雰囲気ね^^
去年行った、神島の『監的哨』とどう違うの?
あそこも似たような感じだったっすよね。
監的哨ってのは、砲弾の着弾がうまくいってるのかなあ~って見届ける場所だよ^^
ぶっちゃけると実験の過程に過ぎないわけだ。
ここはそれよりももっと『実戦』に携わる施設ってことだね^^
さあ!上に上がる階段もあるし、せっかくだから行ってみよう♪
二階建ての部分の二階に到着。
そこから見える景色は大海原を見渡せる最高のロケーションだった。
こんな素晴らしいところが戦争に関わっていたなんて皮肉なもんだねえ。
バルコニー的部分から抜け出して、屋根の部分まで出てみる。
その屋根の部分は既に草木が生え、この下がコンクリの土台であるのが嘘のように自然と同化していた。
そこから見た景色もまた
素敵な見晴らしだったよ^^
さあ、次へ次へと参りましょう^^
なんてったって時間無いしねw
その後は特に施設も何も無く、海岸を見下ろす遊歩道が続いていた。
過去なんて知らなきゃ何も考えずに最高の景色を見渡せるところですぜ!
ふと!いかにも怪しい窪みを見つける。
戦中の貯水槽かなんかでしょうかね。
しかも、なんでもないとこかなあーと思いきや、
至るところに山の穴・アナ・あな~!
これは覗きたくなりますな!
ハブとかいそう^^;
そういうときのタメのハブノックさんですよ☆
っちゅーことで、さっそくハブノックを矛と盾代りに片手に持ちつつ穴ぼこ潜入です^^
なんも無くね?マジで。
まあそんなもんですw むしろ穴が中では繋がっていて、1つのワンフロアーだったことに少し驚いた。
(正直、ハブノックはこんなとこで使う予定じゃなかった。ここではなくもっと藪が鬱蒼としている“アル場所”に行く予定だったのだけれど・・・)
その後は遊歩道から降りて、
岩盤を掘りぬいてコンクリの貯蔵施設的なとこを見学。
貯水池なんかも見て周ったよ^^
なかなか興味深いところでありました。
ではでは次回、またもやタイムリミットバトルな加計呂麻島編、パート2をご覧アレ♪
※ここまで読んだり写真見てくださってアリガトウございました^^
恐らく歴代最長の記事の長さで辟易したことでしょうw
第644話 響け!日本のジャングルランブル!奄美大島編vol④『黒ウサギのタンゴ』奄美ドライブ! [島旅]
『ピピピピッ!ピピピピッ!』
『さあ~ブ・チ・コ・メ・!』
いつのまにやらすっかりベッドに横たわっていたオイラは、
枕もとのホテル備え付けのアラーム音と、
携帯に仕込んでおいたアニメの『はじめの一歩』のEDの曲の目覚ましとのオーケストラで、むにゃむにゃと目を覚ますのだ。
それでもまだまだ寝てしまいそうな自分のホッペに、これはイカン!とカツを入れる。
『パンッ!』
Mなオイラにゃ、一発では足りないようで・・・
鞭のように2・3発続けざまにくれてやった^^;
さあ!今日こそこの旅のメインだ。
ボクは意外と寒い朝にヘックション!と一回くしゃみをしつつ、いそいそと旅支度を開始したのです。
第644話、スタートです☆
午前6:30起床☆ ここから相棒『ネコパンチ号』との本格的な旅が始まる。
何でまたこんな朝早く?
うむ。よくぞ聞いてくれましたw
実は、今回の旅路のメインは『奄美大島』と言うよりもーーー
『加計呂麻島』へ行くのがメインだったからなのだ^^
加計呂麻島?
奄美大島の南側に寄り添う様に浮かぶ大きな島だ^^
そこに出向くには、奄美大島の南部の港『古仁屋港』まで行き、
そこからフェリーで渡るしか手段が無いのだ。
(※定期のフェリー以外にも“海上タクシー”なるものも存在します^^
ただ、原付込みで考えると定期のフェリーの方が格段に安いと聞いていたので)
出来るならば丸々旅路の二日目を加計呂麻島に充てたい!
でも・・・この今自分が居る名瀬市から船着場までの距離を考えると・・・
朝早く出ないと、とてもじゃないけれど間に合わないってことなんだ^^;
まあ~なんせ奄美大島デカイしねえ^^;
っちゅーわけで部屋の鍵を受付のオジサマに預けて颯爽とネコパンチ号へとライディング!
(ここで“あるブツ”を受け取る)
いざ!南の島の更に南へと旅に出た。
途中、歩道を駆け抜けるアスリートやその卵達を幾人も見かける!
なんか自分のホテルで見かけたジャージの人たちも、ホテルからめっちゃ遠いところでワンサカ見かけたゾイ!
ある意味奄美大島って『合宿の島』なのかもね^^
『アスリート御用達の島』と言っても過言じゃないと思ったよ^^
都会な名瀬市を抜けると、海沿いに点々と集落がお目見えする。
集落を通り過ぎようとした時に、思わず目に止まったものがあった。
土俵?みたいな場所っす。
もしかして闘牛っすか!
いや・・・闘牛場にしちゃ小さいよね。
最初はここだけかな?と思っていたのだがーーー
海沿いを走っていて小さな集落に出くわすと『必ずと言っていいほど』この土俵みたいな場所があったのだ。
相撲が盛んな場所なんでしょうかね?
うん、実はここ奄美大島ってのは、村や集落の豊漁際とかお祭ごとには相撲が多く関わってくるそうだ^^
チビッコから大人まで一族郎党、ご近所総出で相撲を盛り上げるようだよ^^
相撲が昔は神事であったこと、もしくは祭りごとの奉納相撲であったことを今も色濃く残す土地柄なんですな^^
とっくに日が昇ってる時間ではあるが、中々奄美の山々も険しいようです。
東の空が赤らんでいる中、ボクはガンガンかっ飛ばす(勿論、法定速度です☆)
すごく・・・切実な看板っすね・・・^^;
ゴメン・・・。正直、早朝から不謹慎だけれどもクスリとしてしまいました^^;
(どうか無事にプロパンガスが持ち主のところへ戻ってきますように)
途中、何度も展望台みたいなところで小休憩を挟む。
どこをみても雄大で、そして素敵な景色ばかり。
しかも空気美味しいよ!^^
日が昇るのを見て、ボクはいったいどれくらい進んでこれたのかと、地図を広げて指先で再確認をした。
今居る場所と、出発地点の名瀬市の両方に指を当てて見た。
ココまで来るのに時間としては約一時間と言ったところ。
ちなみにーーー
ボクが目指す古仁屋港と(親指)、今現在の場所(中指)を地図に置いてみた。
えっと・・・え?
めちゃくちゃ遠いわねw
単純に見積もっても4時間近くはかかりそうですなw
宿地選びに失敗するとこうなる見本です☆
(今回泊まったホテルさんは最高ですよ^^ なんせ色々と親身になって色々お世話になりましたし^^ そして次回の話でもそんなエピソードも登場するし^^)
ま、奄美ドライブと思って楽しめばいいのだよ^^
ということでさくさくと進む。イケイケガンガンです☆
合計二時間を要した頃、今回の行程の後半であろう『宇検村』までの道案内看板が登場。
原付は時速30㌔だから、えーとえとえと・・・一時間もあれば着くって感じっす・・・って遠いよ!オイ☆
レンタカーだったらもっと楽なのは重々承知ですw
でも久しぶりの運転と、この奄美の複雑で高低差のある道路を駆け抜ける度胸は無かったって感じッスw
(思ったより交通量あるしな)
お天道様もようやく奄美の山を越えひょっこり顔を出した頃、
海沿いの道をひた走っていたオイラの目の前にスンゴイ景色がお目見えした!
断崖絶壁?
写真だといまいちわからないけれど、なんか凄そうね。
『徳浜(どくはま)の断崖』と呼ぶそうだ^^
これはねえーーー
実際ここに降り立って自分の目で見ないとその感動は分からないと思う。
スパッと直角に聳え立つその様には、言葉を失うよ!
(鎌倉時代の大地震で出来た産物のようです)
その徳浜の断崖をくりぬいた『名音洞門』を駆け抜けるオイラ。
支柱の間から見える向こうの景色は、まるで8㍉フィルムの画像を見ているようで圧巻です☆
(狭いし、余所見運転はしないでねw)
途中、ちゃっかりデザインマンホールゲット☆
滅多に来れないし、意地でも撮るっすよねw
当たり前っす☆
そんなこんなで宇検村まであと少しと言うところで、船着場までショートカットできる分岐点に来た。
どうやら海側の宇検村周りより、山を突っ切るこの道の方が近道らしい。
時間も無いんだし近道しちゃえば?
と思ったんだが・・・、ちょうど分岐の道に奄美大島全体図の縦看板があってだねえーーー
宇検村には無人島の『枝手久島』なるものがあるそうで、それについつい惹かれて真っ直ぐ進んじゃったw
無人島とか書いてあると惹かれちゃうっすよねーーーってアホかw
っつーことで宇検村ケンザン!
別に渡れるわけでもない無人島を横目に見つつも
意味ないじゃん
島々に囲まれて穏やかな内湾となって、鏡のように凪った海に見惚れつつも原付を快調に飛ばしていた^^
この集落にもやっぱり土俵があるのね^^
次の芦検(あしけん)集落にもやっぱり土俵^^
いつか実際にやってるところを見てみたいと思ったねえ。
そこからは割りとキツイ感じの山側へと向うことに。
馬力の無い『ネコパンチ号』だと全然のぼらねーw
後ろにすぐ後続車がつまってしまうので、折を見て後続車を先に行かせながらの登坂です^^;
『この山道を少し越えればもう目的地もすぐそこだ!』と、進んでいた
つもりだった。
つもりだった?
まさか!
なんかねえ・・・10分もしないうちに海が目の前に広がる予定だったんだけどさあ・・・
みるみるうちに峠を目指してる感じ?みたいなあーw
要するにゴール目前で迷子になったと。しかも分岐の少ない離島でw
まさかこんなとこで迷うとはオモワナンダ^^;
本当は、早めに古仁屋港に近づけたなら、寄り道してでも是非寄ってみたいところがあったんだが・・・それも全てパー^^;
さすが本厄ですね☆
泣く泣く手元の地図で今現在の場所を探して、古仁屋港へと近づけるルートを探した。
なんとかこれならと思って進んでいるとーーー
『クロウサギに注意!』と言う、やたら警告ばかりのルートに突入っす☆
クロウサギ!?
奄美大島と徳之島にだけ存在する固有種のウサギちゃんだ。バニーだ☆
絶滅危惧種指定でもあったりする。
見てみたいっす!
だよな!せっかくだからゆっくり減速してーーー
段々と南の島っぽくなってきた植生の木々の中を進んでいたのだがーーー
一匹も見れなかったw
もうブログやめちゃえよアンタw
そんな常に発見!発見!こんなん見つけましたぜ!すごくね?なんて記事書けるわけねーだろうがよw
ま、どうやら黒いバニーガールはシャイなようでした^^
---そんな感じでようやく目星のつく道へと突入といいますか無事合流。
どーでもいいけど道の途中でやたらと見つける工事現場の看板の↑
『ご協力有難うございました。では御安全に・・・』の、御安全にの後の『・・・(点点々とか三点リーダー)』が妙に気になって^^;
確かに『。(句点)』で『御安全に。』と〆るか、『御安全に!』とエールを掛けるようにすればいいのに、
『・・・』ですと、なんだか不穏な感じがしてしまいますなw
そんなんフツーの人は気にしないよw
いやエセでもさあ~、物語とか文章を書いてたりすると、妙にこういうところがひっかかったりしちゃうんだよw
ま、どうでもいい話なんで先に進みますw
まっすぐ進めないオイラはどうしてもちょこちょこと目に止まったものに立ち寄ってしまう^^
けーそんってなんすか?
オイラもいまいち分かってないんだが、おっきいコンクリの土台だろうか?
このまま橋梁の基礎なんかになるのかな。
海の上を渡す橋や防波堤でもつくるのだろうか。
そんなキモチを抱えつつ、水面と道路の高さがそれ程差の無い道をひた走る。
鏡のように素敵な景色を映し出す海岸に、あのケーソンは少し異質なように思えたんだけど、これっておかしいかな。
何かと自然災害の被害を被っている奄美大島だもの。
見た目の奇麗事ばかりじゃダメなんじゃないかしらね。
(台風災害や集中豪雨など、幾多の自然災害の憂き目にあっている島でもありますね)
多少、モヤってたけれども目的地である加計呂麻島もすぐ対岸に見渡せるところまで来た!
---ホテルビックマリンを7時に出ること3時間半
やっとこさ加計呂麻島へのフェリーが出ている『古仁屋港』へと辿り着いた☆
長かったねw
マジでなげーよw この島二泊三日じゃたらねーぞマジでw
強行軍がお手の物のご主人様でもまいりましたかw
島と言うより陸だもの^^;
とは言えなんとかフェリーの目的時間前に辿り着けたようでありがたいですね^^
(見たかったところをだいぶ端折りましたがw)
ようやくの到着に減速してのんびりと船着場っぽいところを目指していたわけですがーーー
『港はコチラ』って案内板の一歩手前で、妙に気になる佇まいの物件を見つける。
トラロープ(警告ロープ。見たことあるでしょ?黄色と黒のロープ)の向こうに、確かに異様な緑とコンクリの物件ですな。
どうせ廃墟かなんかだろマジでw
いつものことねえ~w
時間もあるし(多分)
せっかくなので、どこからか近づけないかと模索していたら、
港側からならば近くまで寄れるっぽいので、行ってみたw
防波堤の軒先にネコパンチ号を止めて、さっそくレッツゴー。
うお!? ご丁寧にそこまでの橋もあるじゃないか(大歓喜☆
せっかくなので渡るしかないよな!
近づいたソレは、もうどれだけ時が経ったのかと思わせるほど
コンクリと植物が共存。もしくは植物が勝っていたかも。
ちょっとしたラピュタの天空の城のソレっぽかった。
ちょっと窓格子っぽいとこから内部を見てみるんだけど・・・よくわからない。
その後は見れる範囲でぐるりと回ってみたんだが
結局何の廃墟なん?
ワカラン☆
わからねーのかよw
近くに港湾の職員さんぽい人がいたから聞き込みしておけば良かったと、ちと、後悔^^;
(誰か知ってる方がいらっしゃれば教えてください^^)
とは言え久しぶりの廃な気分を補給出来たので、少しご満悦でしたw
・・・が!
ふと波止場に止めてあったネコパンチ号を見やると
ネコパンチ号にネコがネコでネコだったのだ!
意味わかんねーよw
オイラの愛機『ネコパンチ号』が、
クロネコさんに襲われる寸前っす!
きゃあああああああああ!
ーーー慌てて駆け寄るオイラ!
それに気づいたかクロネコさんは
ジロリとその鋭い眼光をオイラに向ける!
ふてぶてしいまでのゆっくりとした動作でオイラを威嚇しつつも去って行ったクロネコさん。
『大丈夫か!?ネコパンチ号!』と、ボクは彼を抱きかかえ・・
もういいよ小芝居はw
そんなこんなで、なぜクロネコ氏がオイラのネコパンチ号を襲ったかと言う答えを謎にしたまま、
いよいよ次回は舞台を移して『加計呂麻島編☆』スタートです^^
多分、原付のカゴに食い物があったからだと思う☆
そんなツマンナイ理由なわけないじゃーん(棒読み
※ここまで長々と、しょーもなーい記事読んでくれてありがとうございますw
第643話 響け!日本のジャングルランブル!奄美大島編vol③『け・い・は・ん・!』郷土料理“鶏飯”&地鶏刺身パック [島旅]
『マジでかいんすけどっ!』
ってな具合で前記事に書いちゃいましたが、そこまでは大きくないんです。
せっかくなのでここでいつものようにこの島のスペックをご紹介おば^^
周囲たったの461㌔
面積たったの約712k㎡
人口はたった6万人越えと言ったところでしょうか。
え?
いまいち分かりにくいって?
ん~そうだなあ~・・・
なら東京ドーム換算してみる?
あ、余計分かりにくいよねw
例えるならば一番似通ったデータで言えば『沖縄本島』かな^^
沖縄本島の周囲は約560㌔
ね?そこまで大きくないでしょ?
ゴメンネ!オーバーに書いちゃってw
(ちなみに前回訪れた大分県の姫島の周囲は約2㌔☆)
ーーーっつーのは冗談として、この奄美大島。
日本の本州と択捉・国後の北方4島を除けば、
沖縄・佐渡に続いて3番目の大きさを誇る日本屈指の大きな島だったりするのです^^
わかっちゃいたけど思い知らされた^^;
その広大さに。
さんざん悩まされたその広さ、第一日目のタイムリミットバトルをとくとご覧アレ!
第643話スタートです^^
オイラのお供『ネコパンチ号』に跨って勢いよく飛び出したのはいいのだが・・・
めっちゃ寒いんですけどっ!
えっ!? すぐ近くが沖縄なのに寒いの???
那覇空港に降り立った時は、ジャケットを脱がないとアチー・・・アチー・・・ってくらいの陽気だったけれども(それでも長袖は必須)
奄美大島に着いてからは、ジャケット無しじゃ寒く感じたね~^^;
ましてや原付で風を切って進むわけです。
正直、袖口から侵入してくる向かい風と相まって、めっちゃ寒く感じたぞい^^;
ま、とは言え奥尻島の時に比べればまだまだなんとかなる寒さ。
我慢してレッツゴーウェイ!です^^
・・・とは言うものの実はですね?
ぶっちゃけますと、これから先に行かんとしている奄美北部にはオイラが行こうと思ってたところはほとんど無いのでござるw
オイラが興味あるのはほとんどが奄美南部の方に集中してたりする訳です。
でも初日の余り時間をホテルで過ごすのもツマランと言うことで、下調べも全く無く飛び出したってのが今回のお話ですw
要するに手探り状態のお散歩だったってことね^^
奄美の最北端である『笠利崎』を制覇するのもいいじゃないかと思ったのだが・・・
(とりあえずその島の東西南北の先っちょを目指したくなりますよねw)
ホテルのある名瀬市からある程度進んだところで、
『こりゃとてもじゃないけど夕飯まで帰ってこれねーよ!w』と、目的地まであと何キロの道路標識を見て断念。
急遽、近場の岬を目指すことにしたw
なんだそりゃw
旅は飯がメインですから☆
ーーーま、近場って書いても漠然としすぎるので今現在の地図を用意です。
今現在のところを矢印で示したワケだが・・・
そもそもここまで来るのにすら40分っすよ!w
ここから帰るとしても往復2時間弱なのね^^;
笠利崎に行ってたらご飯なんてとても食べれないのは分かってくれたかしらw
っつーことで『今井崎』って所を目標にネコパンチ号をボクは走らせたのだ^^
すると・・・、龍郷町というところに入ったところで『歴史とロマンの散歩道』なる看板をいくつか八犬伝です!里見です。
奄美大島って言ったら
黒糖焼酎!ってイメージがありますが?
白糖?
話せば長くなるから簡単にしちゃうけれど、勿論、ここ奄美大島は黒糖を売りとして貿易を営んできた。
でも江戸時代に黒糖の値段が下がっちゃったのね。
そこで奄美大島を当時治めていた薩摩藩は、英国人技師を呼んで白糖の工場を作らせたワケなんだよこれが。
でもまたこれ災難。
台風や燃料の薪不足でたった5年と言う短い期間でそれも終焉をむかえてしまったってのがおおまかな歴史背景ってとこかな^^;
その名残りがココらしい。
・・・でもお、
看板だけで何も無かったぞいw
せめてレプリカでもなんでもいいから何か欲しいってことあるわよねw
まあ、そんなものですw 何かを残し維持するのは意外と難しいものです。
(あとで調べたら当時の耐火煉瓦の破片や遺構が少なからずあったようです^^; 勿体無いことをしたw)
そのあとは平家伝説どうのこうのとかーーー
どうのこうので端折るのかw
(壇ノ浦の戦で闘い破れた平家の落ち武者伝説がここ奄美大島でも色濃く残っているとのこと)
そんな感じで寒風吹きすさぶ中法定速度でネコパンチ号をかっ飛ばす!
するとーーー
西郷!西郷!とやたら看板が西郷押しです。プッシュです!
これは流石に歴史に疎いオイラでも多分、西郷隆盛に関係あるんじゃね?ってことで、ガシガシ先に進む。
西郷さん好きなん?
いや、好きっていうかー、
オイラが就職してからほとんどを過ごした『東京・上野』の街には西郷さんの銅像あるだろ?
せっかくだし奄美大島と西郷さんの関連ってなんなのかを知ってみてもいいじゃないか^^
っつーことで西郷さんの『何か』を求めて先へ。
おかげで普通散歩だったはずなのに、目標が出来て少し嬉しかったね^^
西郷さん求めてグングンと!
太陽も向こうの山に沈んで、時計を見るともう5時。
これは急がねば・・・
西郷松まで到着。じゃ次ぎ行くぞ。
何も説明しないのか
西郷さんが偽名を使って奄美に上陸した時の場所がここらしい。
なんで偽名とかやん
そこまで説明しないといけないのか^^;
簡単に言うと幕府に追われていたからかなあ(西郷さんが幕府に捕まらないようにと、お世話になった大名に匿われた)
ま、そんな感じw
途中、小さな灯台みたいなのが山に隠れていたから『灯台の癖になにやってんねん』と寄り道。
照射灯とは?
小型の灯台みたいなもんかなあ。
一概には言えないけれど、灯台はある程度広範囲に知らせるんだけれど、
照射灯は、特定のものを照らしたり合図したりするものだと思う。
例えば・・・危険な岩礁や浅瀬だけを照らし続けるとかさ^^
そんなこんなで寄り道しつつも更に更に先へ!
西郷さんが二回目に奄美大島にこっそり潜伏したって場所を少々見学(ちなみにこの石垣は珊瑚ということです^^)
再び海沿いの道へと戻ると、先ほどまでの内湾と比べて外海は大荒れだった^^;
しかもすこぶる冷たい向かい風!
知らない間に鼻水が頬を流れていたw
うわ、きちゃなーいw
それに気づかないくらい顔面が寒さで麻痺してたんだよ^^;
さ、さっさと次次!
涙・鼻水垂れ流しつつもぐいぐい進んでいると、ふと『ヤギ』の声らしき鳴き声が耳に入った。
奄美大島ってヤギがいるの?
いやワカラン^^;
ちょっと気になったので減速。
多分こっちだろうな~と横道それてみた。
するとそこは採掘場だったんだけど、
現役で稼動してるのか判断のつきにくい感じの場所だった(積み上げられた砂利はキレイな感じだったので恐らく現役だとは思うけど。多分正月休みかな)
そこに紐につながれたヤギさんが一匹佇んでた・・・。
この寒いのに? うう・・・カワイソス^^;
写真は忘れちゃったんだが、可哀想だったなあ・・・
次の日は現場の人が来てくれることを祈りたい。
(ボクにはどうしようもできないしねえ・・・)
ほとんど対向車もなく道路を独り占めしながら走っていたら
かがんばなトンネルという、めっちゃ奥行き短いトンネルまでやってきた。
なんでもここのトンネルに春と秋の何日かは沈む夕日がぴったりと収まって、
それはまるで竜の目のように神秘的なんだそうだ(受け売りです)
残念ながら雲ばかりねw
春と秋限定商品じゃしょうがないよなw
そして、
ここでタイムリミット。
本当ならこのまま海沿いを進んで岬でも拝もうかと思っていたのだが、それすらも無理な時間になってしまった^^;
唯一、自分のホテルのある名瀬市へとショートカットできる山沿いの道へ向うことにした。
見る見る周囲は暗がりに包まれ、峠を目指していたことも合って更に寒い!
結局ホテルに辿り着いたのは、7時前ってところでしたw
なんか全然奄美大島北部すら満喫できなかったわねえw
『原付で』って言うのも結構無謀なのかもしれないな。
車ならもう少し回れたとも思うし。
それだけ大きい島ということですな。
さあ!部屋に着くなりバッグを放り投げ、さっさとレストランへと向います☆
ラストオーダーも迫ってる。
さっさと注文してご飯たべナイト☆
---レストランまで向ったのはいいのだが・・・
『お客様、生憎団体様や他のホテル利用客様で既にお席がありません。大変申し訳無いのですが・・・席が空くまでロビーでおくつろぎいただけませんか^^;』と、無情の宣告だよおお!
まあ合宿チームとかち合ったらそりゃそうなるわよねw
営業時間も短いことですし、まあそうでしょうなw
でもおっちゃん、良く考えたら今日って何も食ってなくね?
うん・・・何も食ってない腹ペコリンだよおおお^^;
おもいっきし、ひもじいよ!
やべえ・・・このままロビーで売ってる菓子パンで奄美大島初日を過ごすのか?オイラ^^;とか、
いつにもまして珍しくボーナスのおかげで小金持ちだというのに、温かくて美味いもんも食えずに酒だけ飲んで終るのかよオイ!とか、
ずっと悶々としながら、ロビーにある漫画を流し読みしつつ、
スタッフさんの声がかかるのを待っていた。
---10分後
今日最初にホテルにお邪魔した時の受付のお姉さんが
『レストランの席は生憎なんですが、離れのお席を用意いたしましたので、こちらでどうぞお召し上がりください^^』と、声を掛けてくれた。
導かれるまま向った先は、ホテルとレストランの間にポツンと建ってる二階建ての一軒家みたいなとこだった。
『他のご家族さまもご相席になってしまいますが申し訳ございません^^;』と通された部屋はこじんまりした和室の部屋。
全然構いませんよそんなのw
温かいオマンマ食えればもう充分っすw
---っつーことで
ようやく落ち着いて席に着けた(もうこれだけで感動
食いっぱぐれなくて良かったねw
とりあえず何は無くても酒ですよ酒!
酒かよ!
こちとら、原付の旅路のせいでアルコールをどんなにがまんしていたことかああああああw
とりあえず最初に頼んだのは『ハブ酒』です☆
いきなりハブ酒か!
だって奄美っぽいじゃんw
そしてそして、クイッ!クイッ!っとさっさとハブ酒を煽って待っていた料理が登場です!
それはコチラ^^
あら。なんか見た目はとりあえず豪勢な感じね^^
本当は『クエ鍋』とか頼んじゃおっかなあ~と思ったんだが、あれは『二名様から』だったので、
『クエステーキ定食』+『単品の鶏飯(けいはん)』で攻めてみた☆
『鶏飯(けいはん)?』
奄美大島の郷土料理だね^^
具材がたくさん乗っかったお茶漬け丼みたいな感じかな。
炊いたご飯の上に鶏肉・錦糸玉子・椎茸煮なんかを乗っけて、そこにアツアツの鶏出汁スープをぶち込んで!
はふはふ言いつつ喉の奥に掻きこむ料理だよ♪
---はあ、まいったね・・・
大概、郷土料理には裏切られることもあったりするんだけれど、
これはマジ美味いなw
何杯でもおかわりできちゃうよ~^^
始めてかもしれないなあ~♪ こんなキモチ。
シンプルだけど感動しちまったよ!
(凍えて来た所為もあるせいか、美味さ倍増!)
クエステーキや
刺身や和え物アラ汁なんかも美味しかったんだけどーーー
けいはんに全部もっていかれたw
島旅探訪一日目としては満足に周れなかったみたいだけど、お食事は素敵な出会いがあったみたいで良かったわね^^
そのあとは黒糖焼酎をバンバン頼んでまったり^^
我慢してたからこそめっちゃアルコールも美味しかったw
(実は黒糖焼酎大好きだったりします^^)
とは言え、ここに長居するわけにもいかない。
あとは部屋に帰って、ホテルの自販機の缶チューハイくらいしか楽しみがないときたもんだ。
・・・それって実に味気ないよな^^;
ということで、酔いにまかせてもうちっと飲んだり食ったりできないかと、ブラリ外出をしてみたわけです^^
---ところがです!
このイルミネーションの建物は食べ物屋さんかな~と近づいたら普通の家だったり、
ご近所周りはせいぜい焼き肉屋さんくらいしかやってなかった^^;
まあ元日ですしね
しかも離島ってこともあるしね。
ふと、半分不貞腐れていたオイラの目の前に、遅くまでやってそーなスーパーがやっていたのだ。
正直、最終手段だよね。
こういうとこでおつまみ買って帰るのってさあ・・・^^;
とは言えもうここしか手段がないわけです。
ここ名瀬市のメインストリートまで出向けば多少やってる飲食もあったのだろうけれど、
もうそこまで歩く気力も無かった。
・・・とりあえず突入することにーーー
そしたら地元スーパーならではの食べ物なんかが結構あったりして、
先ほどまでのガッカリ感はどこへやら。
『ひっきゃげ???』
なんでも、お餅と漉したサツマイモを練ったおやつ的なものらしいよ^^
まあそんな感じで、いつの間にやらただのスーパーだったはずなのに、
『これ見たことねー!w』『これってどんな味なんだろ?』『うわマジかよ!?こんなんも売ってんの???』なんて感じで、
いつのまにやら楽しみながら手に取ってた自分が居ました^^
そしてオイラが、晩酌のお供にでも~と考えて購入してきたのはコチラです^^
地鶏刺身のパックと、手羽肉塩焼き☆
・・・ゴメン!先に謝っておく。
地鶏刺身パックめっちゃおいちー☆
鹿児島圏域ならではね^^
まあ~東京でも探せば置いてあるかもしれないけれども、ご近所スーパーで普通に鶏の刺身パックが手に入るんだから恐れい入りますぜ♪
ボクはお肉の刺身系とかも好物なので、これはとてもウラヤマ^^
おかげで初日の有耶無耶を全部払拭できた晩酌になりましたよ☆
おまけで、ガソリンスタンドで給油した時に『これどうぞ^^』と店員さんに頂いた紅白餅もしっかり晩酌のお供で食べました^^
これで正月らしさもコンプリート。
(ガソリンスタンドのオジサマありがとう!おまけでもう1個もらって)
ーーーさあ、いよいよ次回は第二日目。
この物語はまだ始まったばかりに過ぎませんーーー
ここまで読んでいただきありがとうございました^^
例のごとく記事アップ先行。後日、訪問などと言うことで^^
ちなみに、去年宣告しておいたお店の取材がテレビで放映されまして(1月10日放映。ぴったんこカンカン)
『放送見ました^^ 予約したいんですがーーー』と言うお電話がおかげさまでひっきりなしです(テレビってなんだかんだすげーよ^^;)
そのせいで(おかげで)クソ忙しさもありますので、だいぶ遅れてしまう可能性も有るのでそこはご理解おば^^;
ではではまた今度^^
第642話 響け!日本のジャングルランブル!奄美大島編vol②『ここから始まる大レース?』大島ってのは伊達じゃない! [島旅]
『厄年ってなんなんだろうね?』
正確なことは正直わからない。諸説紛々色々ごった煮でござい^^
今年はオイラも41を迎える。
数えで42の本厄らしい・・・
生きてる上で、一番の厄災が降りかかると言われている本命の歳になっちまったw
人生の曲がり角?
はたまた年齢的にも不幸がやってきても不思議ではないとかそういうのなのかな。
ボクにとって不幸と言うのは、やっぱり親の歳を考えてしまうことだろうか。
言葉にはしないが、やはりそういうことも考えてしまう。
とは言え、もし仮に『親のアレ』が属に言う本厄の最大の厄災と捉えるならば、
今現代にはあてはまらないような気がしてならない^^
昔はそうだったかもしれない。
でも今の60代70代は若々しいぜ!
ここでボクは、ある提言をしてみたいと思うんだ。
『今現代の本厄は10年くらい昔とずれている』
・・・そうじゃなくてもそう思わせてください。
長生きしてください。
ただそれだけです^^
さ!、厄とは言わないけれど、相変わらずハプニングばっかりでしたよ~、今回の島旅も^^;
ではでは第642話ってことで、奄美大島編vol②
スタートです!
バスに揺られること約50分。
奄美大島一の繁華街『名瀬市』の中心街にやってきたオイラ。
予約の時に『バスの終点のウエストコート前に着きましたらご連絡ください^^ 車で迎えに行きますので^^』とホテルの人に言われたのだがーーー
空港で漁って来た島のパンフの簡易地図を見るからに、ホテルまで別段遠くないと思ったので、
せっかくなので歩いてホテルに向うことにした。
なんでさw 迎えにきてもらえばいいじゃんかよお^^;
そりゃ迎えに来てもらうのは楽だよ?
でもね~、便利なほど色々見落とすんだよ。
車に乗ってたら気づかないこと、
自転車に乗ってたら気づかないこと、
でも徒歩ってのはゆっくり進めるからこそ色々見れるんだよ^^
ちょっと歩くくらいならいいじゃないか^^
ということでさっそく小さな発見。デザインマンホールゲット☆
確かに車じゃ見過ごすわねえ
というか、コレを撮りたかっただけじゃね?マジで
まあ・・・いいじゃないかw
そんなこんなで更にふらふら進むとーーー
お正月でシャッター街となった国道沿いのお店にこんなものを見つけた。
闘牛?・・・のポスター?
そう。闘牛だ^^
ま、これはお隣の島『徳之島』のイベントポスターなんだが、こういうのは中々お目見えできないものだよね^^
夢の対決、遂に実現!とかめっちゃ見てみたいんすけどw
番付なんかもあるんですね。
いつか徳之島にも行ってみたいよな^^
丁度、正月にもやるみたいだから考えておくよ☆
---歩くこと10分ってとこで、
海沿いを歩いていたオイラは、防波堤の向こうに、なんだかかっこいい船の船橋(ブリッジ)が見えたので、
ついついどんな船なんだろうか?と、寄り道を開始した^^
中々防波堤の区切りが無くって難儀したんだけどお、ようやく近づくことができた^^
そしたら、それは海上保安庁の巡視船『あまぎ』という船でした^^
どうせならと・・・近づいてみたんだが結構でかい!
なんでもオイラの地元『静岡県の伊豆の海』を守ってた子らしいのだが、
尖閣諸島事情のせいで、こっち奄美へと連れてこられたらしい^^;
お勤めごくろうさま^^
日本の為に頑張ってください!
南の果てまで婿入りしちゃった巡視船を眺めていたら、実はもう自分の今回のお宿とは目と鼻の先だったのだ。
あら珍しい。今回はホテルなのねえ
いつもは民宿が多いのになんでまた
いや、特にこだわりは無いよ。ちょっと奄美に民宿も多くなかったこともあるし、
ここは原付を貸し出ししてくれるホテルだったから、まあ便利かな~ってことでここに決めたんだ^^
今回お世話になるのは、名瀬市にあるホテル『ホテルビックマリン奄美さん』です^^
ではさっそく『予約しましたちょいのりですが^^』と受付へ!
二泊三日分の宿代を前金で支払って鍵を受け取り、いざ自分のベースキャンプへ^^
---すると、
ロビー周りにたくさんの色紙が貼られていることに驚く。
金メダリストの色紙とかあるよ!
世界陸上とかで名の知れた選手も多くあるのね^^
うむ。実はこのビックマリン奄美さん、実業団や大学生の合宿所としてこよなく愛されてる宿屋らしい^^
入り口で見かけた本日の宿泊者・団体様ってところには、企業のスポーツ部門の団体や、大学生チームの名前がズラリと並んでいたぞい^^
そこにオッサン一人でポツンと宿泊予約したんかいw
ジャージで闊歩する人たちの中じゃちょっと浮き気味ではあったが、でもでも面白いじゃ無いか^^
ま、とりあえず部屋にいこうぜ^^
オイラの部屋は4階とのことでエレベーターでレッツゴー。
学生さんはエレベーターを使ってはいけないのか、これも練習なのか、エレベーター脇の非常階段で上り下りしてたよ^^
エレベーター脇に、お酒の自販機発見!
これで晩酌も安泰ですな☆
その脇には有料テレビ放送のテレビカードが売っていた。
とりあえず購入。
えっちなの見るんですね。分かります^^
ば、ばか言うなよ!お、おいらは、映画とかそーいうの見る為に買ったんだからね!
か、勘違いしないでよね!
(ちなみにVシネとか見てました^^)
オイラの部屋の近くまで行くと、なんと漫画の棚が!
暇つぶしにはもってこいですな^^
でもさあ~・・・、古いコミックばっかだし、種類もめっちゃバラバラなんですけど^^;
とは言え早く根城へゴー!です。
ガチャリと開けたその部屋はーーー
ずいぶんこじんまり・・・
部屋はな^^ ま、ベッドは2人分くらいで非常にゆったりできそうだったよ^^
さあ、ベッド脇の時計を見やると既に3時半だ。
初日は移動に時間が掛かったとは言え、少しでもこの奄美大島を巡っておきたい!
ということでベッドに奄美大島の全体地図を広げて、今後どういったルートを行けば良いのか脳内会議が始まった。
二日目は奄美大島の南側にある加計呂島へ出向くことは決定しているのだが・・・
奄美大島本島自体のどこを巡るかは、ここに来るまでまったく決めていなかったのだ。
なんでよ?
行きたいところはいくつかメドをつけてはいたんだが、
この奄美大島ってのは・・・・・・・
めちゃくちゃデカイ!
というかデカ過ぎw
行きたいと思ってるところ同士がそれぞれ遠すぎるのだ^^;
とりあえず日没時間と行動範囲を考えて、ここ名瀬市から周って来れそうな奄美大島北部を散策することに決定した^^;
それでもギリギリ間に合うか・・・ってとこかな。
ん?何にギリギリ間に合うってことっすか???
うむ・・・。実はだな、このホテルには併設のレストランがあって(ホテル利用者以外も利用可な食事処)
そこで夕ご飯食べればいいかなあと思って、宿泊予約の時は『朝食のみの二泊三日』でお願いしてたのだ。
でも、なんでも元日は『夜7時半』がラストオーダーとのことなのだよ。
めっちゃ早いねw
今が3時半だろ?(正確にはココを出たのは4時ジャスト)
逆算してオイラの自由時間は3時間くらいしか無いわけだよ^^;
離島の元日の飲食店なんて、他の店だってやってないか早仕舞いの可能性大だ。
ならばここでオマンマにありつけないとヤバイってことなのだw
初日っから、思いっきりタイムリミットバトルな島旅ってことですなw
ご飯が食えるか食えないか!コレがオイラの奄美大島バトル第一弾!ってなワケですw
ではでは道筋を決めたと言うことでーーー
ロビーに下りて、受付でレンタルバイクの手続き^^
ここも前金で二日分。しめて4000円をお支払い。
そして案内された今回のボクの相棒はーーー
SUZUKIのレッツ。
これにボクは大好きな競走馬『ネコパンチ号』と命名しつつも跨った!
さあいざ行かん!
奄美大島北部の旅路へ。
そして帰ってこれるか『ラストオーダー』まで!
このあと、ボクは奄美大島がいかに大きな島であるのかを思い知らされることになるーーーー
ホテルに着いただけで二話目が終っちゃったよw
※ここまで読んでいただきありがとうございました^^
第641話 響け!日本のジャングルランブル!奄美大島編☆vol①『もってけハブノック』 [島旅]
え~一応、今年の初記事と言うことで~
あけましておめでとうございますw
もうちっと早めに更新しようと思ってたんですが、
出だしから仕事がスマッシュヒット状態で・・・ため息しかでないから!^^;
・・・ま、愚痴ってても先に進めはしませんので、サクサク~っとさっそくいきましょう。
さて、いつものように正月休みは島旅でした(知ってるかw
どこに行って来たかと申しますとーーー
鹿児島県は“奄美大島”と言うところです^^
名前はメジャーだけど、案外、何があるのか?とか知らないんじゃないかな?^^
ではではだいぶ長編になりそうですが、
第641話からスタートです☆
最近PCもおかしいんだよな・・・ってまた愚痴っちゃったなw
いいから先すすめてくれよオッチャンよォ^^;
なんせ今のノートPCも既に7年は経過してますしな。
そろそろ替え時かしらねえ。
お金ないなあ・・・
ボーナスどうしたよw ・・・っていいから先にすすめよ
まあ、っというわけで、元旦の早朝にいつものよーにバスに乗って空港に行ってきたよ^^
寝てても羽田に着くから楽チンですな♪
道路は元旦の朝ってこともあって(ほんとうは1月1日の朝を元旦って言うんだけどな)
ガラガラでサクサクっと羽田に到着です☆
時間的に余裕を持ってやってきたわけなんだが(フライト二時間前。・・・早すぎかもなw)
ロビーにいてもしょーがないので、さっさと保安所でも抜けて中でまったりしようと、苦手な保安検査場へと向いました^^
携帯・ライター・ベルトなど金目のものを籠に入れ、カメラの入ったサイドポシェットも籠に。
めんどくさいなあ・・・とは思いつつも無事、金属探知機をブレイクスルーした。
・・・が
まさかのバックの中身でひっかかってしまった。
なんか危ないものでも持ち込んだの?マジで
あ、あれじゃないですか?ファイヤースターターキットの小ナイフとか。
うんにゃ。それはひっかかると思ってたから自宅に置いてきた。
ペットボトルも入れて無いし『なんだろな?』と思ってたらーーー
『お客様、スプレー類などは手荷物として機内には持ち込み制限がございまして、コチラのモノが・・・』と、
ハブノックがめでたくひっかかった☆
それは確かにひっかかりそうw
ガス缶だし、よくよくラベル見ると『危険等級Ⅲ』とか書いてあった^^;
ついついうっかりちゃんです☆
それでも『手荷物お預かりでしたら大丈夫だと思いますので^^』と、番号札渡されたので一安心。
とりあえず預けに行くことにした。
ハブノックちゃんとしばらくお別れっすね^^;
実は、オイラってば『初めて手荷物を預ける』のだ^^;
なんせアンタの旅行はいつも手荷物は出来る限り軽量だもんね。
ついでに奄美大島まで乗り継ぎの手配と荷物の持ち越しも手続きしてもらった^^
オイラ経由地の那覇空港までのチケットしか手続きしてなかったので^^;
なんでだよ
いや・・・乗り継ぎも実は初めてだったのだw
いつも一旦、経由地の空港を出て、わざわざもう一回入りなおしてたからw
なんてメンドクサイことを・・・^^;
空港内を見物したいなあ~とか思っちゃう人間だからしょうがないのだw
---このままさっさと保安所に戻っても良かったのだが、空港ロビー内にオレンジ色の光が差し込んでることに気づき、
思わず外まで出てしまった。
なんでよ?
初日の出がただ単に見たかったってだけさ^^
保安所抜けるとガラス越しにしか見えないし、せっかくだから^^
その後は、番号札を持っていけば保安所を優先的に抜けられると言うことを聞いたので、
ずららーっと並ぶ行列を掻い潜って特権階級のように別口からさっさと通過です☆
いや、ひっかかってなければとっくに通過してたんですがねw
その後はーーー
100円入れると10分ネットが出来るPCで現地の天気なんか見たり、
時間もあるのでみんなのブログへと『あけましておめでとう』などのご挨拶まわりをして時を過ごしてました^^
そしてーーーいよいよ搭乗開始。
『那覇行き』のジェットに潜り込む^^
勿論、座席は外を眺めたいから窓側です!
・・・むう。今回予約で指定した座席の窓が傷だらけだったことにしばしシビレてたよおおォおおォォ・・・^^;
よーく見ると、窓ガラスに細かい点々がいっぱいありますな^^;
まあしょうがないよな^^;と思うと共に、
『雲の中で氷の粒と常に闘ってる飛行機ってやっぱりすげー』と、思うことで納得しました^^
そ・し・て、いよいよ大好きなG体験と共にフライトです☆
フライト時間約2時間半、
無事に那覇空港到着☆
もうだいぶ見慣れた空港になっちゃいましたね^^
そこからはーーー
バスに乗って、駐機場で待ってる飛行機へと向う^^
与那国島編以来のRACですな^^
こっちの人たちはRAC(琉球エアコミューター)とは呼ばず、
通称『ラック』と言ってるよね^^
沖縄の離島間では大変重宝するJAL系列の企業さんだ(いつもいつもお世話になってますっ!☆)
今回の座席の窓は非常に良好♪ 傷も全く無く景観もよさげっす☆
いや・・・あのお・・・おもいっきし車輪とか邪魔な席じゃんかお^^;
バカだなお前さん! この車輪がグイイイイイイン!ギュオオオオオオオオ・・・・って翼の中に取り込まれる瞬間こそ至極なんじゃないかあ!
ジャンボとかふっつーの飛行機じゃ、そんなん見えないんだぞ!!??
いえ、まったくそんなん興味ないし☆
小型機独特のG体験を満喫しつつも沖縄本島上空をUターンの空の旅。
目指すは鹿児島県っぽくない南の島
『奄☆美☆大☆島』
もう、ワクワクですw
『ぐわーーー!やべー。あれ徳之島?』『アレ沖永良部島じゃね♪』なんて、
南の海にぽっかり浮かぶ島々を窓越しに指差しつつ、
ホッペをべったり窓に押し当てつつも眼下を見下ろしてはしゃいでいましたw
するとーーー
『お客様^^ コチラをどうぞ^^』と、
綺麗なキャビンアテンドのおねーさまが一個の瓶をボクに手渡した。
泡盛?
お正月ってことなんだろうね^^
この期間に搭乗されたお客さんに配る、泡盛の小瓶のサービスをいただきました☆
そういうの何か嬉しいっすねw
酒だしオイラ的には最高の頂き物っすよ!正月旅行バンザイw
ラックさんありがとー♪ オイララックさん愛してるよ!
---フライト時間、約50分。
小型機は着陸の逆G体験こそ真骨頂!と言わんばかりの、まるで飛行場につんのめりそうなくらいの着陸に、またもやアドレナリン沸きまくり☆
(つんのめるって、方言じゃないよね? つまづくって意味なんだけどどうなのかなあ)
プロペラが静止していよいよ屋外に飛び出した。
ボクにとって、初めての『鹿児島県参止!』である。
そして見上げた空は
素敵な青空だったよ^^
厄年なのに良かったわねw
厄年いうな! オイラけっこーびびってるんだからw
でも与那国島編以来の素敵なお出迎えですなあ^^
姫島編はちょっぴり曇りがちだったけどねw
『いもーれ奄美!』『どういたしまして奄美ちゃん☆』
“いもれ”奄美大島弁で『ようこそ^^』とお出迎えを受けたオイラは、いつものよーにふつーに外へと出るところでした。
・・・ああイカンイカン^^;
ハブノックちゃん、忘れてるよ!
そう。慣れてないもんだから忘れかけてたよ^^;
というか、初めてやってきた島にウキウキしちゃって脳内からすっぽり抜け落ちてた^^;
『ココから先、一旦出ますと戻ることは出来ません』と書いてある自動ドアの注意書きを見て思わずハッとする。
やべ、ハブノックちゃん忘れてたw と。
次々とベルトコンベアーに載ってやってくる荷物たち。
なんか皆、すげー大荷物を待ってるから、ちょっとばかし自分の小荷物が恥ずかしくなっちゃったぞいw
そしてーーー
皆が次々と自分の荷物をうんしょ!とか、どっこらしょ!って掴むのを見ていたのだが・・・
オイラのハブノックちゃんらしきものが全然こないんですけどっ!
もしかして飛行機乗り継ぎでの手荷物トラブル発生ですか!?
オイラ、基本ビビリだからさ・・・。貴重品とか自分の肌身から離れるようなことって、極力避けるタイプなんだよね^^;
居酒屋やラーメン屋さんに行っても基本、荷物を背負ったままとか膝の上に置いたりとかする人間だし・・・。
だからこそ、手荷物お預かりとかあんまり好きくなかった。
(ちなみに財布を失くした事とか一度も無い。鍵とかそういう類もほとんど無い)
ああ・・・ここでやっぱり厄年かあ・・・って嘆いた。
厄年はあんま関係ないと思うんすがw
す・る・と・だ・よッ!
もうそれぞれのお客さんが自分の手荷物をさっさと受け取って寂しくなっちゃったベルトコンベアーに
こんな箱が流れてきた・・・
その中にハブノックちゃんを見つけて大歓喜☆
無事に君とめぐり合いです☆
(正確には剥きだしではなく、小さい段ボール箱に詰めてもらってました)
感動巨編っすね!
割と普通だと思うなあ・・・
ま、そんなこんなでドラマティック?に奄美大島空港に無事到着☆
いざ、ここから、
『奄美大島での二泊三日のベースキャンプ』となる宿屋にレッツニャー!
まだまだ奄美大島物語の序章と言うところですが次回へと続く^^
まったく話が進んでねーw
ここまで読んでくださりありがとうございました^^
記事を書き上げただけで皆様の所へは今すぐご挨拶に伺えそうも無いですが、
7日に休みを頂けたので、
酔っ払ってなければ年頭のご挨拶や、ブログ訪問できるかもですw
そこんとこヨロシクっすw
第639話『オイラ蛇キライなんだよっ!』ハブノック&ポイズンリムーバ&近況報告 [島旅]
まずは近況報告と行きますか^^;
ええ、忙しいっすw
毎年居酒屋ってのは若干クリスマス前後は稼動が落ちるんですが・・・
(理由としては、クリスマスに会社の忘年会はやらないようで宴会予約も減るし、カップルはこの日ばかりは居酒屋を敬遠気味だし。・・・そもそもクリスマスにカップルで塩辛やホッケは食わないよなw)
今年は宴会もあるしカップルもフツーに来た^^;
多少落ち着けると踏んでいたんだが誤算だったようで^^;
最近は、なるべく早く寝て体力の回復に努めている次第であります。
ま、だからといってあまりにもブログを放置するのも寂しいので、休日の大晦日前に一回くらいは更新しておこうかと、
一日数十分程度かけて、コツコツ記事を書いてました(泣
さて、休みも無くロケハンも無理でしたので廃村さーくるなどの物語は封印で来年以降に回すとして、
今日は正月旅行の島旅のお話をちょっとです^^
ではでは第639話スタートです☆
今年の夏に会津に行ったじゃない?
湯野上温泉でしたねえ~
実はさあ・・・、あの時にブヨに刺されて足がパンパンになったってのを報告したよね。
あの時の患部が未だに治らないんだよ^^;
マジで!?
寝ている間に掻き毟ってるみたいでさあ、未だにずっとカサブタできとる^^;
半年経っても痒いのよコレが^^;
ブヨ恐るべし!
廃墟や野山に行くのはいいのだが、オイラって害虫対策とか全然していかない人間だしねえ。
マムシとかそういう類もあんまりキニシナイデ突入してたよ^^;
藪に突入するならそういうことも徹底しないと危ないことになりかねないわね。
そして今回というか次回、オイラは『奄美大島』に出かけるわけなんだがーーー
そこには『ハブ』がいるわけです。
今回の島旅の最大の難敵ですね^^
今まで沖縄方面に何度か出向いてたご主人様も、たまたまハブが生息しない島だっただけですしな。
でも毒蛇がいるって言っても普通に観光してれば平気なんじゃないの?
普通ならなw 変なとこ行かなければ被害も少ないと思う☆
(変なとこ行くつもりだよこのオッサン・・・)
まあ~今回、日数もあるしジックリ時間掛けて寄り道してみたいと思ってるので、
それなりにハブ対策をしてみることにしたってワケです。
---死にたくないしなw
(現在はハブ毒で死に到るのは稀ではありますが、出血毒と言って、じわじわと痛みをともないながら細胞組織を破壊する怖いヘビ毒でもあります。
最悪、壊死した細胞を切断。なんてことも^^;)
そんなわけで、このクソ忙しい最中、
出勤前に、オイラ御用達のアウトドアー専門店に寄り道してきたのである^^
そこでいくつか物色。
出勤前の腹ごしらえってことで(ランチを目一杯食っておかないと、まかない飯を食う暇も無い!)
ステーキ&ハンバーグ(ライス・スープおかわり自由)を嗜む。
昼から豪勢やね。マジで^^;
ボーナス出たからなw
・・・と、そんなことは置いておいてだ
さっそく先ほど物色したものをお見せいたしやしょう^^
まずはコチラ↓
何これ注射器?
うんにゃ。注射と言うよりは『毒を抜く』ほうかね。
ポイズンリムーバと言う毒を患部から吸い取る道具だね。
とは言っても応急処置ではあるけれど。
無いよりはあったほうがいいくらいの物ですなあ^^
いいんじゃね?すぐに医者に掛かれない状況もあるだろうし、いくらかでも毒のまわりを遅くできそうならばまあOKだろ^^
---んでもって、もう1個購入したのがコチラ↓
ハブノック? もしかしてこれでハブ退治できるのォ???
結構強力なハブ殺傷スプレー・・・らしい。
基本、ハブを目視できたら迂回して逃げたいとは思ってるんだが・・・
ハブは結構、攻撃的らしいので、やも得ない場合ーー
コレを使ってみようかと思います^^;
こんなものまであるのね~
でも正直これくらいじゃ、不意にハブに近づいた場合はどうしようもできませぬな^^;
本当はな? ハブの牙を通さないスネークアーマーなるジーンズやズボンの上から履く防刃ウェアも売ってましたよ。
でも値段たけーんだよコレがw
だからやめといた☆
ボーナス出たし有馬記念も取ったんだからそのくらい買っておけよw
命も大事だけど お金も大事だからしょーがないでしょw
(3万~)
まあ・・・ハブとのバトルの武運長久を祈ってるわ^^;
ここでお話終りでもいいと思ったが、ハブとは関係の無い写真も幾つか撮り溜めていたので、
その写真を数点ほどオマケ画像でウッピです^^
(基本、なんか気になったものは携帯のカメラでパシャパシャ撮る人なので)
お!クリスマスケーキじゃんかおー^^
毎年、クリスマスに社長がケーキを配ってくれるんです^^
イベントごとにはだいぶ縁遠くなってはしまいましたが、それでもなんか嬉しいよね~^^
あれ?でもあんた・・・モンブランとか苦手じゃなかったっけ?
せっかく頂いたんだし~・・・食べましたよ勿論^^;
栗のうにゅうにゅしたところが全然乗っかってない部分を切り分けていただいたw
(社長ゴメンナサイw)
天津甘栗や栗ご飯とかは好物なのに不思議ですな^^;
いや、甘味のあるものに更に甘味を加えてるのがオイラには不得手なのだよ^^;
あんまり甘党じゃないしねアンタ。
次の写真は・・・まあ~どうでもいい写真なんだけど、まあ見てチョ☆
あらあら・・・大根の梱包ダンボールにも萌え絵ですかw
最近多いぜ^^ 出勤してきてまずは荷物の搬入や整理が仕事なんだが(うちは、一階から地下へ荷物をおろさなければいけないのだ・・・^^;)
たまにこんなのを見つけては、ほっこりしてるよ^^
フツーの人なら『なんだよこの絵は^^;』って思うだろうケドね。
オイラ的には『可愛らしい絵だな~^^』とか『農家さんやJAはおもろいことやってんね~♪』って感じかな^^
(ちなみにこの“犬猫ようこさん”ってのは、茨城県の絵師さんらしい)
じゃ、お返事やら訪問は期待しないでくださいね。
記事書くだけ書いて、放置プレーだと思いますのでそこんとこヨロシク!
ではではラストスパート頑張って参りたいと思いますですよ~!
第629話 宇佐これ!vol①『大分県宇佐市海軍航空隊遺跡これくしょん☆』電動アシスト自転車初体験とか [島旅]
『戦争も紛争も無く、領土が増えるっていいよねえ~^^』
なにかと戦争の火種になってしまうのが『領土問題』
そりゃそうだ。人間と言うか社会、国を発展へと導く土台ですからね。
広ければ何かを作り出す可能性はグンと広がるわけですよ^^
リンゴも梨も桃も、同じ狭い鉢植えじゃ育ちません。
人が人を豊にするために『土地』を欲しがるのは古来からの自然な欲求なのかもしれませんね。
とはいえ、成熟した現代の国家間は『今の国境の線引きでいいんじゃね?』となってるわけです^^
国連は一国が武力を行使して他国の領土を占有するのを禁じているし。
・・・今ある国境でいいよねえ?日本はさ(北の4島はノーコメでお願いします。あ、日本海の方は返して欲しいかなあ^^)
南の方もその国境を脅かしてる国もあるけどさ。どことは言わないけどw
正直、現状でいいんだからほっといてくれないかと思ってるんだが、どうもあちらさんは野心家のようですね^^;
これから先、多国間での不穏な何かは望まない。
ただそっとして欲しい。ただそれだけ。
近頃、ボク的にちょっとワクワクしちゃう出来事が日本の南方で起こった。
そう『小笠原諸島沖の西ノ島近辺での海底噴火』です☆
東京から約1000キロでの物語。
日本では約27年ぶりの『新島』誕生か!?ってな感じのニュースです^^
(25日現在、火山弾をふっ飛ばしつつ、まだまだ衰えは無くイケイケガンガン!だそうです^^ 島の大きさは特に変化無し)
海にポツリと、そしてドドドーーーーン!と島が形成されていく様はたまりませんね☆
領土が増えるとかそんなんじゃなく、自然って地球ってやっぱスゴイ!って実感します^^
(ちなみに噴火してるニュースはお酒飲みながら何十回と、うっとりしながらリピートして見てましたw)
ーーーさて、
今現在リアルないざなぎ・いざなみの『国産み』を堪能しているわけなんですが、
ボクは神話に出てくる国産みのひとつである姫島から本土へ帰る事になった。
そう、強行一泊二日の二日目の物語がここから始まるのです。
第629話、『宇佐これ!』スタートです☆
女将さんと仲居さんのお見送りを受けつつ早朝、安西旅館を飛び出したオイラ。
この姫島を名残惜しく思いながら周囲の景色を目に焼き付けつつ、姫島ターミナルまで歩いた。
(ありがとうございました!と、かっこよく手を振ってサヨナラしたにもかかわらず、あれ?港はどっちだっけ?と、旅館前で右往左往してたら女将さんに『あっちです!あっちw』と言われてしまったのはご愛嬌w)
そしてまだまだ出航までの時間はあるなと思ったオイラは周辺をグルグルと歩き出す^^
展望デッキに登ったり。
港に停泊してる船をのんびりと見て周って時間を潰していました^^
そしてそして今回はここで、ジャジャジャーン☆ってな感じでお土産紹介しちゃうぞー^^
姫島車海老せんべいと、きつね踊りをモチーフにしたおまんじゅう^^
ちなみに職場のスタッフに配って、おいらは味見もしなかった^^;
結構お土産買ってきた人ってそういうものよね~^^;
でもコレだけは↓自分用に買って帰ったので美味しく頂いたよ^^
よくある黒糖のかりんとうじゃなくって、白糖ベースで車海老ちゃんのエキスが入ったかりんとうです^^
そんなに甘いわけじゃなく、かつ味の深みがあって『酒に合う』かりんとうでした^^
さ!名残惜しいがいよいよフェリーも入港。
リターントゥマイセルフのお時間です^^;
フェリーに乗り込んで、楽しい時間をくれた姫島ちゃんにバイバイしつつ、
伊美港へと向ったんだ^^
夕景の海のキラキラもいいが、朝のこれから始まりそうな海のキラキラもいいよね☆
そして20分ほどで、ようやく大分本土へ無事帰着。
ここからどうすんの?
確か、帰りの飛行機は大分発→羽田便の最終でしたよね?
そのフライト時間は何時よオッチャン。
夜7時過ぎだねえ。今現在午前10時過ぎ。
めちゃめちゃ時間残ってるやんかw
本当は姫島の巡れてない場所をまわるのもいいとは思ったサ。
でもここ『大分県』は、色々と魅力満載なのだよ^^
出来ればせっかくここまで遠出したんだし、大分県本土を堪能してみたいじゃないか♪
と、いうことは
やっぱり
温泉とかっすか☆
そんな『大分ならあたりまえ』な事して、どうすんだよ^^;
いや別府に湯布院じゃんかよw
そんなんは温泉ブロガーさんや旅行カテゴリーの住人にやらせときゃーいいのだよ。
オイラは自分の趣味で、ここ大分県を駆け巡るのみだ!
---っちゅーことで、さっそくここからバスで移動です^^
というか、バスしか選択肢ありませんw
ローカルでのほほん路線な割には、意外と接続の良い大分国東バス事情☆
あっさりとフェリー着港から数分で目的地へのバスへと乗り込めたのだ。
目指すは大分県、国東半島の北の付け根の都市『宇佐市』だ^^
バスに揺られること一時間少々。ようやく宇佐駅に到着^^
なんか随分派手派手しい駅ねw
ここから目的の場所へは一駅。
構内に入って時刻表見つめていたら、ボクに気づいた駅員さんがさっと声を掛けてきて、行き先までのレクチャーを懇切丁寧にぜ~んぶしてくれました^^
実にありがたいことです^^
まったく土地勘も無いところで手解きされるのは、とてもありがたいわね^^
今回は本当、旅先で迷った時の人の親切のありがたみを感じたね^^
(姫島で旅館がどこだか分からなくてウロウロしてたら声掛けてくれて道案内してくれた、おばあちゃんとか^^)
アナタも困ってそうな人が居たらそうしなきゃね^^
うん。そう思ったしそう思わされたよ、改めて^^
USAと書いて宇佐☆
USAなら、アメリカって単語も脳内に出てくる人もいるんじゃないかな^^
さあ~ここから『U・S・A(アメリカ合衆国)』がこの宇佐市とあながち関係が無いわけじゃないってことを知る旅になるのは続きを見て分かってください^^
待つこと数十分。
たった一駅なのに、とんでもなくカッコいい電車がやって来たw
かっこいい~♪
普通の列車以外の、快速や急行に当たる車輌がこんなにお洒落だなんて、ちょっとビックリ^^;
九州恐るべし!と苦笑いですw
と言うことで~、やってまいりましたのがコチラ
『柳ヶ浦駅☆』
特急で一駅。というか隣駅(少々もったいないかな特急料金w)
ここにアンタが求めているものがあるのねえ。
どうせ廃墟とかだろ?マジで
な、ななななんで分かったんだ!?
付き合い長いし☆ というかここまで来たのに廃墟かよ
ここには一体どんなものがあるのですかな?
うむ。ここいらへん一帯は『宇佐航空隊遺構』なるものが多く残されているのだよ^^
廃墟と言うか戦争遺構なのね^^
神社仏閣なども多いところではあるが、どうしてもオイラ的にはこっちを見てまわってみたかったのじゃよ^^
さあ~とりあえず駅から飛び出したオイラは駅前の地図を覗き込む事にしたのだ。
するとだよ。ご丁寧にこの柳ヶ浦駅から遺構までのルートを案内する地図でした^^
ボクは前々から『徒歩』で巡ろうと考えていたのだがーーー
なんと地図の下記に『レンタルサイクルは駅構内売店でどうぞ^^』と掲載されていたのだ。
前情報ではレンタルサイクルがあるだなんて知らなかったので、これはありがたいと、さっそく駅の売店の綺麗な奥様に手続きをお願いした次第です♪
脚もゲットしたし、地図も写真におさめた^^
後はペダルを漕いで突き進むだけじゃ☆
そして一応紹介せねばなるまい、今回の相棒君を
別にいらないよチャリンコの紹介なんてw
ジャジャーン☆ 今回の相棒君は『ジャスタウェイ号』君っす^^
しかも人生初の『電動アシスト自転車』ですよ!
乗ったこと無かったのかよアンタw
お、おい・・・なんかバッテリーがついてんぞ・・・
し、しかも見慣れぬ機械がハンドルについてんぞ!
普通です☆
『バッテリーがなくなっちゃうから、スイッチオンしっぱなしにしないほうが良いですよ^^』と、綺麗な奥様に言われていたのだが・・・
いやせっかくだしどんなもんかスイッチオン!して漕いでみた。
!?
!?
うっひょひょ~!これは楽だw
何が楽かって、やっぱ漕ぎ出しはじめの瞬間の加速力だよねこれ^^
ぎゅいいいいいいん!ってな感じでペダル踏む力が全然要らんw
これはサイクリングが楽しみだぜ!
まあ・・・ええっと・・・良かったねオッチャン!^^;
この後は出だしで結構迷子になりつつも
地図あるのに迷子になったのかw
ようやく正規のルートに乗っかった^^
すると、目指す遺構とは違うのだがこんな看板を見つけたので思わず寄り道することにしたんだ↓
五百羅漢?
うん。なんかいっぱいお地蔵さんが居るところだね^^
駐車場にジャスタウェイ号を止めて、歩いて境内へ。
その奥には、ズラーーーーッて感じでオーケストラのように並んでたよ^^
じゃあ次行くか。
ちっとは説明しろよこのお寺をさあ~^^;
時間が無いからパス☆ 東光寺です以上!
五百羅漢を巡った後直ぐに、地元の高校『柳ヶ浦高等学校前』までやってきた。
本当はこの近くの路地に入ると『ある物件』がお目見えするはずだったんだが・・・
いつの間にか大通りまで出ていたw
要するに見逃したって感じです☆
そしたら怪我の功名?みたいな♪
航空隊遺跡の案内板を発見^^
さっそく手近な所から攻めることにした!
このへーベルハウスのへーベル君みたいなのは何すか?
これがまた不思議なもので『名無しの権兵衛』なんだよここ^^;
え?どーいうこと?
宇佐市ですらはっきりとこの煉瓦造りの建物がなんだったのかを認識してないのか、調べきれてないのか、
この建物の地図での紹介では『れんが建物』と漠然としたネーミングなのよお^^;
ちなみに落下傘整備所なる名前らしいよ?ここ^^
パラシュート降下隊施設跡ということですか。
残ってる資料が少ないのかね。魚雷調整室だったんじゃなかろうかとか諸説あったらしい謎の建物だったのだけれども、
今現在はおおかた落下傘整備所だったんだろうということになっているらしい。
四方の二面は住宅で、全体を見回すことは厳しいが、
見れる範囲でぐるりと見て回った^^
するとーーー
良く見ると外壁に穴ぽこがいくつも開いていた。
戦争遺構となると、やはりこの穴は機銃掃射の跡かなんかなんでしょうな。
そう。これは昭和20年(1945年)の米軍機による空襲の痕跡らしい。
(そもそも、空襲があったとか機銃掃射の跡とか分かってるのに、なんでこの建物が謎だったのかが不思議^^;)
この宇佐市っていったい戦争とどう関わってたのか気になるところね。
それは次回記事で簡単に説明しようかと思うぞよ^^
この話って続くのかよw
さあ~、ここから地図のルートに従って飛ばすぞい^^
---ものの数分で(いや一分くらい)
あたり一面、広大な田んぼに突き当たった。
見渡す限り田んぼ田んぼ。
その中に一際異彩を放つ小さな丘が見えたのだ。
せっかくなのでジャスタウェイを止め、田んぼのあぜ道を伝って近づくことに^^
なんなのここ? 変な入り口みたいなのが何個かあるみたいっすけど
形状から察するに、防空壕とかそのような類ではないですかな?
おいらもそうかな~と思ったけど、ここは『電信室跡』という場所のようだ。
通信・指令の重要な施設だし、隠れるように造ったのは防空壕と同じ理由なのかもな。
ーーーココまで来たので中もチラリと覗いてみることに^^
随分狭い天井ね。
瓦礫で埋まっちゃったんじゃないかなあ。
そして別の入り口からも覗いてみる^^
当時の物なのか後年に捨てられたのかよく分からんくらいに瓦礫やゴミで詰まってたねえ。
ここは市が看板で案内してる割には、結構保存状態もあんまりな感じなんですな^^;
うん・・・、実はな? 後で地図を見返して気づいたんだがーーー
ここは原則として立ち入り禁止だったんだ^^;
これは大変申し訳ないことをした^^; すみませぬ^^;
崩落の危険もあるし、迂闊に近づかないでくださいってことだったのね。
でも戦争遺構を紹介しているならば、もうちっと保存ありきの何らかな補修等をしてもらいたいところかなあ^^;
・・・ちょっともったいないかなと思います^^
市の懐事情もあると思うわよ?
地方都市の財政も、どこもかしこも芳しくないところでしょうしね。
さっ!ボクは再びジャスタウェイ号へと舞い戻り、
このどこまでも続きそうな田んぼのど真ん中を走り出す。
次回、宇佐これ!vol②へと続きます^^
ここまで読んでくださりありがとうございました^^
第628話 ちょっぴりイタズラなお姫様!大分・姫島編☆vol⑤『車海老1000パーセント!』 [島旅]
『なにが誤表示ですかねえ^^;』
日本語ってのはひとつの事象に対しても表現が多く、かつ豊で素晴らしいとも思うけれど、
時として『ずるい言い様』だなあ~なんて思ったりしますよ^^
“オブラートに包む物言い”の多さもこれまた日本独特の文化だと思います。
ま、相手も自分もなるべく傷つけない配慮。角が立たないようにとやんわりとってのが国民性ですしね(他の国と比べたらってだけです)
そして“ある程度”ならそこまで気にしない民族でもあったりしますよね(本当は内々に秘めているだけなんでしょうが)
だがしかし『食い物とか水』となると日本人も流石にキモチを押し殺したりはしませんよねえ^^
毒ギョーザや偽装コメ、狂牛病(牛の肉骨粉)ヒ素ミルク、産地偽装に異物混入事件。
まあ命に関わるから日本人に関わらず当然なんだけどねw
自国生産で食料を賄うには大変厳しい日本の事情です。
国土も平地も狭いし地震も多いし台風はやってくるし、何かと不都合ばかりの日本です。
かつての日本の一般市民の食文化はとてもとても貧相でした。
一汁三菜とか言いますが、そんなのすら贅沢だった。
おかずがあるなんて!と喜ぶくらいだ。
正直、茶懐石・会石料理が日本を代表する食文化と言われてもピンとこない。
今までの日本人の多くは、そんな洒落たもんなんて食ってませんよ^^
今は生活も豊になり、食も飽和で、少し頑張ればいくらでも美味しいものを食べれる世の中ではあるけれど、
それでも、『だからこそ』食のありがたみは日本人のDNAレベルでどこかにきっと残ってると思います。
残ってないと思うなら親が教えろ。もったいない・ありがたみの精神は絶対に欧米や中国よりマシ。
・・・ええっと、ここまで書いてきて何が言いたいのかよくわからなくなっちゃいましたが、
なんか定期的に数年に一度の感覚で毎度毎度起こる、食品関係の偽装・偽称問題にはほとほと嫌になっちゃいますよね^^;
特にやっちまった側の対応には毎回毎回ねえ^^;
ひとつのホテルが発表したら『実は俺も俺も』ですよ^^;
あまつさえ誤表示・誤表記ですよ。
まるでつい『うっかり』みたいなニュアンス。
んなことあるかぼけーw
分かっててやってるに決まってるじゃないですか。
食品管理・発注の人間が食材の注文で、うっかりミスをずーっとするわけが無いw
飲食に勤めている人間が知らないわけが無い。
ありえないけど新人の若手にメニューを書かせてるとか、料理人とホールや支配人・経営者と話がうまく繋がってないとかもあるでしょうが(むしろ結託している)
少なくとも料理人は絶対に嘘をついているわけです^^
明らかに分かっててやった完全に『詐欺』ですよね☆
犯罪です^^
こういうのはガンガン文句言ったほうがいい。
言ってくれた方がいい。
ボクとしても気が引き締まるし、
結局はお客さんが本当に求めていた料理を疑いなく安心して食べれることに繋がってくるわけですからね^^
---さあ、タイトル前の前口上はここまでです。本編へと参りましょう^^
え?長すぎて既に挫折しそうだって?w
ならば写真だけでもスクロールして見て行ってくださいな^^
なんてったって今回は『島旅メインのお食事編』ですから♪
ではでは第628話。姫島車海老100パーセント、スタートです☆
さあ~この後は宿屋でお食事タイムだと思ったのだが、どうしても気になっていたところがあって、自転車返しがてら寄り道をしました^^
もういいよ~^^; はやくご飯見たいんすけど^^;
姫島郵便局。なんかかっこよくね?
渋い郵便局ですなあ。
それよりご飯見たいんすけど。
今も現役なんでしょうか?
いいや、ふつーに新しい郵便局あったぞい^^
そしてそのお隣さんが『姫島庄屋古庄家』だ^^
昔の庄屋さんの跡ってこと?
そんなことより車海老・・・
天保13年からの歴史のある古庄家(こしょうけ)さんのお屋敷跡だ^^
せっかくだしね、入ってみようよ^^
車海老ぃ~
立派な外観だのお~^^
では中も入れるらしいので突入してみようか^^
もう充分だよ。はやくご飯見たいんすけどお^^;
中は電燈も無く真っ暗で何もみえなかったのだが、カメラの力は偉大だね^^
フラッシュ焚かなくても割とくっきり写ります(ISOバンザイ!)
昔の農機具やら生活道具なんかが展示されていたみたいだね。
みたいだねってアンタ^^;
いやマジで写真撮ってから初めてこんなふうになってるんだなあ~って驚いたんだから^^;
せっかくなのでこのまま裏手に出て庭園を見に行くことにした。
もういいよ庭なんてw
これは井戸でしょうかね?
蓋してあるけど多分そうじゃないかな。時代考えると木枠の井戸が相応だと思うんだが、後年になって煉瓦に作りかえられたのかね?
とは言え、ここでも煉瓦ちゃんに会えて嬉しい☆
と言うわけでようやくグルっと一周です^^
ではでは自転車返却して宿屋に戻ろうか^^
やっとかよw
宿屋に戻ったオイラはひと風呂浴びようと思ってたんだが・・・、
他の宿泊客が順番待ち状態だったので食事前は諦めることにした(というかこんなにお客さん泊まってたのかよ^^;)
仕方が無いのでテレビ見て時間つぶし。
するとーーー
『トントントン!---失礼いたします^^』と、お盆を持った仲居さんがやってきました。
さあ!いよいよご飯タイムです♪
待ってました!
テーブルに一つ一つ増えていく料理たち。
中でもやっぱり目を引くのはコチラだよね↓
ぐおおー!車海老ちゃん登場っす!
これは生きてるの?
勿論^^ 氷で多少動きをにぶくはしてあるが、
『早めに食べませんと、飛び跳ねてどっかいっちゃいますよ~、ウフフフ^^』と仲居さん^^
間違いなく誤表示でもなんでもなく車海老ですなw
あたりまえだぜ!
ま、ここで食べ物ばかりじゃいけません。なんせ自転車に乗るからって、ずーーーっと、ずーーーーーーーーーーーーーっと我慢していたーーー
ビールで乾杯ですよ^^
お疲れ様^^
我慢した分、おいしかったねえ♪
さ!もう一度順々に紹介していこう^^
これは『車海老しゃぶしゃぶ』だ^^
車海老はまだまだビクンビクン動いていて新鮮そのもの。
海老の頭をまず昆布だしの中に投入して海老の出汁が出てから野菜達を入れてくださいとのことだ^^
車海老出汁しゃぶしゃぶってことっすね☆
前菜3点と、そしてお待ちかねのーーー
車海老踊り食い☆
ちょっと殺生で申し訳ないけれど、ブリンブリンと必死に逃げ出しそうな車海老ちゃんを一掴み。
頭をもぎって、殻を外しーーー
そのままワサビ醤油にチョンチョンして、パクっと頬張った☆
口の中でプルプルと動き回る車海老ちゃん。
うわー残酷ー
でもめっちゃプリプリで、かつ、あま~~い♪
残酷だが非常に美味しかったねえ^^
その後もーーー
車海老の塩焼き☆
定番ね^^
更にコチラ↓
海老の頭から出たお出汁にさっと車海老をくぐらせて、カボスポン酢にチョチョンのチョンして、
車海老しゃぶしゃぶを堪能です。
勿論うまうまです☆
塩焼きを堪能している辺りで仲居さんが再び登場して、
『先ほどの剥いた殻と頭は、板さんにお願いしてカリッと焼いていただきますか?^^ お酒のおつまみにはぴったりですよ^^』っておっしゃるものですからーーー
是非ともお願いしまっしゅ!と、お願いしました^^
ですよねー☆
コチラは車海老しゅうまい^^
海老の身がちょっとしかないような・・・
いやいやいや。グリンピースとはわけがちがうぜ。
中まで身がブリン!って入ってたぞい^^
(というか、これが一番お気に入りですw 数多く食いたかったねえ~^^)
その後は地元の日本酒に切り替える。そりゃそうだ。
美味いものが目の前にあるんだから酒が進む進む^^
エビフライも登場。
いやありきたりじゃんか。
バカいうな!車海老のエビフライがありきたりであってたまるかよ^^;
そういわれればそうよねw
そしてここで仲居さんが『鬼殻焼いてきました~^^』と、パリパリになった車海老の剥いた殻が登場!
そして更にーーー
『女将さんからサービスです^^』って、もう一品頂いた^^
そしてそしてここから終盤。
車海老のお澄ましに~
車海老の乗っかった炊き込みご飯が登場☆
本当に車海老づくしなのねえ^^
その後はもう良い気分になって、大分と言ったら麦焼酎だよねってことで焼酎に切り替えて飲んでました^^
お腹もすっかり満足☆
さてこの後どうしようかなあ~と思っていたのだが、
寝ないでここまでやってきたこともあってか、いつの間にか爆睡していたらしい^^;
起きたら朝でしたw
まあ一泊二日で大分くんだりまで来たことを考えると、無理も無いことかもしれませぬなw
いつものお約束よね~^^
ザ・朝食って感じのお食事をたいらげたあと、ボクは早々に身支度を整えた。
この後の時間をフルに使うためには名残惜しくとも早出をしなくてはいけなかったからだ。
ボクは部屋の鍵を床の間において次の旅路へと向った。
ここまで読んでくださりありがとうございました^^
次回は姫島を飛び出して『宇佐これ』です^^
宇佐これ? 意味がまったくわかんないっす^^;
それは見てのお楽しみ☆